
【北米上映ツアー31日目】
カリフォルニア州バークレイでの上映会は、国立図書館で行われました。この上映会は、アメリカ在住の日本人や多くの留学生を対象とした日本語版の映画で、観客の平均年齢が低いのが特徴でした。
上映会での議論の中で、日本における福島原発事故後の放射能の影響や地震によるリスクも強調しました。南海トラフ大地震が発生すれば、福島をはじめとする原発が崩壊し、放射性物質が日本全土に拡散する恐れがあります。この問題に対し、「反原発」を主張するのではなく、事実を踏まえた上で、利便性とリスクをどう捉えるかを考え、自ら判断することの重要性を伝えました。
政府が市民に情報を公開しないことや、メディアが情報を伝えないことで「記憶の喪失」が起こり、問題が忘れ去られてしまうという構造的な問題があると考えています。日本では「第五福竜丸事件」など一部の被曝被害しか報道されず、より広範な被害が隠されていると指摘しました。
放射能問題を「他人事」ではなく「自分事」として捉え、関心を持って行動することが必要だと強調しています。映画を見て「よかった」と思うだけで終わるのではなく、問題を自分の生活や社会にどう影響するかを考え、一歩を踏み出すことの大切さを訴えました。




