
階段を降りて、撮った構図。
座敷は八畳、写真右に次の間が六畳あります。撮った写真の後ろ側には押し入れがあり、押し入れは取り外す予定です。そうすることで階段へは行きやすくなります。
写真中央には、左から右へと通り土間があり、右側(建物奥)に行くと流しがあります。

土間を挟んで向かい側にも部屋があり、掘りごたつとなっています。その部屋の上部には明かり取の窓が付いていて、この窓は、建物の一つの特徴と思いますので、残していきたいと思っています。ただ、この部屋はどうやら後付けとの見解がされており、おそらく、穀屋の時代では写真左の部屋(座敷:北側)がメインでこたつの部屋(南側)は入口から奥まで土間が続いていたろうと考えられます。

この空間は、町屋のメインともいえる場所なので、残していきたいとも色々議論はしたのですが、当館スペースの関係で、この場所をすべてフローリングにし、約24畳の部屋に変え、色々なことが出来る空間へ変えてていくことを考えています。




