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図工・美術の授業展「はみ出す力展」の開催と記録集発行の支援

武蔵野線沿線美術教育実践研究会「び会」の活動の充実と八戸市立美術館で開催される図工・美術の授業展2024「はみ出す力展」の開催 記録集の発行

現在の支援総額

118,000

23%

目標金額は500,000円

支援者数

25

募集終了まで残り

39

図工・美術の授業展「はみ出す力展」の開催と記録集発行の支援

現在の支援総額

118,000

23%達成

あと 39

目標金額500,000

支援者数25

武蔵野線沿線美術教育実践研究会「び会」の活動の充実と八戸市立美術館で開催される図工・美術の授業展2024「はみ出す力展」の開催 記録集の発行

自己紹介

プロジェクトの実行者について

私たちは「武蔵野線沿線美術教育実践研究会」、通称「び会」です。美術教育に情熱を注ぐ有志が集まり、地域の子どもたちに豊かな創造力を提供することを目指しています。メンバーは美術教師や教育関係者、アーティストなど、多様なバックグラウンドを持つ専門家たちで構成されており、それぞれの経験と知識を活かして活動しています。

急速なスピードで社会が進展するなか、誰もが豊かな暮らしを持続できる社会を作り出すため新たな資質や能力の育成が求められています。「び会」では、変化し続ける社会においても児童・生徒が健やかに生き抜く力を育むことができる資質・能力を身につけられるよう、これからの「図工美術教育」の実現を目指して活動しています。


このプロジェクトについて

武蔵野線沿線美術教育実践学習会〜び会〜について

 「び会」は、千葉、埼玉、東京で活動する図画工作美術教員を中心に組織された自主的な学習会です(2011年発足)。現在は対面、オンラインのハイブリット開催となり、関東以外からの参加もあります。

 9月〜7月を一期として、一年間で対面とオンラインによる学習会を6回を行い、会員が授業実践の提案や発表を行います。昨年期も対面とオンラインのハイブリット学習会を6回行い、会員とビジターによりのべ約210名の参加がありました。また、学習の成果を公開する授業実践の展覧会を2018年度から埼玉県、うらわ美術館で4回、昨年度は川口市文化会館リリアで開催してきました。

 本学習会では参加者同士がそれぞれの授業実践を基盤に議論を交わしたり、優れた図工美術教育の実践者、大学教授による「講演」を受講したりする活動を通じて研鑽を重ねるとともに、学習会で得られた成果を「展覧会」や「記録集」として公開することで、図工美術教育の意義を社会に問いかけてきました。本プロジェクトは、学習の成果を多角的に発信する取り組み(展覧会や記録集など)を充実させることで、全ての関係者(児童生徒、保護者、教員、その他、図工・美術に興味関心のある方)との議論を醸成し、教育が抱える課題を明らかにするとともに、これからの社会が希求する未来の「図工・美術教育」を創造、展開することを目指しています。

実践発表の様子


ワークショップの様子

プロジェクト立ち上げの背景

  学校の図工・美術の授業。誰もが受けてきたこの授業の時間は、今、子どもたちにどんな力を身に付けさせているでしょうか?

 私たちは幼児教育から義務教育、高等学校までの教育活動を通して、子どもたちが日々の造形・美術の授業等で見せる感性と創造力、時代が経ても変化しない不易の価値と、「常識にとらわれず、既存の枠組みからはみ出し、未来に向かって飛び出すエネルギー」を、こころ豊な未来を作り出す能力として着目しました。そしてこの「はみだす力」が、未来を拓くイノベーションに繋がる力であると捉えて、2018から図工・美術の授業展を前身とした「はみ出す力展」を2019年度より企画してまいりました。会期中にはZoom(遠隔会議システム)で各地の展覧会出展者をつないで交流する「オンライン鑑賞会」を実施します。展覧会終了後には「記録集」を作成し、各地の関係者に送付することで学習会や展覧会に参加できなかった方々への発信を行っていきました。

 昨年度は日本各地の幼稚園・保育園・こども園、小・中学校、高等学校と教員養成に関わる大学等の授業や造形活動の様子、そこから生まれた作品を昨年は30の実践に厳選して「はみ出す力30展〜図工・美術の授業展〜」として「第62回関東甲信越地区造形教育大会埼玉大会」に合わせて展示・公開してきました。会期は短かったものの、大会会場にある展示ホールで開催したこともあり、例年に比べて造形教育に携わる教員の来場が多く、この展覧会を様々に発信していただくことになりました。

 第6回目を迎える本年度は、いよいよ埼玉県からはみ出し、青森県八戸市と埼玉県川口市のニ会場で開催いたします。本年は、八戸市民美術館と共催し、様々な地域や校種の実践や作品、中学校での「造形実験」の広がりも紹介し、それらの授業の中で育まれる、未来を拓いていく子どもたちの力を、工夫した展示を通して「はみ出す力」として考えていきます。「び会」はこれまでにも数多くのワークショップや展示会を行ってきました。特に、地域の学校との連携を強化し、実践的な美術教育の場を提供してきました。今回のプロジェクトにおいても、既に八戸市立美術館との協力体制を確立し、展覧会の企画段階から準備を進めて開催することができました。また、記録集の制作にあたっては、専門の編集者やデザイナーと共に詳細を詰めており、質の高い内容を届けるための準備を進めています。

