
「お金や投資を学べる絵本を全国の図書館に!」プロジェクトの進捗報告です。
絵本の内容について、塚本俊太郎さまと打ち合わせ、絵本作家のおーつぼっくすさまにラフを描いていただいています。
今回は、第3巻(投資がテーマ)のご紹介です。ついに、投資の話が出てきます!

株式投資をする場合、証券会社の口座にログインして、ボタンをぽちっと押せば株の売買ができます。
そのため、なぜその会社が株を発行して資金を集めているのか、あなたが投資したそのお金がどう使われているのかを想像する人は少ないでしょう。
「投資はお金を増やすための手段」としてしか紹介されていないのです。私はそれをとても残念に思っています。
投資で稼いでいる人に対して、「楽して儲けてる」という視野の狭い評価がされることがありますが、投資ってそういうものではありません。

自分が出したお金を会社がうまく使ってくれて、「お客さんが喜んだら」それが利益となり、投資したお金が増えて返ってきます。つまり、社会貢献になるんですね。
また、投資はリスクがあります。

こんな感じで、会社の努力とは無縁のところでも売れ行きが悪くなり、株価が落ちることがあります。
リスクを取って投資をし、自分のお金を社会に役立てることでお金が増える可能性がある。それが投資です。
リスクを下げるための方法もやさしく説明しています。

この絵本は幼児~小学校低学年向けです。なぜそんな小さい子に投資を教えるのか、ですが、幼少期に得た情報って無意識下で価値観に影響を与えているからです。
ノーベル賞を受賞した偉い人が、5歳までの教育が人生に大きな影響を与えるという研究結果を発表しています。
幼少期から投資に触れることで、貯金のように身近なものになってくれたらなと思います。
さらに、自分へ投資することについても触れています。この流れ、絵本作家のおーつぼっくす様が考えて下さったんですが、最高ですね!

お金に働いてもらうのもいいけれど、やはりなんといっても自分自身を磨くのが最もリスクが低く、自由に生きる選択肢を広げてくれます。
ぜひ、親子で投資や自己投資について話してほしいですね♪

原作では、「インデックス投資」「長期分散積立投資」まで踏み込んで書いていたんですが、塚本俊太郎さまより、小学校低学年では難しいとご助言頂き、投資の超基本のみを伝えるものにしました。
おかげさまで、とてもわかりやすく、かつ楽しいストーリーになりました!
私の実家は低所得の家庭で、いわゆる“貧乏”な暮らしをしていました。そんな環境だったからこそ、将来に不安を感じ、自然と節約家になり、早くからお金の勉強を始めました。
社会人になってすぐに投資にも挑戦し、コツコツと資産を築いていったんです。
そのおかげで、今では少しずつお金に余裕が持てるようになり、両親を海外旅行に連れて行ってあげられるようにもなりました。
どんな環境からでも、正しい知識を身につけて実践すれば、経済的な自由は目指せます。お金の不安が減ると、やりたいことにどんどん挑戦できるようになります。
だからこそ、もっと多くの人に金融リテラシーを高めてほしい。「お金のことがわかると、人生って意外と楽しい♪」そんな風に思える人が増えてくれたら、とても嬉しいです。
今後の活動としては、引き続き、商業出版へ向けて絵本の出版社さんにコンタクトを取っています。
その一方で、出版社を通さず、ハードカバーの絵本を作って学校や図書館へ配布している絵本作家さんに出会え、詳細を伺うことができました。
つまり、商業出版できなくても、この絵本を全国に広める道筋は見えました!!!
実は、商業出版できたとしても、絵本が書店に置かれてそれが誰かの目に触れる機会はとても少ないんですよね。
だからこそ、皆様の力が必要です。広めて頂いて、認知されてなんぼ。ぜひ、その時が来たらお力添えいただけると嬉しいです!






