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3.11鎮魂と復興の花火「白菊」を釜石で打ち上げたい

わたしたちは2025年3月11日に東日本大震災津波の犠牲者、能登半島地震・豪雨で亡くなった方たちを弔うために岩手県釜石市で鎮魂と復興の花火「白菊」の打ち上げを実現したいと考えています。

現在の支援総額

1,278,500

25%

目標金額は5,000,000円

支援者数

127

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/02/06に募集を開始し、 127人の支援により 1,278,500円の資金を集め、 2025/03/04に募集を終了しました

3.11鎮魂と復興の花火「白菊」を釜石で打ち上げたい

現在の支援総額

1,278,500

25%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数127

このプロジェクトは、2025/02/06に募集を開始し、 127人の支援により 1,278,500円の資金を集め、 2025/03/04に募集を終了しました

わたしたちは2025年3月11日に東日本大震災津波の犠牲者、能登半島地震・豪雨で亡くなった方たちを弔うために岩手県釜石市で鎮魂と復興の花火「白菊」の打ち上げを実現したいと考えています。

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

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【追記】2月26日に発生した大船渡市の山林火災の状況により、3月11日当日の打ち上げが延期になる可能性があります。詳細につきましては、改めてお知らせいたします。 被害に遭われた皆様に心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い鎮火をお祈り申し上げます。(2025年3月1日)

▼今年も「白菊」を打ち上げたい

私たちは3・11祈りと絆「白菊」実行委員会です。

2020年から東日本大震災の犠牲者を想い、岩手県釜石市の鵜住居町で鎮魂と復興の花火「白菊」を打ち上げています。


鵜住居地区は、震災で甚大な被害を受け、583人ものかけがえのない命が奪われました。

毎年3月11日、私たちは白菊に大切な人への想いを寄せて、夜空に祈りを捧げています。


みなさんからのご支援のおかげで2020年から毎年打ち上げることができていましたが、年月の経過とともに資金繰りは厳しくなっており、今年も打ち上げることができるか不透明な状況にあります。


私たちにとって、3月11日に打ち上げられる白菊は、地域の人々が心を一つに祈り、希望・未来、そして「大切な人を想う時間」となっています。



どうか、今年も打ち上げられるように皆さまのお力を貸していただけないでしょうか。



▼大切な人を想う時間に


 釜石市は岩手県の南東部に位置し、太平洋に面した人口約3万人の街です。鵜住居町は、東日本大震災で釜石市最大の被害を受けました。


被災直後の釜石市鵜住居の様子


 鵜住居小と釜石東中の子どもたちが日頃の防災教育の成果で高台に避難した「釜石の出来事」が脚光を浴びた半面、地域の防災センターに避難した多くの尊い命が奪われました。


 2019年には震災による津波で流された小中学校の跡地に建てられた釜石鵜住居復興スタジアムでラグビーワールドカップが開催されたほか、震災を伝承する「いのちをつなぐ未来館」も整備され、まちが新しくなっても、世代が変わっても、教訓をつなぐために地域一体で模索を続けています。


2019年ラグビーワールドカップ。東日本大震災犠牲者に黙とうをささげるウルグアイ、フィジー両チーム選手と観客。(釜石鵜住居復興スタジアム)


 白菊の打ち上げがよく見える、根浜海岸沿いにある釜石市鵜住居町の旅館「宝来館」では3月11日、午後2時46分の黙祷の際、青と黄、そして白と赤の風船を空に打ち上げ、世界中で続く自然災害での犠牲者への追悼、そして、世界平和への祈りを捧げています。



 一度は寄付の減少により、2023年を目処に打ち上げも断念しようとしました。

 しかし2024年1月1日、能登半島地震が発生し、白菊を打ち上げる意味を改めて考え直させられました。

私たちは東日本大震災でたくさんの支援や励ましを受けました。2013年には被災した能登町から釜石市に応援職員さんがきてくれました。

 恩返しの一つとしても、能登で亡くなられた方たちを思い、被害に遭われた方々に心を寄せる一方で、慰霊としての原点に戻り、3・11にここ釜石で「大切な人を想う時間」をつくり続け、祈ることに意義があるのではないかと考え、クラウドファンディングに挑戦しました。