 美術教育の現場では、子どもたちの創造力や独自性を育むことがますます重要視されています。しかし、実際の教育現場では、時間や資金の制約から十分な環境が整わないことも多いです。そこで、私たちは美術教育の価値を広く伝え、子どもたちの可能性を最大限に引き出すため、八戸市立美術館での「はみ出す力展」を企画しました。この展覧会を通じて、より多くの人に美術教育の重要性を理解してもらいたいと考えています。また、この活動を記録集として後世に残すことで、教育現場の発展に寄与したいと考えています。しかし、展覧会の運営面、並びに資金面が脆弱なため、ボランティアに依存する状況が続いており、十分に学習会の成果を発信できないというジレンマに陥っています。そこで、より良い活動と安定的に成果を発信する体制を整えるためにクラウドファンディングで資金の支援を募り、活動を充実させたいと考えました。

2018年〜2022年までの図工・美術の授業展ポスター

2023年 図工・美術の授業展「はみ出す力30展」


このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトを通じて、私たちは図工・美術の授業展2024「はみ出す力展」を成功させるとともに、その記録集を発行したいと考えています。展覧会では、子どもたちが枠にとらわれずに自由な発想で作品を制作する姿を展示し、多くの人々にその素晴らしさを感じてもらいたいです。記録集は、展覧会の貴重な瞬間を捉え、参加者すべてにとっての宝物となることを目指しています。

クラウドファンディングで得られた資金は、以下の内容に使用させていただきます。


チラシデザイン料                   30.000円
展覧会チラシ作成費                20.000円

展覧会搬入・搬出運搬費   100.000円

会場設営人件費       100.000円

記録集制作費        200.000円

チラシ・記録集発送費          50.000円

現在の準備状況

今年度の開催について

リターンについて

①3000円の支援

「『はみ出す力展vol.6』~図工・美術の授業展2024~」

報告書冊子。A4版オールカラー50ページ程度(予定)一冊

② 5000円以上の支援

「『はみだす力展vol.5』~図工・美術の授業展2023~」

「『はみ出す力展vol.6』~図工・美術の授業展2024~」

報告書冊子。A4変形版オールカラー50ページ程度(予定)二冊

 

スケジュール

 プロジェクトは、以下のスケジュールで遂行する予定です。

 1月 図工・美術の授業展 

   「はみ出す力展」八戸市立美術館で実施

 3月 クラウドファンディング終了・展覧会記録集作成開始   

   5月   原稿完成  

 6月 入稿、印刷  

 7月 発送準備  

 8月 リターン発送

最後に

私たちのプロジェクトは単なる展示会の開催に留まらず、未来の美術教育の可能性を広げる大きな一歩だと考えています。「はみ出す力展」を通じて、子どもたちの自由な表現を支援し、その成果を広く共有することで、より多くの人々に美術教育の重要性やその魅力を伝えたいと思っています。皆様の温かいご支援が、このプロジェクトの成功にとって不可欠です。どうかご協力をお願いいたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • ・授業展の継続運営に関わる費用(展示パネル制作代、広報用通信費、会場設営などの物品費や人件費など) ・授業展継続のための記録集制作費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

社会課題の解決を
みんなで支え合う新しいクラファン

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最新の活動報告

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  • 八戸市美術館 R7.1/23~1/25図工・美術の授業展「はみ出す力展 vol,6」が、八戸市美術館で無事開催されました。 搬入が平日だっため、八戸市美術館の教育普及担当の方々、八戸市の先生方にご協力をいただいてなんとか会場を整えました. 幼稚園から小・中・高等学校、大学、地域のアート活動など37の実戦発表がありました。また、24日には5人の実戦発表が対面で行われ、オンラインも含めると50人以上の参加者で充実した勉強会になりました。 その後は青森市教育委員会指導主事 高安弘大先生より 「美術館と連携した鑑賞学習についての一考察」として学校と美術館をつなぐ行政の立場から3つの事例をもとにお話をいただきました。途中、参加者の実践や疑問も話し合われ、来年度の学習計画の参考になりました。 夜には、美術館主催の「ホロハチ」で八戸の日本酒とおつまみをいただきながら、美術教育について教育関係者だけでなく地域の方とお話しする時間を持つことができました。そのが、それぞれ、また、展示を前にギャラリートークに花が咲きました。 この展覧会は埼玉県川口市アートギャラリーアトリアで月15日(土)〜24日(月)10:00〜18:00 (17日は休館日)までで巡回展示を催します。八戸にお越しになれなかった方は是非足をお運びください。 もっと見る

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