去る5月17日(土)、京田辺シュタイナー学校 卒業生シンポジウム『「今」という時代を自由に生きる』が無事に開催、大盛況のうちに幕を閉じました。
出来るだけ多くの方々に足を運んでいただきたい、通りがかりの方もふと立ち寄っていただけるようなシンポジウムにしたい、との思いから入場無料での開催を実現するべく、クラウドファンディングにも挑戦し、本当に多くの皆様のご支援を賜りました。誠にありがとうございました。
このクラウドファンディングをしなけれが出会えなかった方々もたくさんいらっしゃいます。そして、いただいたご寄付があったこらこそ実現できたことが沢山ありました。
ご登壇いただいた卒業生の皆様の交通費も賄え、当日の託児の実現や、来ていただいた一般の皆様全員にプラネッツ111号の進呈も実現し、何より卒業生の皆様が自由に発言し、生き生きとリアルな声をきかせてくださいました。
13時から始まった第一部は、延長して休み時間を短縮。第二部も延長し、座談会形式の質疑応答では会場と登壇者が一体となり、時間の感じさせない充実した一日となりました。熱気冷めやらぬ会場はいつまでもそこに居たい皆様でごったがえし、最後まで希望に満ちた談笑の場となっていました。
朝は、悪天候に見舞われた始まりとなりましたが、そのお陰で参加できるようになったご家族もいらっしゃいました。そして帰路につく頃には雨も上がり、さわやかな空気に包まれ、心地よい夜風に吹かれながら、呉竹文化センターを後にしました。
このクラウドファンディングにご支援くださった方々の中には、遠方でこのシンポジウムにご参加叶わない方もいらっしゃいました。その方々からのご期待に応えるべく、運営スタッフ一同、皆様に喜んでもらえるシンポジウムにしようと準備してまいりました。それが一つ達成できたのでは、と安堵しております。お気持ちを賜り、本当にありがとうございました。
これから新たな“何か”が始まった予感がします。
これを一つの区切りとし、25年間、今までの積み重ねに満足することなく、若者が生きにくい現代社会をどう切り開いていくか。子ども達の未来が輝かしいものとなるよう、私たち大人は「教育への挑戦」をこれからもし続けていきたいと思います。
この日のシンポジウムの様子は、12月発行の学校報『プラネッツ』に特集予定です。リターンのポストカードもお楽しみに!年末まで今しばらくお待ちください。






