テーラー&ブティックタケイさんの向かい側に位置するお店「銭兵商店」。
寛永2年に久保田長右衛門が新町に店を構えたと伝えられます。元禄年中には、本町へ移居、安政の頃に、喜右衛門が現在地(西町)に移居しました。商売は荒物の他、味噌や油などの商いを展開、明治末から大正期は砂糖等も取り扱っていました。

昭和の時代、近くに大盛座という映画館があった時には、近郷から自転車を乗ってくる人が自転車を置く自転車預かりの商売もしていたそうです。
昔の建物があった時には、建物の奥にある箱階段が一つのトレードマークになっていました。また店の南側(写真右側)には、商品を奥の倉庫に運ぶためのトロッコが敷かれていました。
昭和63年、西町通りの道路拡張に伴い、現在の店舗へ新築しました。




