はじめに・・・

私たちは大分県竹田市で農業を学び・田舎を愛する10代の高校生
はじめまして! We are 「 おいしい”たけた”研究チーム 」
私たちが学ぶ大分県立久住高原農業高校がある『大分県竹田市』は、雄大な山々と草原に囲まれ、米・野菜・花き・畜産等の多彩な農業が行われる自然豊かな地域です。




さらにさらに、
透き通るような青い空と、風に揺れる見渡す限りの草原、澄み渡る夜空に広がる天然のプラネタリウム


そんな素敵なロケーションで私たちは農業を学びながら、地域が抱える食や農・環境に関する課題解決に取り組んでいます。

いま私たちが、注目しているのが ” サフラン ”

竹田市は、サフランの生産量が日本一を誇る地域ですが、高齢化や後継者不足によりその伝統が危機に瀕しています。この状況を打破するため、高校生ならではの視点で「竹田サフラン」の新しい可能性を発見し、地域を元気にするプロジェクトに挑戦しています!
竹田サフランとは?
紫の花弁と鮮やかな赤い雌しべが特徴の竹田サフラン。その栽培の歴史は120年を超え、独自の方法で育てられたサフランは世界一の品質とされています。
①サフランについての説明
英名:saffron 原産地:地中海沿岸
✔古代から調味料、香料、染料、化粧品、薬として活用されてきた世界一高価なスパイス
✔古代エジプトでクレオパトラが男性と会う前にサフラン入りの馬乳風呂に入っていた
②竹田サフランの歴史
1886年、神奈川県の添田辰五郎さんがヨーロッパからサフランを輸入。
その後、球根が大分県竹田市の吉良文平さんに渡り、竹田で栽培されるようになった。
✔120年の歴史
✔乾燥サフランの生産量日本一(国産サフランの8〜9割は竹田産)
③期待される働き
✔血流を意識した生活のサポート
✔パソコン作業などによる目の疲れを気にする方に
✔リラックスした睡眠環境を目指したい方に
✔集中力や記憶に役立つとされる植物由来の素材
✔美容を意識する方に嬉しいサポート(肌の健やかさを保つために)
✔健やかな毎日のために取り入れたいアイテム
✔冷えを気にする方におすすめの成分を含む
✔バランスの良い生活を目指すサポートとして
✔女性特有のリズムを気にする方に寄り添う存在
✔健康的な日々を支えるサポート素材
✔穏やかな気分で過ごしたい方に
✔年齢を重ねても輝く毎日を目指すサポート
✔心身のリフレッシュに役立つと言われる伝統的な素材

国産サフラン・竹田市が抱える課題


このままでは、明治時代から続くサフラン栽培の伝統が消えかねません。
私たちは、その危機を乗り越え、竹田サフランの未来をつくる第一歩を踏み出したいと考えています。
これまでの取り組み
生産効率化や栽培マニュアルの整備に取り組み、一定の成果を挙げてます!
✔肥料試験などを行い、サフラン栽培に適する肥料の施し方を理解することができました。
✔低コストかつ耐久性を兼ね備えた球根の専用保管庫を製作し、労働時間の平準化と人件費の抑制に伴う所得率1.4倍の向上が可能であることを実証しました。
✔球根肥大を効率的に行うことを目的に水耕栽培にも取り組んでいますが、思い通りの結果を得るには至っていません。実験方法を変えながら引き続き研究活動に取り組んでいます。never give up !!

✔認知度向上のため地元シェフとのコラボ商品を展開。YouTubeでも大人気の大阪のリストランテのシェフに依頼し、本校のサフランを使用した調理動画を発信。さらに、くだものかふぇでのホットジンジャーサフランドリンクの販売を実現。大分県内の新聞・ラジオといったメディアでのPR活動も積極的に行いました。

✔私たちはこれまでの取り組みを、R6.8月「SDGsQUESTみらい甲子園大分大会」で発表し、最優秀賞を獲得することができました。全国大会では特に共感度の高い上位4校に選ばれサントリー賞を受賞し、大きな自信を得ることにつながりました。

以上のような一定の成果を挙げてきましたが、それだけでは消費者ニーズを満たせず、根本的な解決には至っていないと捉えています。
サフランの魅力を商品として形にし、市場価値を高める方法を模索していたとき、友人の「週末は温泉でのんびりしたいなぁ。」という一言が大きなヒントに。

