初めまして、合同会社edogin(エドギン)と申します。
弊社のプロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます!
弊社は2024年9月に起業した、従業員2人のひよっこ企業です。
創業1908年(明治41年)の「新ばし江戸銀」四代目とグラフィックデザイナーがタッグを組んだ異色の組合せ。
伊豆諸島の郷土料理「べっこう漬け」を、弊社オリジナルの青唐辛子醤油に漬けた『青唐べっこう漬け・青唐べっこう寿司』の冷凍販売を行っている会社です。
東京の伊豆諸島に古くから伝わる郷土料理「べっこう漬け」。
その昔、島ではワサビが貴重品でなかなか手に入らなかった為、お刺身を食べる際、青唐辛子を刻んで辛味を醬油に移し、ワサビの代わりにしていました。
また、新鮮な魚の切り身を青唐辛子醤油に漬けた保存食でもあり、魚の切り身がつややかな「べっこう色」になることから、「べっこう漬け」と呼ばれています。
これを握り寿司にしたものが「べっこう寿司」です。温暖な伊豆諸島で寿司を食べる為に発達した独自の寿司文化と言われています。伊豆大島のべっこう寿司
プロジェクトの想いは3つあります。
想い① 「新ばし江戸銀」の看板を復活させたい!
紆余曲折あり現在は「新ばし江戸銀」の店舗はありません。
曾祖父の代から守り続けてきた「新ばし江戸銀」の看板だけは守り抜かなければと決意!
想い② 青唐辛子で食べるお魚を世界中の人に食べてもらいたい!
島ではとても有名な「べっこう漬け」。
しかし、なぜか本土ではほとんどの人が青唐辛子でお魚を食べたことがないのです。
ワサビのように鼻にツンとした刺激がなく、青々しい爽やかな辛味で食べるお魚をもっとたくさんの人に食べて欲しい!
そして昨今のインバウンドの人達に、普通のお寿司とはまた違った味わいを知って欲しい!
想い③ 島に恩返しがしたい!
実は四代目はサーファーで、若い頃よく伊豆大島や新島にサーフィンに行っていました。
新島でタコス店を経営していた時期もあり、若い頃面倒を見てくれた島の方々に恩返しがしたい!という思いから、べっこう漬けをきっかけに実際に島に行ってもらい島を盛り上げたい!
「新ばし江戸銀」の創業は1908年(明治41年)。
初代 鎌田銀次郎が、東京 新橋で魚屋を始めたのが新ばし江戸銀の始まりです。
当時、一般家庭には調理道具や冷蔵庫がまだ普及しておらず、お客様からは「焼いといてくれ」「煮といてくれ」「刺身にしといてくれ」といったリクエストが多く寄せられました。
昔は新橋駅が東京の入り口であり、汽車の終点でもあったことから、江戸前の一品料理を提供する割烹料理屋に変貌しお店の裏には鎌田旅館が誕生しました。
その旅館には、銀次郎の料理が評判だったこともあり、現在のHONDAの創立者である「本田宗一郎」氏、 二代目社長の「河島喜好」氏などが本田技研の指定旅館として利用されるなど、多くのお客様に愛されました。
そんな中、二代目の祖父が33歳で亡くなり祖母がお店を継承、日本で初めての女性ふぐ調理師免許を取得しました。
その活躍が昭和の美食家として知られる「北大路魯山人」氏などから注目を浴び、東宝映画『女心はひと筋に』の映画の舞台に描かれ、多くの著名人が訪れ交流を深めました。
伊豆諸島との深い絆
高校時代から趣味でよく訪れていた伊豆大島や新島で食べていた、べっこう漬けとべっこう寿司。当時は珍しかった青唐辛子の刺激的な辛さに衝撃を受けたのを、今でも鮮明に覚えています。
この味こそが、二代目である祖母が北大路魯山人氏たちとの旅行で伊豆大島を訪れ出会った「べっこう寿司」。のちに新ばし江戸銀のまかないになっていったのです。
こうして「べっこう寿司」をルーツに持つ『青唐べっこう漬け』は、祖母から四代目へと受け継がれました。
家業の危機、江戸っ子の決意
新ばし江戸銀の歴史は、常に順風満帆だったわけではありません。
三代目の父・鎌田榮太郎は、二代目当時のお客様である「川島社長」が、鉄兜に色を塗ってオートバイに乗る姿に魅せられ、オートバイ用ヘルメットメーカーとして世界的なブランドにまで成長した「SHOEI」を創業するも、1992年に倒産するという苦難の時期がありました。
倒産の影響で店舗のあった新橋駅前のビルや自宅を失った家族。
しかし、曾祖父の代から守り続けてきた歴史ある「新ばし江戸銀」の看板だけは守り抜こうと決意します。四代目として継いだ店内
世界が注目する和食ブームの中で
失意の中で思い出したのが、祖母から受け継いだ『青唐べっこう漬け』の味でした。
今や和食は世界的なブームとなっています。
寿司、天ぷら、ラーメン・・・日本の味は、もはやグローバルスタンダード。
特にアジア圏では、辛味のある料理が好まれる傾向にあります。
新ばし江戸銀の『青唐べっこう漬け』は、旬のお魚を出汁の旨みと辛味で味わえる逸品です。
まさにアジアの人々の舌に寄り添う味だと確信しています。
日本の「うまみ」を凝縮した『青唐べっこう漬け』を世界中の人に味わってもらいたい!
