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本日、蔵ファンの大きな要素、目標金額のなぜ!??についてを改めて解説します。
いきなり結論。
それは、私たち素人では、どうしても直せない『屋根の修復工事に必要』な金額だからです!!
では、少し詳しく解説していきます。
地震による蔵の主な被害は、
①主屋根(高い屋根)がズレ落ちた
②下屋根(低い屋根)が地面まで崩れた
③海側の2階土壁がごっそり剥がれ落ちた
④入り口周辺の漆喰壁が剥がれ落ちた
細かなものは、挙げたらキリがないので、
上記4つに整理します。
その中で①と②について、
屋根を直すのは、高所作業で危険を伴い、どうしてもプロにお願いする必要があります。
また、蔵の屋根は置き屋根という構造で、一般的な家の屋根と、作られ方が異なっているのをご存知でしょうか?
その為、蔵の造りに精通している大工でないと適切な修理は行えません。
そして、屋根を壊れたまま放置すると建物が傷み続けてしまい、建物自体が維持出来なくなります。
事実、この1年と5ヶ月の間、屋根が壊れたままだった蔵は、地震直後からの傷みよりも更に損傷が進んでしまいました。
では、実際①の主屋根を直すのにはどうするか?と言うと、以下画像の4つのプロセスが必要になります。
蔵の主屋根を直す4つのプロセス
それでも、イマイチよくわからないですよね?
今日は、私たちが蔵を修理する際に相談している、土蔵修理を何度も手がけていて、伝統建築の修理のプロフェッショナルである、高岡の大工さん(松匠さん)が実施した、氷見市の土蔵の屋根修理の画像を説明用に掲載します。
(※以下写真は、全て松匠さんInstagramより借用)
はい、こんな感じで、瓦を一度下ろして、クレーンで吊り地面に置きます。
地面に置いた屋根で傷んだ箇所を修理して、また再びクレーンで吊り、屋根を元の正しい位置に設置します。
その後、瓦を葺き直します。
このように、大きく4段階のプロセスがあり、私たち建築の素人では到底直すことができず、①と②の屋根を直すのに、きちんと職人さんたちに施工をお願いするための費用が、300万円必要なのですー!!
私たちも、再生に必要な工事でDIYできるところは、これから地域の方々と共に、一所懸命やっていきたいと思っています。
その為にも、なんとか300万円を達成して、屋根の工事を無事に完了させたいと思っています!