そして2024年3月11日。

みなさまからのご支援のおかげで白菊が打ち上がり、大切な人を想い、そして能登へ心を寄せることができました。


これからも釜石で3・11に白菊を打ち上げ続けていくことが私たちの使命だと考えます。


▼鎮魂と復興、そして平和を祈る「白菊」

 白い大輪がふわっと優しく開き、夜空を白一色に彩る正尺玉の花火。

白菊は、新潟の花火師、故・嘉瀬誠次さんが生み出しました。


 日本三大花火大会の一つに数えられる長岡まつり大花火大会があります。毎年約30万人が花火を見に長岡を訪れます。

長岡まつり大花火大会は単なる大規模な花火大会ではありません。

長岡まつり大花火大会で慰霊と平和の祈りを込めて打ち上げられている「白菊」

 最大の特色は、戦災犠牲者への慰霊、復興、平和への願いが込められていること。

長岡空襲や中越地震に見舞われながら、不死鳥のように立ち上がってきた長岡の歴史がこの花火大会に反映されています。

嘉瀬さんはそんな長岡まつり大花火大会を育て、発展させた第一人者です。


 白菊が生まれた背景には、嘉瀬さんの戦争経験があります。


 平成の初め、花火師で世界でも活躍していた嘉瀬さんが打ち上げを切望した場所はシベリアでした。シベリアは嘉瀬さんが3年間抑留されていた場所。白菊は、シベリアに眠る何万人もの戦友を弔うために作られました。


 当時、嘉瀬さんは新潟日報社へのインタビューで、こう語っています。

「心の中で『みんな、見てくれやなぁ』って言いながら上げたいねぇ。『田中、見てくれや。小林、見ててくれやなぁ』って。何十年も前のことが次々とよみがえってきたいねぇ。変な感情が押し寄せてきた。きれいなのがあがっていかったっていう普段の花火大会と違う、言葉では表せない感覚でしたね」


「今年(1995(平成7)年当時)は戦後50年だけど、時が経てば経つほど誰でも昔のことを忘れてしまう。せめて実際につらい思いをした人間が思い出してやらんば、戦友たちも浮かばれない。われわれももう70歳を超える年代になった。生きているうちに自分なりに戦友の霊を慰めることができて、ほんといかったねえ」 (出典:新潟日報ブックレット 長岡花火と嘉瀬誠次)


以降、長岡空襲があった8月1日や終戦記念日に新潟県長岡市内で白菊は打ち上げられています。


そして、2020年からは嘉瀬誠次さんのご子息である嘉瀬晃さんのご尽力で、東日本大震災の慰霊のために釜石市でも打ち上げられています。




▼釜石で打ち上げ続ける意義

 2023年12月、嘉瀬さんは101歳の生涯を閉じました。

嘉瀬さんが白菊に込めた鎮魂の思いは、未曾有の災害を経験した私たちの心も救ってくれました。


今年は戦後80年。


 当時軍需工業都市だった釜石市は、太平洋戦争末期の1945年7月14日、8月9日に連合国軍の艦砲射撃を本土で初めて受けました。

2度の砲撃で街は廃虚と化し、市郷土資料館によると死者756人、建物全焼2930戸、全壊280戸などの被害が出たとされています。


 この地で白菊を打ち上げること、それは嘉瀬さんが願った、戦争を繰り返さないことにもつながると考えます。




▼プロジェクトの展望とリターン

 東日本大震災と能登半島地震の犠牲者を追悼し、また空にいる大切な人を想う全国のすべての方と、気持ちを一つに白菊を打ち上げたい。当日はSNSなどの動画配信を通して、その思いを届けたい、と思っています。


リターンには能登で被災したあとに「もりおか復興支援センター」でボランティアにより、きれいになった輪島塗などの商品を買い取り、釜石市の特産品とともにご支援してくださった皆さまにお送りいたします。

被災後、ボランティアによりきれいになった輪島塗




 戦後80年でもある、今年3月11日に慰霊と復興、そして平和を願う「白菊」を釜石市から打ち上げること。


 全国に東日本大震災の教訓、そして嘉瀬さんの想いを継承していくためにも、これからも継続して釜石市で「白菊」を打ち上げ続けていきたいと考えています。


どうか、皆さんのお力をお貸しください。



 【資金の使途について】

皆様から支援していただいた資金は下記のように使わせていただきます。

■花火打ち上げ費用 300万円

(花火師支払い、輸送費、台船作業料、備品代、企画運営費、ライブ配信費ほか)

■新聞広告掲載料 100万円

掲載媒体:岩手日報3月10日付全面広告カラー(特別料金/通常掲載料金:324万円)

■リターン購入費(送料含む) 100万円

能登の輪島朝市商品や輪島塗、釜石の醤油、お酒など特産品


【運営体制】

主催 3.11祈りと絆「白菊」実行委員会

共催 株式会社及川工務店

協力 生活協同組合おおさかパルコープ、有限会社嘉瀬煙火工業、合同会社THREE GOATS、株式会社岩手日報社、ネクストとうほくアクション


〈プロジェクトオーナー〉

3.11祈りと絆「白菊」実行委員会クラファン部会(事務局:岩手日報社)


【スケジュール】

2月上旬  クラウドファンディング開始

3月4日  クラウドファンディング終了

3月11日 白菊打ち上げ当日

3月下旬  順次リターン発送



※2025年3月11日当日に大雪や大雨、その他災害が発生した場合は延期等の対応はいたしません。その際、皆様からいただいたご支援は次年度の開催に繰り越させていただきます。

