
4月6日に行う史蹟会の下見に行ってきました。
各地で大切にされている文化財。それを見に行くことが自分たちの勉強になり、また現地の方たちの誇りにも繋がる。そんな活動を続け80年を越えました。
活動時代は800回ほどになると思います。毎年毎年、各地で様々な文化財が指定され、大事にされてますので、久しぶりに出向くと町の景色は変わり、大変興味深い活動と感じています。
今回は千代田町・明和町・久喜市・幸手市の4つの自治体を回ってきました。トップの写真は、赤岩の渡し(千代田町)です。群馬県と埼玉県の間を流れる利根川を越えるため、唯一舟を使用した県道です(無料)。

川俣宿の歴史:川俣宿(明和町)の明和町川俣宿保存研究会によって建てられた看板。

平将門の首塚(幸手市):平将門の胴塚は昨年の史蹟会で廻ってきました。
こういう活動を通してみると、各地で文化財に対する行政の姿勢というものが見えてきます。今回は、特に幸手市(市民)は文化財の活用に関して頑張っている地域だなと感じました。
案内板の充実、NPO法人による歴史的な街並みの振興活動など、回ってみるだけで見えてくるその町の色。
違いがあるから見えてくる町の個性は、実はそれがそのまま文化観光に繋がる必要な要素だと感じます。

幸手宿まちなみマップ:NPO日光街道幸手を感じる会によって作成されております。

幸手宿の中で唯一国登録有形文化財になっている旧醬油屋の建物。

現在は、改装をして、土間の部分を喫茶室として開放しています。入口は行って一番始めに見える蔵に驚かされました。ちなみに、ここの店主にお願いしてチラシを置いて頂きました。

このような内装ではないですが、このように改修していき、伊勢崎の街並みを楽しんでいけるようになればいいなと想像する次第です。




