
先日、LED関西ビジネスプラン発表会のファイナリスト選出審査会が無事に終了しました。
LED関西は、近畿圏を中心とした女性起業家・経営者を対象にしたビジネスコンテストで、今年は約700名の応募者の中から、まず30名のセミファイナリストが選出されました。
ありがたいことに、私もその30名に選んでいただき、その後、10名のファイナリストを選ぶ最終審査で、5分間のプレゼンテーションを行いました。
今回は、そのときにどんな内容をお話ししたのかを紹介させて頂きます。
私のプレゼンは、こんな問いかけから始まりました。
お金や時間に縛られることなく、本当に好きなことを通して社会に貢献できたらいいと思いませんか?
この問いに対する、私なりの答えと実体験をお話しする構成です。
住民税非課税世帯で育った私の原体験
私は、住民税非課税世帯で育ちました。父は収入が安定せず、大学生の頃は東京で一人暮らしをしながら、月3万円で生活していた時期もあります。
「このままではまずい」と思い、自分でお金のことを学び始めました。
お金を稼ぐ
お金を貯める
お金を増やす
これらを一つずつ実践していった結果、現在は投資収入を軸に生活できる状態を作ることができ、大手企業(シャープ)を退職して、本当にやりたいことに集中できる人生へとシフトしました。
私は特別な才能があるわけではありません。だからこそ、金融教育があれば、どんな環境からでも未来は変えられる。
そのことを、身をもって実感しています。
日本の金融教育が抱える課題
一方で、日本の金融教育には大きな課題があります。
日本の金融リテラシーはOECD加盟国30か国中22位
子どもにお金をどう教えればいいかわからない保護者が67%
高校で金融教育が始まったが、そもそも「遅すぎる」
研究では、5〜10歳までの環境やしつけが人生に大きな影響を与えるという結果も出ています。
英語やスポーツと同じように、お金の学びも幼少期から必要なのに、そのための教材が圧倒的に不足している。
ここに、私は強い課題意識を持ちました。
親子で学べる「お金の絵本」という解決策
そこで私は、自身の経験を活かし、「お金を稼ぐ・貯める・増やす」を親子で楽しく学べる絵本を制作しました。
この絵本は、
面白くてわかりやすい
読んで実践すると行動が変わる
という特徴があり、「1ヶ月で自由に使えるお金が4万円増えた」といった感想もいただいています。
Amazonではベストセラーを獲得し、元金融庁で高校金融教育導入を担当された塚本俊太郎さんに全面監修していただいています。
また私は、これまでお金に関する書籍24冊でAmazonベストセラーを獲得してきました。
絵本事業を「社会貢献」として広げる理由
この絵本事業は、単なる出版ビジネスではありません。
利益の一部を使って小学校への寄贈などにも取り組み、社会貢献型の事業として位置づけています。
そして今回のプレゼンで、特にお伝えしたかったのが販売パートナー制度です。
販売パートナー制度という新しい仕組み
この制度では、絵本の印税をほぼそのままパートナーさんに還元しています。
方法は2つあります。
① 卸販売モデルAmazon定価1,650円の絵本を、1冊1,000円で納入。→ 1冊あたり最大650円が利益。
学校・企業・団体への一括導入に向いています。
② Amazon紹介モデル専用リンクをSNSなどで紹介し、購入されると1冊あたり400円を還元。
在庫・発送不要で、誰でもすぐに始められる仕組みです。
この制度が成り立つのは、私自身が他の事業で安定収益を持っているからこそ。
なぜ、そこまでして広めたいのか
理由は、とてもシンプルです。
自分の子どもたちに、お金の不安がない日本を残したいから。
そのために、
金融機関・教育機関への導入提案
企業のCSR活動としての絵本寄贈
キャラクターやストーリーを活かしたコラボ
さまざまな展開を構想しています。
特に、お金を楽しく学べるスマホゲームなども、いつか形にしたいと考えています。
最終的には、教育委員会にお話しし、自治体単位で導入され、学校や図書館で当たり前に使われる教材になることが目標です。それによって、「お金の学びが当たり前」の未来を実現します。
お金は「ありがとう」の形
日本ではまだ、
お金は汚い
お金は怖い
お金は怪しい
そんなイメージが根強くあります。自分がお金を遠ざけているので、豊かになるのは難しいです。
本来、お金は誰かの役に立って「ありがとう」の証として頂くものです。
この正しいお金の価値観を、絵本を通して次の世代に伝えていきたい。
ぜひ 販売パートナー・コラボパートナーとして一緒に未来を作っていただけたら嬉しいです。
以上がプレゼンの内容です。パートナー様が増えたら嬉しいなぁ♪






