
古くからの常連でDJの中澤雄二さんから応援メッセージが届きました!
このメッセージを読んで改めて思ったのが、このクラファンは土佐屋を守るのはもちろん、音楽文化を守るための活動でもあるということ。
共にお祝いの乾杯ができるよう、全力で駆け抜けます!!
DJ 中澤雄二さんからの応援メッセージ
80年代の終わりから90年代にかけて、都内でDJをしておりました。土佐屋さんとの出会いは、私が静岡県焼津市で行っていたDJイベントに通ってくれていたお客さんから教えてもらったことがきっかけです。
その方は下田に定期的に当番医として診療所に通っており、訪れる際は必ず土佐屋さんに立ち寄ると絶賛していました。
その後、ほどなくして訪問の機会があり、お邪魔しましたが、まずはその佇まいに感動しました。
そして、薄暗い店内に入ると、ソウル名盤が飾られた店中の様子や豊富なメニュー、音楽好きのお客さん、陽気なマスター...どこをとっても評判通りのお店で、夜更けまで楽しく過ごしたのを今でも覚えています。
その後、DJとして選曲をした際にも、お客さん全員からお店への愛情をひしひしと感じました。
さて、今回、老朽化による改修とリニューアルを目的としたクラウドファンディングを知り、迷わず協力の手を挙げました。これは、歴史ある建物の保存という側面だけでなく、70年代以降のソウルミュージックを気軽に楽しめる素晴らしい場所を守る意味もあると思っています。
昨今、ディスコ界隈の現役世代は減少しており、首都圏からも常連さんが訪れるようなソウルバーが静岡県内にあるという事実を、ぜひとも保存したいと強く感じています。土佐屋さんがずっと続くことは、ソウルミュージックが酒場で生き続ける可能性を残すことだと思っています。
たくさんのファンや今回土佐屋さんを知ってご支援いただいた方々と、お祝いの乾杯ができる日を心から願っております。
DJ 中澤 雄二