「そうだ!大分には温泉がある!」

そこで私たちは、大分県の宝である温泉に注目しました。 サフランと温泉を融合させた商品を開発することで、唯一無二の価値を創出し、顧客に新たな体験を提供できる!この取り組みは、生産者数の維持・増加を促すインセンティブとなり、持続可能な産業基盤の構築や地域経済の活性化にもつながると確信しています。
これまでにないサフランの魅力を商品として具現化し、新たな市場価値を高めることが鍵になります。手に取る人に喜びと新たな価値を提供できる商品を創出することで市場を拡大し、持続可能な産業基盤を構築する必要があり、これにより生産者の増加と地域経済の活性化を実現します。
このプロジェクトで実現したいこと
サフランの持つ「美しさ」や「贅沢感」を、おんせん県おおいたの魅力とともに多くの人に届けたい!
私たちは、サフラン&温泉水のエッセンスで、
『美と癒し・ちょっとした贅沢を届け、毎日を格上げする化粧水&美容液』をつくりたい!



私たちの目標は、竹田サフランの新たな可能性を発見し、その魅力を全国、さらには世界に発信することです。竹田市の伝統であるサフラン栽培を未来につなぎながら、「色」と「香り」・「ちょっとした贅沢」を活かした化粧水&美容液の開発を行い、地元農業の活性化に取り組んでいきます。
そもそも・・なぜ、化粧水&美容液?
私たちは、潜在的な顧客ニーズを把握するためのアンケートを作成。本校生徒・保護者・職員ならびに、市民や企業・行政など、約170名の方から回答をいただくことができました。

調査の結果、スキンケア商品のニーズが高く、最も支持を得たのは化粧水と美容液。
20~60代の女性は、サフランが持つ保湿効果やお肌のハリ・ツヤをサポートする特性に魅力を感じており、エイジングケア※1 への期待も高いことが明らかになりました。
また、「安心感」「使いやすさ」「価格」「特別感」といった要素にも高い関心が寄せられています。
価格では化粧水・美容液において男女とも幅広い年代で3000円までが最も多く、美容液では50代以上の女性たちは3~5000円台を好むことを把握しました。



