
皆様
こんにちは。
「3.11鎮魂と復興の花火「白菊」を釜石で打ち上げたい」プロジェクトオーナーの3・11 祈りと絆「白菊」実行委員会です。
7月12日(土)、皆様のご支援のおかげで、釜石の夜空に鎮魂と復興の花火「白菊」を無事打ち上げることができました。改めてこの度は本プロジェクトを応援していただき、心より御礼申し上げます。
【打ち上げ当日の釜石市・根浜海岸。花火の打ち上げ場所となった及川工務店の台船上での作業の様子】
当日の釜石市は曇り空で少し肌寒く、風も少なかったため花火の打ち上げにはうってつけの気候でした。
【花火玉に貼られた地元小中学生によるメッセージ】
打ち上げ直前には宝来館のウッドデッキにて大槌高3年の藤原菜穂華さんによる、追悼と未来への希望のメッセージの読み上げが行われました。
【追悼と未来への希望のメッセージを読み上げる藤原菜穂華さん】
そして迎えた19時30分。
釜石の夜空に、ご支援いただいた皆さまの想いを乗せ、鎮魂と復興の花火、大輪の「白菊」が3発、打ち上がりました。大きな白菊が打ち上がると、みな真剣なまなざしで空を眺めていました。
【釜石の夜空に打ち上げられた鎮魂と復興の花火「白菊」】
その後、新潟県長岡市の花火師、嘉瀬晃さんのご厚意で、スターマインなどのたくさんの花火が打ち上げられました。

白菊が打ち上がっている時間はわずかでしたが、私たち実行委員会も東日本大震災の犠牲者や大船渡林野火災の被災者に思いを寄せ、大切な人へ心を寄せるひとときになったと実感しています。
大船渡市で発生した林野火災や、岩手県で発令された山火事警戒宣言などの状況を鑑み、3月11日の打ち上げを延期していたこの白菊。皆さまのご支援と応援のおかげで無事打ち上げることが出来ました。本当にありがとうございました。
この白菊打ち上げに込めた思いは、ライブ配信を通じて全国の皆さまと共有できたのならば幸いです。ライブ配信はアーカイブとして残っておりますのでお時間ある方はぜひご覧ください。
「亡くなった人への想いは何年経っても変わることはない」という思いからわたし達は来年3月11日にも白菊を打ち上げたいと思っています。
これからもこの活動を応援していただけますと幸いです。
改めまして、本当にありがとうございました。
【7月13日付岩手日報より】
【岩﨑昭子実行委員長のコメント】
この度は、「3.11 祈りの絆 白菊」プロジェクトにご支援いただき、
誠にありがとうございました。
皆様からの温かいご支援のおかげで、
7月12日に無事に花火の打ち上げを終えることができました。
釜石の夜空に咲いた白菊の花火は、
東日本大震災、能登半島地震、大船渡山林火災に思いを寄せる方々の心に届いたことと思います。
東日本大震災から時が経ちますが、私たちはこれからも、被災した当事者だけでなく、3.11に心を寄せるすべての方々と共に、大切な人を思い、空へと「献花」を捧げ続けていきたいと考えています。
皆様からのご支援が、この祈りの活動を継続し、さらに広げていくための大きな力となります。
今回のご支援に心より感謝申し上げますとともに、
これからも「3.11 祈りの絆 白菊」プロジェクトを温かく見守っていただけますと幸いです。
本当にありがとうございました。




