♦︎ごあいさつと自己紹介
出雲の地でカメラマンをしている瀬尻のりこです。
このページをご覧くださり本当にありがとうございます。
私は約30年、小学校や支援学校で教員をしたのち、49歳の時思わぬ流れで一眼レフカメラと出会い、早期退職後、52歳でカメラマンに転身しました。
現在は商品撮影や大人女性を中心とした人物撮影を手がけております。
私が古典日本髪結髪の世界に出会ったのは4年前。友人が髪結モデルとして参加していたイベントを見に行ったのが始まりです。
その時はカメラを始めて間もない頃で、自分がカメラマンとして関わらせていただくようになるとは思ってもみませんでした。ただタイムスリップしたようなきらびやかな世界に惹き込まれて、夢中でシャッターを切っていたのを覚えています。
やがて友人からのご縁で『出雲髪結びの会』の方々と出逢わせていただき、県内各地で開催される古典日本髪結髪のイベントで記録担当のカメラマンとして起用していただくようになりました。これまで、足立美術館、出雲大社、国宝松江城、松江歴史館、松江鼕行列などで撮影をさせていただいています。
♦︎プロジェクトを立ち上げた理由
『出雲髪結びの会』の髪結師・中山ひろみ先生より、ウィーン行きに誘われたのは、昨年の夏のこと。
「出雲の髪結師たちを世界に連れて行きたいの。のりこさんも一緒に行きましょう!」
と声をかけていただきました。
この出雲の地発信で、歴史ある伝統技術を世界に伝える機会が訪れたことは、本当に感動的なことだと思います。
ずっと撮影で関わらせていただいていたので、二つ返事で「行きます!」とお応えしたかったのですが、その時は躊躇しました。
なぜなら今回の海外遠征は全員が自費参加で、実質的な利益などは全く無い活動だったからです。参加される皆さんは、純粋に「日本が誇る伝統技術の素晴らしさを世界に伝えたい」という思い一つで、自費を遣って参加されるのです。
私はどうしようかと悩みました。
撮影経験としてはこの上ないチャンスをいただいていると思いました。
いつかは海外で仕事をするカメラマンになりたい!と言うのは、私にとってかなり先の未来に叶えたい夢の一つだったからです。
けれどヨーロッパともなると、今の時代にかかる旅費は大変高額なものです。また利益目的の活動では無いので、当然報酬もありません。お金のことを気にせず活動できると一番良いと思うのですが、全てを自費でまかなうと思うと、気持ちのどこかに負担も感じました。
『自分のエネルギーを枯渇させずに、質の高いものを生み出したい』
そう考えた時に、ひとりで頑張るのではなくて、このクラウドファンディングというツールを活用して、皆さま方のお力をお借りしながら夢を叶えたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。
♦︎プロジェクトで実現したいこと
実現したいことは2つあります。
❶『出雲髪結びの会』の皆さんのチャレンジの姿を写真に残す!
これまで数々の結髪イベントにカメラマンとして立ち会わせていただきました。私にとって、どの撮影体験も、毎回とても感動するものでした。
特に、可能な限り江戸時代の技法に忠実に地毛を結う過程は、素晴らしい技術であり芸術でもあると感じています。
そして今回ついに、この出雲から発信して、ウィーンで、髪結ショーを開催する機会がやって来ました。日頃から勉強会を重ねて、研鑽を積んできた髪結師の方々の新たな始まりの旅です。
ウィーンという、ヨーロッパの中でも歴史深い街並みでの髪結ショーは、国内では体験できない、異文化が融合した世界が生まれると予想しています。その歴史的な瞬間は、その日その場限りのものですが、写真で記録に残すことで、『出雲髪結びの会』の皆さんの新たなチャレンジの姿をたくさんの方々に伝えたいと思っています。
そして、おそらく今後、さらにたくさんの外国に向けて、素晴らしい伝統技術を披露する機会が増えていくと思います。そのアピールのためにも、活動記録を残しておくことは、とても重要なことだと考えています。
❷”海外で仕事をするカメラマン瀬尻のりこ”という夢を叶える
【海外で仕事をするカメラマン瀬尻のりこ】になる、という夢は、昨年ハワイへ行った時に生まれました。
その時はプライベートで行ったので、家族や風景をメインに好きな写真を撮りました。
それまでは、海外で撮影の仕事をするというのは、私にとっては夢のまた夢、一生かかっても叶えることの難しい、手の届かないところにある夢でした。
けれどもハワイへ行った時、撮影とは、国内でも海外でも、自分の感覚でシャッターを切るという行為に変わりはないということに気づきました。
そこから夢へのハードルが低くなり、「いつか海外で撮影するカメラマンになる!」という望みが湧き上がりました。
そして今回、『出雲髪結びの会』さんとのご縁を通して、海外で撮影をするというチャンスが目の前に現れました。
せっかく現れたこの機会を無駄にしたくは無い!そう強く思いました。
私は人を撮る時も自分自身がやりたい事を選択する時も、
『人は誰でも年齢や能力に関係なく、自分の好きなことを自由に表現していい!!