祖母から受け継いだ歴史と伝統の重みを感じながら、『青唐べっこう漬け』を未来に繋げて行きたい!
そんな思いで「合同会社edogin」を立ち上げました。
「新ばし江戸銀」に受け継がれる『青唐べっこう漬け』は、新鮮な魚を青唐辛子と出汁醤油に漬けた、辛味と旨味を楽しめる逸品です。お酒が進むのはもちろん、ご飯との相性も抜群。 日本人の舌に馴染む味わいでありながら、一味違った刺激も与えてくれる。それが『青唐べっこう漬け』の魅力です。
こだわり① 青唐辛子
青唐辛子は、見た目は同じでも種類が違えば辛味も違います。弊社は、伊豆諸島の契約農家から直接仕入れる厳選品。2~3cmの小粒の唐辛子ですが、その小ささからは想像ができないほど強烈な辛味!!!
こだわり② オリジナルのタレ
弊社のタレは、出汁醤油がベースになっています。幾度となく試作を重ね、出汁醤油と辛味のバランスを突き詰めてきました。この「旨み」と「辛味」のバランスの追求は今なお続いています。
こだわり③ オリジナルのシャリ
『青唐べっこう寿司』専用のシャリは、ゆず酢を使用しているので、ほんのり爽やかな柑橘の香りが広がります。
こだわり④ 魚の切付け
お刺身としてもお寿司としても召し上がっていただけるように、切り身の切付けを大きくしてあります。
こだわり⑤ 鮮度と味を守る独自製法
食材の組織を壊さず、高品質を保つ特殊な瞬間冷凍の技術で、生よりもおいしく漬けたての美味しさを閉じ込めました。冷凍で180日間保存可能なので、常備食としても重宝します。
こだわり⑥ 手間いらず
流水解凍するだけ・レンチンするだけなので、いつでも食べ頃の味わいを楽しめます。忙しい現代人や時短料理にピッタリ!手土産や贈答品としても最適です。
AO zuke(青唐辛子醤油のべっこう漬け)
お魚の種類は、まぐろ、真鯛、鰹のたたき、カンパチ、イカの5種類をご用意しております。(季節によりお魚の種類は変更になります。現在は、鰹のたたき→さわらに変更になっています。)
AO zuke アソートパック(青唐辛子醤油のべっこう漬け)
1パックの中に、6種類のお魚が1切れずつ入っている青唐べっこう漬けのアソートパックです。玉子焼きも付いていますので、一人前のお寿司が完成します。アソートパックの一般販売は、初お披露目となる商品です!


新ばし江戸銀 × 白鷹のコラボ
今回、リターン商品のコラボにご協力いただきました「白鷹株式会社」さんをご紹介させてください。
新ばし江戸銀で提供していた日本酒「白鷹」。
約20年前、新ばし江戸銀の担当営業マンがなんと、白鷹株式会社の現代表になられており、新ばし江戸銀 期間限定ランチ営業に部下の方がいらっしゃった事からこのコラボが実現しました!なんとも歴史を感じる出来事でした。
もちろんすでにご存知の方は大勢いらっしゃると思いますが、兵庫県西宮で文久2年(1862年)から創業している由緒がある酒蔵さんで、芥川龍之介、富岡鉄斎など多くの文人・墨客に愛された日本酒を、最も手間、時間、そして培われた技術を必要とする昔からの伝統的技法「生酛(きもと)造り」を今も続けておられます。
自家醸造100%で本当に自信のある本物の日本酒、“生粋の灘酒”だけを造りつづけている、お酒造りにまっすぐな酒蔵さんです。
そして、全国数ある酒蔵の中よりただ一つ、伊勢神宮御料酒に選ばれ、大正13年から納め続け昨年100周年だったそう!
