私たちの使命
「虹の架け橋プロジェクト」マーケティングリーダの井上敦雄です。これまで、ワンちゃんと一緒にもっともっとどこにでも行けるような世界を目指して、15年間「犬旅」をキーワードに活動してきました。その間、ワンちゃんネコちゃんを取り巻くいろいろな課題にも取り組んできました。
このプロジェクトでは、動物保護シェルターで働く方々の負担を軽減し、保護された命がより良い環境で新しい家族を待てるよう、縁組機会の創出と支援アプリを開発・運用することを目指しています。
日本では今、保護犬や保護猫を取り巻く問題が深刻な社会課題となっています。しかし、国や自治体からの支援はまだ十分とは言えず、多くのシェルターが限られた資源の中で日々懸命に活動しています。
この現状を変えるため私達は立ち上がりました。2025年6月から、全国各地の動物保護シェルターと連携し、「虹の架け橋プロジェクト」を通して支援活動を本格的にスタートします。
私たちの目的は明確です。保護犬や保護猫たちが新しい家族と出会える「縁組機会」を増やし、シェルターと支援者をつなぐ「支援アプリ」を開発・運用することで、動物保護シェルターで働く方々の負担を軽減し、すべての保護された命が温かな環境で未来を待てる社会を実現することです。
この「虹の架け橋プロジェクト」では、保護犬・保護猫たちに新しい未来を届けるため、全力を尽くします。1頭でも多くの命が輝くような仕組みづくりに取り組みますので、ご支援をよろしくお願いします。
なぜIT企業が動物保護に挑戦するのか?(虹の架け橋プロジェクトの概要)
当社はIT技術を使って、社会をよりよくするサービスを提供してきました。
そこで、当社が持つIT技術を活用して、一過性ではない、持続可能な支援の仕組みを作ることを決定しました。
これまで、政府や多くの自治体、ボランティアなどの努力により殺処分数は減少していますが依然として殺処分は0ではありません。動物を保護するため、全国各地で動物保護シェルターや保護団体が懸命に取り組んでいますが、資金不足や人材不足に悩む団体も多いのが現状です。
「ニュースで見たから」「災害が起きたから」「かわいそうだから」という一時的なアクションではなく、ずっと継続できる安定的な支援の仕組みをIT技術を使って実現する点が、これまでの取組との大きな違いです。
動物保護シェルターへの具体的な支援内容
1. 養子縁組機会の創出
2. 動物保護シェルター支援アプリの開発
3. 関係省庁への働きかけ
1. 養子縁組 ー機会創出の必要性
犬猫たちを譲渡する「養子縁組」の状況は、保護犬・保護猫を迎える文化が少しずつ普及してきており、年々、譲渡率が上がってきています。
令和4年度 犬猫引き取り数:52千頭、うち譲渡数:31千頭
出典:環境省 犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況
しかしペットショップでの購入が依然として主流であるため、譲渡率は100%にはなっておらず、保護動物が見過ごされています。さらには、保護犬や保護猫に対し、「問題行動がある」「健康状態が良くない」などの偏見が根強く、養子縁組の妨げになっています。このように動物保護シェルターの活動や保護犬・保護猫の現状が一般に広く知られていないため、社会的な支援が十分に得られていません。そこで我々が全国とのネットワークを活かし、
・ペット関連イベントや譲渡会を開催し、保護犬・保護猫と新しい飼い主との出会いの場を提供します。
・広報活動を通じて、保護活動の認知度を広め、多くの命が救われる環境を目指します。
2. 動物保護シェルター支援アプリの開発
みんなが楽しみながら支援のできるアプリを開発します。
募金機能について会員から募金を募る機能を搭載し、シェルターで必要なごはん代や動物病院代などに活用していただきます。
将来的には、AIを活用した機能や、ペットロスをサポートするサービスも展開予定です。
3. 関係省庁への働きかけ
環境省、農林水産省、都道府県の管轄部署などへ提案・協力を働きかけ、保護犬・保護猫を取り巻く制度や環境の改善を目指します。
動物保護シェルターの現実
神奈川県のシェルター運営歴10年のAさん
実は、路上に捨てられている動物は10頭のうち2,3頭です。
多くの動物が、飼い主の高齢化などにより入院等で面倒が見れなくなったり、飼い主の経済貧困により手放されています。
東京都のシェルターを営むBさん
慢性的に資金やスタッフが不足しており、寄付やボランティアに依存し続けている状況です。場合によってはシェルターに収容される動物が過密状態となり、適切なケアが行き届かないケースもあります。
養子縁組の現状とご支援のお願い
動物保護を取り巻く様々な問題を解決するために、私達ができることはなにか。
犬猫の殺処分を減らし、1頭でも多くの命が、暖かなおうちで暮らし、生を全うするためにも、自分たちの強みを活かしてできることは継続的にシェルターを支援できる仕組みづくりだと考えました。
「虹の架け橋プロジェクト」にご賛同いただければ、一時的ではなく継続的な仕組みを構築できます。
今も殺処分の順番待ちのワンちゃんネコちゃんがいる現実。1日でも早く支援の手を差し伸べる必要があります。そのためには、ひとりでも多くのご支援が必要です。
ぜひ一緒に、一歩先の支援モデルを確立していきませんか?