やりたい事を何でも自分に体験させてあげたらいい!!』
という想いをもっています。
私は長年、自分の年齢や能力を理由に様々なことを自分自身に禁じてきました。
「自分なんかにできる訳がない」「私には才能がない」「不器用だから上手くできない。」「失敗する姿を見られるのが怖い」
そんな自分の中の厳しい声でこれまでたくさんのことを諦めてきました。
でもこの人生は一度きり。
時間は矢のごとく早く過ぎ去っていきます。
ふと湧き上がった望みを、自分が自分のために叶えてあげようとすることは、本当の自分を生きる上でとても大切なことだと思っています。
カメラの世界も、ただ「好き」という気持ちだけで、経験ゼロから49歳でスタートしました。
また、50代半ばから恐る恐る人生初のダンスも始めました。
(世界的カメラマン緒方秀美さん撮影)
そうして小さな夢の実現を重ねてきた私は、今は恐れがあっても、やりたい事を少しずつ自分に許可できるようになったし、チャレンジして思うようにいかないことがあっても、それも貴重な経験の一部だと捉えられるようになりつつあります。
私が夢を叶えることで、難しいと思うような望みも、やり方や考え方次第で叶えられることを伝えたいです。
また私と同じように、年齢で諦めそうになる世代の方々の背中を押したいと思っています。
(出雲のフォトグラファーtomizoさん撮影)
♦︎資金の遣い道
いただきました資金は、以下の内訳で大切に遣わせていただきます。
・渡航費、滞在費(ウィーン、東京) 60万円
・カメラ周辺機器代(SDカード、バッテリー、カメラバッグ等)10万円
・海外旅行諸準備費用 10万円
・返礼品制作経費 3万円
・キャンプファイヤー様手数料 17万円
⚫︎合計100万円
♦︎リターンについて
以下のリターンをご用意しました。
⚫︎ウィーンで撮影した写真をお届けするリターン
・ポストカードセット
・ミニフォトブック
⚫︎オンラインフォトレッスンをお届けするリターン
・スマホテーブルフォトレッスン(アーカイブ配信あり)
・「ダークシックな写真の撮り方レッスン」(アーカイブ配信あり)
⚫︎人物撮影によるリターン
・アイコン撮影(上半身)5カット(全美肌レタッチ)(先着4名様)
・ポートレート撮影10カット(全美肌レタッチ)(先着2名様)
⚫︎MOMED(ダンスクラス)によるリターン
・MOMEDクラス120分(先着5名様)
⚫︎コンサルによるリターン
・インスピレーションコンサル60分とポストカードセット(対面、オンライン)(先着3名様)
⚫︎協賛者様からのリターン(順不同)
・麹工房みつさんによる 「オンライン 味噌玉作り講座」(アーカイブ配信あり)
・こはんクッキングさんによる「オンライン お手軽茶碗蒸し講座」(アーカイブ配信あり)
・ヒーリングサロンはるさんによる「LINEでカードリーディング」 (先着10名様)
・宙巫女さんによる 「出雲真菰と精麻アクセサリー」(先着10名様)
・サウンドセラピスト理紗さんによる「クリスタルボウルヒーリング」(先着3名様)
・ゼジゴンによるミニライブご招待(オンライン、アーカイブ配信あり)
・ゼジゴンによるギター体験レッスン(先着5名様)
♦︎スケジュール
1月18日〜2月9日: クラウドファンディング実施
2月〜3月: 支援者へのリターン準備
2月27日〜3月5日: ウィーンへ渡航、古典日本髪結髪ウィーン撮影実施
3月中旬 以降 :リターン発送開始(6月以降に発送する物もあり)
♦︎最後に〜軽やかなお金の循環で誰もが夢を叶える世界へ!〜
今回のウィーン遠征には、出雲で結髪に関わっておられる全ての方が参加される訳ではありません。
自費参加が難しいために、断念された方もいらっしゃいます。
私自身も自費での参加は重く感じるひとりです。
時代が変わり、夢を叶える方法も選択肢が増えてきました。
一人で頑張って頑張ってお金を工面するのではなく、みんなが少しずつ応援して誰かが夢を叶え、また次に夢を抱いた人をみんなで応援し、自分の夢も応援してもらいながら叶えていく、そんな軽やかな豊かさの循環の世界をつくっていきたいと考えています。
このプロジェクトを達成できたら、私のやり方を、次の夢を叶えるあなたに伝えることができると思っています。
どうか応援をよろしくお願いいたします。
フォトアトリエ LittleForest
瀬尻のりこ
(大阪のフォトグラファー岡本利恵さん撮影)
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