
※この記事は1分で読めます。
絵本『小学生でもわかるグッドラン』
フランチャイズ編

ある日、ぼうしのおじさんが、
空き地のベンチにすわって
なにやら考えごとをしていました。

「なにをしているの?
ぼうしのおじさん」


「やあ、
犬のグッドくんと
学校イチの、もの知りランちゃん!
じつはね・・・

ボクのこの空き地、
ずっと使われていないだろう?
だから、そろそろここで
なにかをはじめたいんだ」

「パン屋さんでもいいし
お花屋さんでもいい。
でも・・・」

「でも
お店をたてるのにも
おカネがかかるし
人手も必要で
お店をはじめるのは
たいへん・・・
おじさんそう言いたいんでしょ?」

「い、いつもすごいな
キミたちは・・・
そのとおりだよ」

「それならグッドランはどう?」
「・・・グッドラン?」

「グッドランはね
あたらしい時代のドッグランだよ!」
「・・・あたらしい時代の
ドッグラン?」

「そう。
アプリとスマートキーを
つかった進化したドッグラン。
グッドランなら
たて物をたてるより
おカネはかからないし
アプリで受付もぜんぶやってくれるから
人手もいらない。
それにお客さんも呼んでくれるの!
もちろん、
ぼうしのおじさんのドッグランを
つかってくれたお客さんの数で
毎月おカネがもらえるよ。」
「な、なんだって?」

「どうすれば
空き地でグッドランが
はじめられるの?」
「フランチャイズ!
ぼうしのおじさんと
グッドランが、なかまになるの」
「よーし!
ランちゃん!グッドくん!
さっそくグッドランの
なかまになろう!」

「ところで
キミたちふたりの名前って・・・」
つづく