【追記】2月26日に発生した大船渡市の山林火災の状況により、3月11日当日の打ち上げが延期になる可能性があります。詳細につきましては、改めてお知らせいたします。(2025年3月1日)


【酒類販売管理者標識】

販売場の名称及び所在地:特産品プラザ らら・いわて 盛岡市内丸16番1 岩手県水産会館1階

酒類販売管理者の氏名:菊池奈津美

酒類販売管理研修受講年月日:令和6年9月26日

次回研修の受講期限:令和9年9月25日

研修実施団体名:盛岡小売酒販組合


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 白菊打ち上げ費用(輸送費、台船作業料、花火師支払いほか)

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

最新の活動報告

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  •  本日、釜石市鵜住居町根浜海岸付近で鎮魂と復興の花火「白菊」の関連行事が行われました。 学生が市内の小学校9校、中学校4校の400人の児童生徒から集まった追悼の思いと未来への希望を込めたメッセージの一部を読み上げ、14時46分の黙祷後、祈りの風船を空に飛ばしました。【釜石市内の児童生徒からの祈りのメッセージ】・「怖さ」「恐ろしさ」は、写真等でしか感じることができません。それでも、3.11の出来事、そして犠牲者の方々の気持ちを絶対忘れません。・震災で亡くなってしまった方の分まで生きて語りついでいきます。・ 亡くなった方が安らかに眠れますように・東日本大震災で被害にあった人々や悲しい思いをした人々が少しでも元気になれますように。・東日本大震災で亡くなられた方々、ぼくは、あなた方の分まで精一杯生きていきます。空から見守ってください。・いのちは本当にかけがえのないものだから、1日1日を大切に生活し、大切な人との時間をむだにせず生きていきたいです。・自分はまだ小さくて覚えていないけど、お母さん、お父さん、地域の人に支えてもらってここまで成長できたことを感謝しています・自分が生きてることに感謝してこれからの人生を大切に生きていこう・2011年に生まれた私達だからこそできることがあると絶対思うので、それを考えて自分で行動できるようにがんばります。・ぼくも津波や災害が起きても冷静に避難できる人になりたい。・いつ起こるか分からない地震と津波に備えて家で避難場所を確認したり、防災グッズも確認したりしたいです。・人の助けになるって素敵だなと思いました。自分も人を救う側になりたい。・東日本のような災害がまたあったとしたら自分の命はしっかり守り、人の命も助け1人でも多くの命を救いたい・能登半島に住む人々が1日でも早くもとの生活にもどれますように。・能登の方々は今復興に向けて頑張っていると思うので、僕たちも応援しています。辛いこともあると思いますが、どうか負けないでください。・ウクライナとロシアの戦争が終戦を迎えますように・全ての人が笑顔で幸せで平和な世界にします  もっと見る
  •  「3.11鎮魂と復興の花火「白菊」を釜石で打ち上げたい」プロジェクトオーナーの3・11祈りと絆「白菊」実行委員会です。 クラウドファンディングでの応援、ご寄付、地域の皆様方のお力添えにより今年も3月11日に花火を打ち上げる目途が立ちましたが、2月26日に発生した岩手県大船渡市の山林火災を受けまして、様々な状況を考慮し、延期することにいたしました。 被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げますとともに一刻も早い鎮圧・鎮火をお祈り申し上げます。 「白菊」は今後、岩手県で発令された山火事警戒宣言の解除日に合わせ、6月11日の月命日での打ち上げを目指して準備を進めてまいります。 打ち上げ日時が決定しましたら再度お知らせ申し上げます。 大船渡市民の方からは「釜石の皆さんの配慮に感謝したい」との声も頂戴いたしました。心待ちにしてくださっていた皆様には申し訳ありませんが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。 3月11日には鎮魂の催しとして釜石市鵜住居町根浜海岸付近で、黙祷と祈りの風船打ち上げ、夢灯りLEDキャンドル、子どもたちのメッセージ読み上げなどを行います。隣接する宝来館では祈りのカフェとしてどなたでも自由に利用できる空間を用意する予定です。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。                         3・11祈りと絆「白菊」実行委員会 もっと見る
  • プロ棋士 小山怜央様釜石市鵜住居町出身で、将棋棋士の小山怜央です。私自身、高校2年生の時に東日本大震災で被災しました。震災発生時は在学中の釜石高校にいたのですが、突然の揺れにパニックになったのを今でも覚えています。その後は避難所生活をする事になりました。大変な事が多くありましたが、多くの人に助けていただき乗り越える事ができました。その時の経験が今に活きていると思っています。東日本大震災からもうすぐ14年になりますが、被災地がより良い街になって行く事を願っています。能登半島地震からは1年と少しが経ちました。改めまして、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、被災された方々にお見舞い申し上げます。復興は少しずつ進んでいるものの、完全な復興にはまだ時間がかかると聞いております。今年も「白菊」の打ち上げを成功させる事で、復興が確実に進んでいく事を願っております。皆様の応援、ご協力をよろしくお願いします。 もっと見る

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