対象とする顧客(ターゲット)
私たちは、アンケート結果をもとに、ペルソナ設定を行いました。
その結果、ターゲット顧客としては、健康志向や美容に興味がある若年層から中高年層の女性を中心に、サフランの魅力を広めていきます。特に、忙しい毎日を送る中で、美容や健康に気を使う働く女性、家庭でリラックスした時間を大切にする主婦層、また少しの贅沢を楽しみたいシニア層に向けた商品を提供します。
サフランを用いたスキンケア製品の特長と優位性
私たちは、他社製品にない次の点において優位性があると考えています。
●お肌への効果:毎日のケアが特別な時間に
1. お肌に潤いを与え、健やかさを保つ
お肌の水分保持を助け、乾燥や外的ダメージから守ります。
健やかでみずみずしいコンディションを維持し、肌本来のバリア機能を整えることをサポートします。
2. 乾燥を防ぎ、お肌を整える
乾燥を防ぎ、キメを整えることで、柔らかくふっくらしたお肌を目指します。
特に乾燥しやすい季節や環境での使用にも最適です。
3. お肌のキメを滑らかにし、みずみずしさを保つ
肌表面のキメを整え、輝くような美しいお肌を目指します。
日々のお手入れに取り入れることで、透明感※2 のあるお肌が期待できます。
4. エイジングケア※1 をサポート
サフランに含まれる「クロシン」や「クロセチン」といった有用成分が、
エイジングケア※1 をサポート。年齢を重ねたお肌にハリとツヤを与え、自信をもたらします。
●付加価値とストーリー性:特別なスキンケア体験をお届け
5. 120年以上の伝統が紡ぐ安心感と特別感
竹田市で120年以上受け継がれてきたサフラン栽培の歴史。
その伝統が製品に特別な価値を与え、安心感と地域の温かみを届けます。
6. 世界一高価なスパイスが生む希少性と贅沢感
希少価値の高いサフランを贅沢に配合。
手間ひまかけて収穫されたサフランが、スキンケア製品としての特別感を高めます。
7. 若い世代が紡ぐ、未来のサステナブルビューティー
地元農業高校の生徒が手間と時間をかけて栽培したサフランを使用。
自然由来の成分で製品の安全性と環境への配慮を実現しています。
また、地域活性化や持続可能な生産を通じて、エシカル消費を重視する消費者の期待に応えます。
●製品の感覚的な魅力:癒しと満足感をプラス
8. 竹田市の温泉水が肌に健やかさをプラス
竹田市の温泉水に含まれる豊富なミネラル成分が、お肌のコンディションを整えます。
スキンケアタイムに健やかさと癒しをプラスします。
9. 視覚的にも贅沢を感じさせるデザイン
サフランの特性を反映した製品デザインや仕上がりが、手に取るたびに特別感を感じさせます。
● サステナブルな未来への取り組み
10. 未来を見据えた持続可能な美しさ
地元産のサフランを活用することで、
地域経済の活性化に寄与しながら、環境にも配慮した持続可能な生産方法を採用しています。
サフランの美容効果と竹田市の伝統を受け継ぎ、
未来志向のサステナブルな価値を融合させた製品を目指します。
● サフランが叶える、あなただけの美しい物語
11.希少なサフランと竹田市の伝統が融合したスキンケア製品で、
肌本来の美しさを引き出す贅沢なひとときを。
潤いと輝きをまとい、自分らしい美を纏う特別なケアを、ぜひお試しください。
※補足1:香りと色調について
この先の製品設計において、サフランから独自抽出されたエキス※3 の濃度や処方内の配合量によっては、色や香りが製品全体に強く反映されない場合があります。その場合は、サフランの持つ希少性や高機能性を中心に訴求し、製品の価値を最大限に引き出してまいります!
※1 年齢に応じたお手入れ
※2 潤った肌印象のこと
※3 サフラン柱頭エキス(保湿成分)
※補足2:化粧品について
ア)製造委託先は、化粧品の製造販売業許可を有しています
イ)サフランは古くから料理や飲料に用いられてきた一方で、妊娠中の摂取や使用においては安全性に注意が必要とされる場合があります。そのため、妊娠中の方や妊娠の可能性がある方には、安全のためご使用をお控えいただく必要があります。
想いをカタチに!赤川温泉とのコラボレーション
赤川温泉は、地元竹田市の自然豊かな高原地帯に湧き出る秘湯です。自然に囲まれた環境の中で、心身ともに癒される温泉として広く知られるとともに、温泉水を活用した化粧水や石鹸なども販売しています。





私たちは、赤川温泉とコラボした化粧水・美容液の製造販売計画を立ち上げたいと考えています。
そのための資金を、今回のクラウドファンディングで募りたいと考えています!
皆さん、私たちの想いに投資していただけないでしょうか!
支援のお返し(リターン)について

私たちは、授業時間以外の課外活動においても取り組みを行っています。活動時にメンバーが着用するTシャツを作成したいと考えています。支援頂いたスポンサー企業及び団体名を記載することで、皆さんの想いを大切にしながら取り組んでいきたいと思います!
資金の使い道とスケジュール
(資金の使い道)
1.商品開発費用(化粧水・美容液の試作、デザイン、商標登録など)
2.原材料費用(竹田サフランの購入)※学校分が不足する場合のみ
3.研修費用(市場調査)
(スケジュール)
・令和7年2月中旬:クラウドファンディング開始
・令和7年3月中旬:クラウドファンディング終了
・令和7年3月下旬:試作品製造、商品化に向けた調整を開始
・令和7年11~12月:商品の販売スタート
(リターン開始・発送)
・令和7年4月~ 化粧水・美容液以外のリターン開始
・令和8年1月~ 化粧水・美容液のリターン発送
おいしい”たけた”を守りたい!
私たちは、令和7年度、原料となるサフランの安定生産を実現するため、地域住民やプロ農家と連携し、サフラン栽培を行う共同農園を設立します。サフランだけでなく竹田の魅力的な産品も栽培し、人と人をつなげ、おいしい竹田を守り育てる場と仕組みを作り、竹田の未来を創ります!


最後に・・・
今回の取組は決して一過性の取り組みではありません。
おいしいでつながってきた「たけたの食」の魅力を、サフランの課題解決に取り組むことによって、高校生の私たちの視点や発想で未来に繋げる提言を行っていきたいと思います。
自然・農業、田舎をこよなく愛する私たちの情熱と行動力に、皆さんの投資が加わることで未来が変えられると信じています。
竹田サフランの魅力を新しい形で発信する挑戦を、ぜひ応援してください!
皆さまからのご支援を、次世代の竹田サフランと地域の未来に繋げていきます!