コメント紹介
IT関連企業 代表取締役 Cさん
このプロジェクトは絶対成功させるべき!
これまで、個別の動物保護シェルターを支援する動きはありますが、動物保護活動全体を支援する「継続的な」仕組みはほとんどありません。また、飼い主側でも動物保護シェルターを応援しようとすれば、都合のよい時にボランティア活動したり、余ったフードやおやつを郵送で寄付する、などの散発的な活動にとどまっていました。飼い主にも事前アンケートをとった結果、約30%の飼い主は何らかの形で保護活動を支援したいという意向を持っていることがわかっています。本プロジェクトを絶対成功させていただき、こうした飼い主の思いと動物保護シェルターをダイレクトにつなぐ仕組みになることを期待しています。
リターンについて
保護犬・保護猫たちの未来をつくる「仲間」になれるリターンをご用意しました!
プロジェクトに参加している「体験」や「一体感」を感じられるリターンを中心に、エコバッグやTシャツなど、日常で使うたびにこのプロジェクトへの思いを共有できるアイテムを選びました。使うたびに「一緒に頑張っている」という気持ちが湧き上がるデザインにもこだわっています。
さらに、リターンには支援者のお名前を掲載する機会を含めることで、プロジェクトの一員であることを形にします。支援してくださったことがしっかりと残り、活動状況を報告する中で「自分もその一員なんだ」と感じていただける仕組みを目指しています。
法人向けリターンについても、「支払って終わり」ではなく、プロジェクトのパートナーとして継続的に関わり、共に成果を生み出せる内容を中心に設計しました。たとえば、プロジェクト専用イベントへの協賛や、活動報告書を通じてCSR活動のアピールにもつながる特典をご用意しています。
虹の架け橋プロジェクトロードマップ
2025年2月末 クラウドファンディング終了
2025年3月から5月末 シェルター支援アプリ開発、支援するシェルター募集
2025年6月 シェルター支援アプリローンチ
2025年8月 20,000ダウンロード達成を目指す
2026年7月 シェルターへの支援月額3,000,000円達成を目指す
最後に
この「虹の架け橋プロジェクト」は、保護犬や保護猫たちに新しい未来を届けるための活動です。このプロジェクトが成功するためには、お一人おひとりのご支援が必要です。
個人の皆さまへ
保護犬や保護猫たちは、命の危機に瀕しながらも、新しい家族との出会いを心待ちにしています。あなたのご支援は、譲渡会やシェルター運営の一助となり、彼らに安心して暮らせる環境を提供する力になります。
金額にかかわらず、その一歩が彼らの命を救う大きな力となります。プロジェクトへの支援を通じて、ぜひこの社会問題の解決に一緒に取り組んでいただけませんか?支援者の方々には、限定グッズやイベント招待などのリターンをご用意しております。保護活動への共感を形に残し、未来への一歩としてぜひ参加してください。
法人の皆さまへ
社会貢献活動を通じて地域や社会に価値を提供することは、企業にとって重要な役割です。「虹の架け橋プロジェクト」では、法人向けの特別リターンとして、御社のCSR活動を最大限にサポートするプランをご用意しています。シェルターの運営支援、譲渡活動のサポート、さらに横浜市などでの保護犬・保護猫関連イベントでの企業名露出など、御社の活動を多くの方に知っていただける機会を提供します。御社とともに、動物愛護を通じた社会貢献を実現できることを楽しみにしています。
未来を変えるのは、今この瞬間です
私たちが目指すのは、すべての命が輝ける社会。これは、個人や企業の垣根を越え、全ての人々が協力することで可能になります。このプロジェクトの成功を通じて、より多くの命に新しいチャンスを届けられるようお力をお貸しください。
温かいご支援が「虹の架け橋」となり、保護犬・保護猫たちに希望を届けます。一緒に未来をつくりましょう。どうぞよろしくお願いします!
