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 新潟県の離島粟島で母が遺した民宿『ますや』を再開したい。

 令和7年5月に新潟県の離島の粟島にある民宿『ますや』を再開するための修繕費を募りたい。

現在の支援総額

2,840,000

315%

目標金額は900,000円

支援者数

156

募集終了まで残り

16

 新潟県の離島粟島で母が遺した民宿『ますや』を再開したい。

現在の支援総額

2,840,000

315%達成

あと 16

目標金額900,000

支援者数156

 令和7年5月に新潟県の離島の粟島にある民宿『ますや』を再開するための修繕費を募りたい。

自己紹介

 初めまして、私は新潟県在住の本保 正義(ほんぼ まさよし)と申します。新潟県の離島「粟島」で生まれ育ちました。現在、高校時代の親友である上村 肇(かみむら はじめ)と一緒に母と父が遺した民宿「ますや(内浦地区)」運営の準備をしております。よろしくお願いします。

実現したいこと

 粟島浦村は周囲約23Km、人口約300人ほどの自然豊かな小さな島です。私が育った大好きな粟島は現在、過疎化・高齢化から生じる民宿経営者の後継者不足に直面しています。

 今回私が実行したいことはそんな粟島で亡き母が大切にしてきた民宿「ますや」を再開することです。築45年ほどの古い建物なので、壁、床、手洗い場など、補修が必要な箇所がいくつかあります。そこを修繕して、今年の5月に明るく気持ちの良い民宿としてお客様をお迎えしたいと考えています。

立ち上げの背景『再開したら教えてください!!』

「民宿「ますや」を再開したら教えてください。」

 母が亡くなった直後からお客様に何度も言われました。4年経った今もなお、母を偲んで家を訪ねてくださるお客様もいらっしゃいます。母の笑顔と自慢の料理で繋がった人たちと縁ができ、私たち家族は何度も助けていただきました。そこで、そのような人たちに恩返しがしたく、再開を決意しました。

 高校の親友である上村肇に運営をお願いしたところ、現在の仕事を辞めて粟島移住を決めてくれたことで、このプロジェクトを立ち上げることができました。


現在の準備状況

・運営に直接携わる上村肇は、2月に現在の仕事を辞めて3月から移住する準備をしています。

・使わなくなった荷物や道具を処分し、大工さんと今の時代にあった間取りと修繕箇所を検討しています。

・令和6年8月からInstagram(awashima_masuya)にて進捗状況を伝えています。


リターンについて

  50,000円 (応援協力金)

  30,000円  1グループ15名様まで(土日祝日は除く)貸切 1泊素泊まり 

  10,000円  3名様 1泊宿泊素泊まり 

    5,000円  1名様 1泊宿泊素泊まり

  ※島内にはレストラン、食堂、カフェ、居酒屋があります。


スケジュール

2月下旬 クラウドファンディング告知 ・大工さんとの打ち合わせ

3月中旬 上村肇粟島移住

4月上旬 修繕着工(SNSで進捗報告)クラウドファンディング終了

4月下旬 修繕終了(SNSで進捗報告)宿泊予約開始

5月中旬   民宿「ますや」新装オープン


資金の使い道

内訳】 

   2F インプラスサッシガラス374,000円(5部屋分)

 2F 仕切り壁の設置・ドア設置・壁紙張り423,000円(5部屋分)

 2F 手洗い場工事 28,000円

   資材運搬代 75,000円 

 ※目標金額を超えた際は1Fのインプその他の修繕箇所に充てさせていただきます。

 目標金額を超えた場合、まずは1Fの畳の食事スペースを、より快適なカフェ&食事スペースとして改修することを最優先に取り組みます。さらに追加のご支援をいただけた場合には、以下の用途にも活用させていただきたいと考えております。

・インプラスサッシガラス設置:断熱効果を高め、快適性を向上させます。

・1F手洗い場の修繕:利便性を高め、衛生的な環境を整えます。

・1Fと2Fの床の張り替え:清潔感と快適性を向上させます。

・壁の補修:清潔感と快適性を向上させます。

・寝具と食器の新調:清潔感と快適性を向上させます。

・台所のキッチン用品を新調:清潔感と便利性を向上させます。

・民宿ますや専用自動車の購入:お客様の荷物を宿まで運搬します。


最後に 

 母が遺した民宿「ますや」。今までご利用いただいた方や新規の方にも、粟島の自然を満喫し、島民の人柄にふれて温もりを感じていただけるように心を込めて運営いたします。

 今後はSNSでも発信しますので、応援をよろしくお願いします。

  

住所 新潟県岩船郡粟島浦村112番地(内浦) 

