私たちSakura no Kokoroプロジェクトは、クラウドファンディング期間内に目標金額を達成することができませんでした。この結果を受け、チーム全員が深く落ち込んだことは言うまでもありません。「なぜ届かなかったのか」「もっとできることはなかったのか」――そんな自問自答の日々が続きました。
しかし、この「NO SUCCESS」という現実は、私たちに多くの気づきを与えてくれました。
失敗から学んだ3つのこと
「想い」と「伝え方」のギャップ
「日本のお菓子の魅力を世界へ」という熱意は強かったものの、支援者の皆さまに私たちのストーリーが十分に伝わっていなかったことに気づきました。現地の文化やニーズを深くリサーチせず、一方的な発信に終始してしまっていたことが反省点です。
リソース不足の現実
新規取引先開拓のノウハウが不足していたことが明らかになりました。事前準備の重要性を改めて痛感しています。
コミュニティ形成の遅れ
プロジェクト公開直後に著作権の関係で非公開扱いとなり、支援者の皆さまと継続的に共感を深め、「熱狂」へとつなげる仕組みが十分に構築できなかったことを振り返っています。
私たちの選択:終わりではなく、進化の始まり
クラウドファンディングは「NO SUCCESS」という結果となりましたが、プロジェクト自体を終了させるつもりはありません。むしろ、この結果を「次のステージへの入り口」と捉え、以下の3つの柱で再起動いたします。
海外居住者との連携強化
現地マーケティングの専門家などをアドバイザーに迎え、戦略を再構築します。
小規模実証実験の開始
まずは欧米在住の日本文化コミュニティなどを対象に、少量の商品発送とフィードバック収集を開始します。
新たな資金調達ルートの開拓
地方創生支援基金や食品輸出促進補助金なども視野に入れ、戦略を見直していきます。
支援者の皆様へ:変わらない想い
「このプロジェクトを諦めないでほしい」という温かいメッセージを多数いただきました。おっちゃんは今、英語の勉強時間を倍増させ、毎晩現地の食文化に関するドキュメンタリーを見て研究を続けています。
「失敗は恥じゃない、挑戦をやめることが恥だ!」――この言葉を胸に、私たちは前を向き続けます。
次なる挑戦:プロジェクト再始動
今回の挑戦により、新しく見えた課題とビジネス戦略を再構築し、プロジェクトを必ず再始動させたいと思っています。この挑戦は、単なる「お菓子の輸出」を超え、日本の地域産業の可能性を世界に示す試みです。引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。
Sakura no Kokoroプロジェクト共同メンバー 川上
「NO SUCCESSは私たちの物語の途中でしかありません!」