プロジェクトのさらなる詳細はこちらをご参照ください。
↓↓↓
https://www.hamatomocorp.com/rainbow-bridge-support
最新の活動報告
もっと見るNPO法人働く女性研究会 代表谷渕陽子様から応援メッセージをいただきました!
2025/02/19 15:04こんにちは、NPO働く女性研究会の代表の谷渕陽子です6年前から子ども食堂をやっています来てくれる子どもたちも30名近くになりました当法人はペット保護事業もやっています。里親探しの活動の支援や活動団体が運営できるよう支援にも力を入れています。殺処分0を現実のものとするために働く女性たちもこの活動を応援してくれています。虹の架け橋プロジェクトを心から応援しています。 もっと見るKDP 神奈川ドッグプロテクション 菊池代表にインタビューしました
2025/02/09 01:46このプロジェクトを応援していただいている、特定非営利活動法人 KDP 神奈川ドッグプロテクション代表、菊池 英隆様にインタビューさせていただきました。ぜひ、最新の現場の状況を確かめてみてください。このシェルターを立ち上げたきっかけは何ですか?KDPは2008年に立ち上げました。当時は私たちの収めた税金で動物の殺処分が行われていました。殺処分に対して黙っているのはそれに加担しているのと同じと思い、KDPを立ち上げ保護活動を開始しました。現在、どのくらいのワンちゃん・ネコちゃんを保護していますか?2025年1月現在で保護犬は53頭、猫が2頭で大きなブタさんが1頭います。運営していて、最もやりがいを感じる瞬間はどんなときですか?本当に要らないと捨てられる犬は10頭の中の2,3頭かな。飼い続けたいけどやむを得ない事情で、不本意ながら保健所に入ってしまった仔が多くて、犬のお世話をしていると飼い主さんの匂いがするんですよ。この子がどの風に飼われていてどんなに愛されてきたかわかるんです。例えばおばあちゃんが可愛がっていて、ずっと一緒にいたかったけど、ここに来ちゃった仔もいるんです。自分の犬が保健所に連れて行かれてしまったら、 「お願いだから殺さないで。」って思いますよね。僕たちはその仔を救っているけど、実はそのおばあちゃんも救っているんです。ここで元気に暮らしているよって・・・だから安心していいよって・・僕が背負って面倒見なければいけないのはこの活動なんです。元の飼い主さんの気持ちを支える責任感みたいなものがあります。だから会ったこともないけど、 「おばあちゃん。どう?これならこの子たちは幸せでしょ?安心できるでしょ?」と感じる時が、やりがい・・・かな。どんな将来像をお持ちですか?僕の夢は将来、KDPをつぶす事なんです。本来KDPがあるのが変なんです。もっと正確にいうと将来、KDPが無くても困らない世界にする事なんです。貧困問題や高齢化の問題もありますけど、本来NPO法人「KDP」がなくても犬たちが幸せな生活が出来れば一番いいんです。「虹の架け橋プロジェクト」の仕組みを知ったとき、どのように感じましたか?シェルター活動には光が無いといけないんです。虹の架け橋で、ここにいる仔達に光があたるようになればいいなと感じています。光にあたるという事はその分早く犬を救えます。神奈川県でいうと「殺処分0」施策が光だったわけです。「虹の架け橋」も光になると思いました。このプロジェクトがシェルター運営にどのように役立つと思いますか?保護犬活動を進めるうえで、虹の架け橋ともタイアップできればいいなと思います。一番期待している機能や支援は何ですか?実は和田さんが前に話していたAIを活用してのワンちゃんとのコミュニケーションを期待しています。シェルター寄付が増えたら、どのようにシェルターの環境を改善したいですか?老朽化した施設を修繕できたら嬉しいです。運営者として、このプロジェクトをどのように活用したいですか?米国ではNPO法人はいろんな方からの支援で運営されています。KDPもご支援によって成り立っている訳ですが、ご支援者のみなさんは大変な思いをして支援して下さっているんです。ですから将来的には自分たちも収益を生むような活動を「虹の架け橋」との協業関係の中で作っていきたいです。特定非営利活動法人 KDP 神奈川ドッグプロテクションの詳細はこちら↓↓↓https://kdp-satooya.org/ もっと見る知っておきたい!動物保護に関する法律とルール