   民宿 ますや

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 粟島民宿ますや 古道具準備中ご支援いただいて皆様へ この度はたくさんのご支援とご協力をいただきありがとうございました!! 本日は民宿ますやで使用する古道具についてご報告させていただきます。 三条市の羽生紙文具店pippi様、REYOO様、そよかぜ様、狸様よりご協力いただき、素敵な古道具を購入させていただきました。時間と共に深く味わいが出る古道具を見ると心が温かくなり落ち着きます。お客様にもそうした気持ちを感じていただきたく、ただいま準備中でございます。ソープフィニッシュで綺麗にした後は心を込めて蜜蝋を塗り、以前より輝きが増しました!! こうした素敵な古道具と共に皆様をお迎えしたいと思います。 心を込めて準備をしますので、引き続きご支援とシェアのご協力をお願いいたします。この道の先に、皆さんの笑顔と会えますように もっと見る
  • 御礼:クラファン300%突破!!ついにクラファン㊗300%突破いたしました!!これも全て応援してくださる皆様のおかげです!!本当にありがとうございました。粟島は修繕費の他に機材搬入などの輸送費が多くかかり、通常の修繕よりたくさん費用がかかってしまいます。そこで皆様からいただいた大切な支援金を使わせていただきたく、400%を目標にさせてください。今後ともどうぞよろしくお願いします!!この道の先に、皆さんの笑顔と会えますように➡︎粟島民宿ますやインスタ もっと見る
  • ご支援いただいた皆様へこの度はたくさんのご支援とご協力ありがとうございました!!父と母が遺した『民宿ますや』にはたくさんの心温まる物語、笑えるエピソードがありました。こうした温かい宿にしたいと強く思っています。この物語を書いたときはまだ父と母が生きていたときです。よかったら皆さんに読んでいただけると嬉しいです。素敵な民宿ますや再開のために引き続き、ご支援とシェアのご協力をお願いいたします!!民宿ますや エピソード1『粟島の倍返し』 私の家は民宿だ。夏は年で一番観光客が来る時期である。お客さんが持ってくるお土産のお返しに、母はじゃがいもやキャベツ、父は魚を、到底一人では食べられそうもない倍のお土産を帰りに持たせる。父と母は人への親切は廻り廻って自分たちに返ってくると信じている。いや、自分たちにたとえ返らなくてもその人たちが喜んでくれさえすればいいと思っている。 ある日の夕方、玄関から声が聞こえたので向かうと、そこには重いリュックを背負い、汚れたTシャツを着て、破けた古いジーンズをはいた一人の若者の男性が立っていた。「すみません。」 私は恐る恐るその男性に返事をした。「はい…。」「突然申し訳ありません。食事はいりません。素泊まりでいいので一泊泊めていただけませんか。」 突然来るお客はいるけれど、素泊まりで泊まるお客は珍しかったので戸惑った。「少々お待ちください。」 私はそう告げて、慌てて台所にいる父と母のところに向かった。「父ちゃん、母ちゃん、大変だよ。」「何さぁ。」 サザエを焼いている母が言った。「若い男の人が来て、泊めてもらえないかって。素泊まりできるかだって。」「素泊まり!?」 父も驚いている。「どうするの?」 私は二人に尋ねた。しばしの沈黙の後に母は言った。「一人ぐらいいいよね、父さん。」「うん。まぁな。」 台所から母は玄関に立っている男性のところへ早足で向かった。「突然すみません。素泊まりで一泊だけ泊めていただけませんか。」 申し訳なさそうな表情で懇願する男性に母は笑顔で返した。「いいですよ。どうぞ。」「本当ですか!?ありがとうございます!!」 男性は深々と頭を下げた。「さぁ、どうぞ。」 母は男性を中に入れ、私は二階の部屋へと案内した。小学生の私にも「ありがとうございます。」 と深く頭を下げた。私は下に降りて、いつも通りに夕飯の準備にとりかかる。すると、母が押し入れからお膳を一つ取り出し、用意をしてまた台所に戻って行った。私は不思議に思って、後を追いかけて尋ねた。「あのお客さんのなの!?。素泊まりだから食事はいらないはずだよ。」 母は人差し指を唇に付けた。父は刺身が入った皿を私に差し出して、「いいから持って行け。」 と言い放った。全ての料理が盛られたお膳を私が男性の部屋へ持って行くと、「えっ!?何ですかこれ!?」 と、声を上げて驚いていた。「父と母からです。お金はいらないそうです。」 説明すると「本当にありがとうございます!!」 今にも泣き出しそうな顔をして何度も頭を下げた。 翌日、再び何度も何度もお辞儀をする若者に、「こんな島に来てくれたお礼です。また遊びに来てください。」 玄関で見送る母と父の笑顔。見ている私の心がなんだか温かくなっていくのを今でもはっきりと覚えている。人生において大切なことは人のために尽くすこと。そうした親の生き方を見て、これから歩むべき生き方を学んだ気がする。あの時代、夏が来るたびに私は、親のそんな姿を見て成長していたのだろう。今でも夏に帰ると母は相変わらず、お客さんに倍返しをしている。変わったのはあの頃より母の背中がだいぶ小さくなったことと、父が寝たきりになってしまったことだ。 もっと見る

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