最新の活動報告
もっと見る
第5回 おいしい“たけた”研究会のご案内 ~収穫の喜びを、竹田の恵みとともに~
2025/11/10 08:30いつも「おいしい“たけた”研究会」の活動を応援してくださり、本当にありがとうございます。私たちはこれまで、竹田を代表する地域資源であるサフラン・チョロギ・岡大豆・紫草をテーマに、栽培や商品開発、地域連携を通して“竹田ならではのおいしさ”を探ってきました。そしてこの秋、いよいよその集大成となる第5回 おいしい“たけた”研究会を開催します!今回は、私たちの学校で行われる一大イベント「収穫祭」との同時開催です。これまで学び、育て、磨いてきた地域の恵みを「味」で感じていただけるよう、竹田市直入町に今年オープンした喫茶店「うたかた」の 大塚シェフ、そして連携している農家の方々と協力して開発した竹田の食材の魅力をぎゅっと込めた一皿「おいしい“たけた”飯」を販売します!!!------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------『喫泡うたかた』オーナーシェフ:桑島孝彦さん住所:大分県竹田市直入町長湯7993-2定休日:月・火曜日(※その他不定休あり)営業時間:11:00~14:00(ランチタイム) 14:00~16:00(喫茶タイム) 18:00~20:00(ディナータイム) 20:00~22:00(バータイム)電話番号:0974-75-2272Instagram:https://www.instagram.com/kippo.utakata.spa.nagayu/炭酸温泉で炊いたパエリアはめちゃくちゃ美味しい絶品です!!!カボスとはちみつの炭酸ジュースも最高ですよ!!!------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------また当日は、農産物や加工品の販売、研究展示なども行います。日頃の実習での学びや活動の成果を、地域の皆さんや支援者の皆さんと共有できることをとても楽しみにしています。今回は事前申込不要・入場自由です。ぜひお気軽に、秋の久住高原へ遊びにいらしてください。支援してくださった皆さんにも、直接お会いできたらとても嬉しいです。(開催概要) 日 時:令和7年11月16日(日)10:00~14:00(集合9:30) 会 場:大分県立久住高原農業高校 農場広場 おいしい“たけた”研究会 特設ブース 内 容:「おいしい“たけた”飯」の販売(サフラン・チョロギ・岡大豆などを使用) 農産物・加工品の販売、研究展示 ほか 参加費:無料(※商品の購入は実費)今年のテーマは、“収穫のよろこびを、地域とともに”。これまで支えてくださった皆さまへの感謝を込めて、竹田の実りと私たちの学びを「おいしい一皿」でお届けします。皆さまのご来場を、心よりお待ちしています!!!おいしい“たけた”研究会 生徒一同大分県立久住高原農業高校 もっと見る
(第4回おいしい”たけた”研究会 開催報告)赤い雌しべに願いをこめて ~サフランの花が結んだ笑顔の輪~
2025/11/09 08:3011月8日土曜日、久住の山あいに朝日が差し込むころ。薄紫の花びらの中から、光を受けてきらめく“赤い糸”のようなサフランの雌しべが顔をのぞかせました。私たち「おいしい“たけた”研究会」のメンバーは、20名を超える参加者の皆さんと一緒に、サフラン専用保管庫のすぐ横で、青空と久住高原のさわやかな風を感じながら花摘み体験を行いました。花を手のひらで包みながら摘み取ると、ほのかに甘く漂うサフランの香り。その花びらをそっと開き、中から3本だけ伸びる赤い雌しべ(花芯)を、ひとつひとつ手作業で丁寧に摘み取りました。その繊細な作業に、会場は自然と静まり返り、皆さんの手元から、まるで命の鼓動が伝わってくるようでした。「これを何千、何万と手作業で摘んでいるんですね・・・」そうつぶやかれた参加者の方の言葉に、私たちは改めて、サフランを受け継いできた地域の方々の努力と情熱を感じました。参加された皆さんからは、「サフランの起源や価値、収穫の大変さがよくわかった」「昔、子どもの頃に見たサフランの景色を思い出した」といった温かい感想をたくさんいただきました。小さな花が人と人をつなぎ、忘れかけていた記憶や想いを呼び起こす。その力を、私たちは今日、あらためて感じました。