2025/02/03 01:18日本における動物保護の法律は、年々改正され、少しずつ改善されています。しかし、まだ課題も多く、社会全体で正しい知識を持つことが、動物たちの未来を守るために重要です。今回は、動物愛護に関する法律やルールについて詳しく解説します。1. 日本の動物保護に関する基本的な法律日本で動物を守るための主要な法律は、「動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)」 です。この法律は、1973年に制定され、その後何度も改正が行われています。直近では、2022年の改正 により、ペットショップの規制強化や動物虐待への罰則強化などが追加されました。動物愛護法の目的動物愛護法の目的は、大きく3つあります。・人と動物の共生(動物が適切に扱われ、共に生きられる社会を作る)・動物の福祉向上(適正な飼養管理を行い、不適切な扱いを防ぐ)・動物虐待の防止(虐待を防ぎ、適切な取り締まりを行う)2. 知っておくべき動物保護のルールと最新の改正点① ペットショップやブリーダーへの規制強化以前は、ペットショップやブリーダーが劣悪な環境で繁殖や販売を行うことが問題視されていました。しかし、2022年6月の改正動物愛護法 により、以下のような新しいルールが導入されました。・販売する犬・猫の生後56日(8週齢)規制以前は「生後45日」で販売可能だったが、母親や兄弟と過ごす時間が不足し、社会性を学べないまま販売される問題があった。これを防ぐために、生後56日(8週)未満の犬猫の販売が禁止された。・飼育環境の基準強化犬猫を飼育するケージの広さや衛生管理のルールが厳格化。1匹ごとに決められた広さを確保しなければならない。・繁殖回数の制限犬・猫の繁殖回数に上限が設けられ、1頭あたり6回までと制限された(以前は無制限)。これにより、過剰な繁殖で母犬・母猫が疲弊することを防ぐ。② 動物虐待の罰則強化日本では、動物虐待に対する罰則が軽すぎると指摘されてきました。しかし、2020年の改正で以下のように罰則が大幅に強化されました。・虐待や遺棄の罰則が引き上げ動物を殺傷した場合:懲役5年以下または500万円以下の罰金(以前は2年以下の懲役または200万円以下の罰金)・虐待(暴力を加える、適切な飼育をしないなど):懲役1年以下または100万円以下の罰金遺棄(捨てる):懲役1年以下または100万円以下の罰金・犬猫のマイクロチップ登録の義務化2022年6月1日から、販売される犬・猫にはマイクロチップの装着が義務化。これにより、飼い主の特定が容易になり、迷子や遺棄の防止につながる。3. 自治体による動物保護の取り組み地方自治体でも、動物愛護に関する独自の取り組みを行っています。自治体ごとに異なりますが、以下のような活動が見られます。・「殺処分ゼロ」を目指す取り組み東京都や神奈川県など、一部の自治体では「殺処分ゼロ」を掲げ、保護犬・保護猫の譲渡を推進。一方で、地方ではまだ収容動物が多く、殺処分の問題が残っている。・自治体から動物愛護団体への譲渡以前は、自治体に収容された犬・猫は一定期間を過ぎると殺処分されていた。現在は、ボランティア団体やシェルターへの譲渡が積極的に行われるようになっている。・地域猫活動(TNR活動)野良猫の過剰繁殖を防ぐため、不妊・去勢手術を行い、元の場所に戻す活動。野良猫を一律に捕獲・殺処分するのではなく、地域の一員として共生する仕組みを作っている。4. 動物保護の今後の課題動物愛護法の改正によって、少しずつ状況は改善されてきています。しかし、まだ以下のような課題が残っています。① すべての自治体で「殺処分ゼロ」を実現する大都市圏では殺処分ゼロの流れが進んでいるが、地方では保護施設のキャパシティが不足しているため、殺処分が続いている。② 動物福祉のさらなる向上日本は欧米諸国と比べて、まだまだ動物福祉の考え方が浸透していない。例:ヨーロッパでは、ペットショップでの犬・猫販売は禁止され、譲渡が主流。③ 保護犬・保護猫の認知度向上ペットショップで買う前に「保護犬・保護猫を迎える」という選択肢をもっと広める必要がある。5. まとめ:私たちにできること日本の動物保護に関する法律やルールは、確実に進化しています。しかし、法律だけでは全ての問題は解決できません。私たち一人ひとりが「正しい知識を持ち、行動すること」が、動物たちの未来を変える力になります。私たちと一緒に、動物たちの未来を守る虹の架け橋を作りましょう! もっと見る
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