伊勢神宮御料酒とは
私たちが朝晩の食事をとるように、伊勢の神々にも古くから朝晩の食事が供えられてきました。
伊勢神宮ではこれを日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけのまつり)と呼び、豊受大神宮(外宮)で鯛、昆布、御飯、鰹節、野菜などと専用の土器に注がれた酒が供されます。
この御饌に使用されるお酒を御料酒と呼び、一日も欠かすことなく神宮の神々に供えられています。
白鷹の精良醇美の日本酒3つの特徴
日本酒を造るのに大きな3つの要素があり、それは米・水・造りです。
この要素により蔵元それぞれの日本酒の特徴がでるそう。
1. 米 ー 山田錦
六甲山系の北部、兵庫県吉川町。ここで収穫される酒米は、粒が大きく心白(中心の白い部分)が多いため、酒造りに適しており、江戸時代から酒米の産地として、また日本一の酒米「山田錦」の生産地として有名です。同地域の農家と契約栽培を100年以上も昔から続けており、このように農家と酒蔵家が直接取引する形態を「村米制度」といい、白鷹創業者が執り行ったのが最初と言われているそう。
2. 水 ー 宮水
江戸時代に発見されて以来、“灘の生一本”の生みの親とまで言われた「宮水」は、西宮の海岸地帯のごく一部に限って存在する大変貴重な名水です。硬度が高くリンやカリなど酒造りに有効な成分を多く含んでおり、この宮水で仕込むとコクの深い辛口の男酒が出来上がります。このコクが灘酒の特徴といわれ、江戸時代に「灘の男酒」と称された所以です。
3. 造り ー 生酛(きもと)造り
日本酒は酵母という微生物の働きによって造られます。この酵母を純粋に大量培養したものを酒母といい、酒母造りは酒造りの基本と言われています。「生酛造り」は、自然の乳酸菌や微生物を巧みに使い、高度な技術と日数を経て優良な酒母を育成する、生酛系酒母の中でも最も手間、時間、技術を必要とする伝統技法です。
白鷹さんのお酒はどれも、料理とともにあってこそ、その旨さを際立たせるお酒です。
【新ばし江戸銀 × 白鷹 飲んだくれセット】は、通常ではセット販売していない6種のバラエティーセットを特別にご用意しました!
ぜひ、あなただけの「青唐べっこう漬け・青唐べっこう寿司」と「白鷹」のペアリングを見つけてみてください。
【白鷹 公式ホームページ】https://hakutaka.jp
【Instagram】https://www.instagram.com/hakutaka.jp
【Facebook】https://www.facebook.com/hakutaka.ec
2月14日(金):クラウドファンディング開始
4月30日(水):クラウドファンディング終了
5月中旬頃〜:リターンのお届け開始
インバウンドの方々が「新ばし江戸銀」の『青唐べっこう漬け・青唐べっこう寿司』を食し、その輪が世界に広がりファンを増やすこと。世界中の食卓に『青唐べっこう漬け・青唐べっこう寿司』が並ぶことを夢見て・・・。皆様の温かい応援よろしくお願いいたします!
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【支援金の使い道】
集まった支援金は以下に使用する予定です。
・人件費
・広報/宣伝費
・リターン仕入れ費
※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。
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最新の活動報告
もっと見るリターンを追加しました!
2025/04/03 06:21べっこう漬け/べっこう寿司を、知らない・まだ食べたことがない方向けに、青唐べっこう寿司のお試しセットを追加しました!AO zuke アソートパックは流水解凍、付属のシャリ玉はレンチンなので、火を使わずにどなたでも手軽に「青唐べっこう寿司」が完成します。本文中に、【解凍・調理方法】の動画もアップしましたのでご覧ください。忙しい時や時短料理などにも活用できますので、ぜひ冷凍庫にストックはいかがでしょうか。【青唐べっこう寿司 お試しセット】5,000円・AO zuke アソート 2パックセット(玉子焼き付き)・AO sushi(青唐べっこう寿司用シャリ玉 6貫入り×2パック) もっと見る新ばし江戸銀×白鷹 コラボセットのリターンを追加しました!
2025/03/25 14:17新ばし江戸銀で永年提供してきた日本酒「白鷹」。その酒蔵の「白鷹株式会社」さんとのコラボセットです!昔からの伝統的技法「生酛(きもと)造り」を今も続けておられ、全国数ある酒蔵の中よりただ一つ、伊勢神宮御料酒に選ばれ、大正13年から献上している由緒ある酒蔵さんです。今回、通常ではセット販売していない「白鷹飲み比べ バラエティーセット」をCAMPFIREだけの為に、特別にご用意いただきました!その他、伊勢神宮御料酒を記念した特別純米酒や、純米焼酎をさらにシェリー樽で熟成させた焼酎などもご用意しました。ツマミにピッタリな青唐べっこう漬けをアテに、白鷹のお酒をたのしんでみてはいかがでしょうか。ぜひチェックしてみてください! もっと見る
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