今回の研究会では、現在コラボレーションして活動している大分西高校の生徒の皆さんと先生方にもご参加いただきました。本日のために開発してくださった特製レシピは、〇 サフラン香るデニッシュ〇 鶏肉と白ネギのニンニク炒め “on the サフランライス”黄金色に色づいたサフランライスの上に、香ばしく炒めた鶏肉と白ネギが重なり、サフランの香りが食卓いっぱいに広がる、そんな幸福な時間でした。高橋先生、そして大分西高校の生徒の皆さん、ていねいなご指導と優しい笑顔を本当にありがとうございました。花を摘む指先のぬくもり、香り、色、そして人のつながり。今日の体験のすべてが、私たちの心の中で確かに輝いています。この日が迎えられたのも、クラウドファンディングを通して応援してくださっている皆さまのおかげです。一人ひとりの想いが、サフランの赤い糸のように私たちの活動をつなぎ、支えてくれています。本当にありがとうございます。これからも、「おいしい“たけた”研究会」は、竹田の自然と人の温もりを大切にしながら、地域の宝を未来へとつなぐ挑戦を続けていきます。どうかこれからも、温かく見守っていただければ嬉しいです。追伸)今回収穫したサフランは、乾燥・保存を経て、今後の化粧品開発や商品化にも活用されていきます。“竹田から世界へ” 小さな花から生まれる大きな希望を、これからも発信していきます!!! もっと見る
英語で挑んだ、世界への第一歩! ~日仏連携シンポジウム2025 in くまもと~
2025/10/26 08:00みなさん、いつもあたたかいご支援をありがとうございます!● シンポジウムの趣旨「日仏連携シンポジウム2025 in くまもと」は、日本とフランスの研究者・自治体・生産者・企業が一堂に会し、両国が共通して抱える“食と農の未来”をテーマに議論・交流する国際的なシンポジウムです。今年は、フランス・ディジョン市の関係者、ブルゴーニュ大学の研究者、そして食とイノベーションの国際クラスター「ヴィタゴラ(Vitagora)」の皆様を迎え、持続可能な農業、地域資源の活用、そして次世代人材育成について活発な意見交換が行われました。このような国際的な舞台に高校生として参加できたことは、私たちにとってかけがえのない経験であり、未来への学びの扉を開く貴重な一歩となりました。今回、このような機会をいただけたのは、農研機構(NARO)開発戦略センター 副センター長の後藤一寿さんのご支援とお力添えによるものです。心より感謝申し上げます!!● 英語で挑んだ、世界への第一歩17時30分からの交流会では、私たちが取り組む「竹田サフランプロジェクト」について、英語でプレゼンテーションを行いました。初めての国際舞台での発表に緊張しましたが、「竹田のサフランの魅力を世界に伝えたい!」という想いを胸に、一人ひとりが精一杯話しました。発表後には、ディジョン市の方々やブルゴーニュ大学の先生方、ヴィタゴラの皆さんから温かい拍手と「Magnifique!(すばらしい!)」の声をいただきました。その瞬間、言葉の壁を越えて心が通じたことを実感し、胸が熱くなりました。● 国境をこえて芽生えた“つながり”交流の時間には、英語やジェスチャーを交えながらフランスの方々と語り合い、お互いの文化や地域の魅力を紹介し合いました。その中で、「いつかフランスの高校生ともいろいろな話をしてみたいね!」という気持ちが自然に生まれました。同じ世代の高校生と、農業やまちづくり、未来の夢などを語り合えたら、きっとそこからまた、新しい“赤い糸”が生まれると感じました。私たちが今取り組んでいるサフランと温泉水を使った化粧品の開発も、そんな国際的な交流の話題として広がっていけばうれしいです。竹田とディジョン、そして若い世代同士の心がつながる未来を夢見ています。● 応援してくださる皆さんへ今回の経験を通して、サフランの花だけでなく、人と人、学校と学校、国と国を結ぶ“つながりの花”が咲き始めたように感じています。このような貴重な経験を得られたのは、後藤さんをはじめ、応援してくださるすべての皆さんのおかげです。心から感謝しています。これからも、竹田の小さな町から世界へ、笑顔と希望、そして友情を届けていきます!!! もっと見る




日本にこんな素晴らしいサフランがあるなんて、これまで知りませんでした。 素晴らしい製品を体験できるのを楽しみにしています!