
金物屋
相川家の店舗は年代不詳ですが、江戸時代には金物を商いしていました。母屋が天保8年(1837)に建てられていますので、それ以前に建てられたものと推測します。
写真は明治20年代の写真です。店の前には人が並んでいます。これから写真でも撮られるのでしょうか。
この明治期の写真をみると、中沢肉店さんの南隣の場所に家はなく、鬼門除けの庭になっていました(写真右側)。
後々、道路拡張の関係で、店舗は、軒が切られることになります。現在は、店の入り口は壁にし、てありますので、雰囲気は違いますが、建物自体は当時のままです。

今回の改修工事では、昔に近づけるため、家を壊し、奥の土蔵が見えるような形を想定しています。庭のあった部分は、資材置き場などで使用し、改修後には、駐車場を想定しています。




