自己紹介
前司昭博と申します。
私は、浪江町で生まれ育ち暮らしていました。東日本大震災で、福島県内で避難生活をし、2019年に浪江町へ帰還、現在は浪江町で住み暮らしています。
地域団体の経歴ですが、20歳で浪江町消防団に入団し、地域の繋がりの大切さを学びました。25歳で浪江町商工会青年部に入部し、「なみえ焼そば」PR団体「浪江焼麺太国」の立ち上げや活動を行いました。東日本大震災後も、浪江町民の絆を繋ぎとめるための避難先での炊き出しや風評被害払拭のために全国各地で出展し、故郷の大切さやまちおこしを学びました。30歳で浪江青年会議所へ入会し、ものの考え方や事業構築方法、組織づくりを通して、ひとづくりを学びました。
現在、40代になり様々な地域団体の経験を集結させ、浪江町の魅力の発信並びに賑わい創出が目的のご当地ヒーロー「なみえアベンジャーズ」を仕掛け、浪江町を盛り上げています。この企画の最終目標は、浪江町に住み暮らす人全員のヒーロー化です。人々の自己実現から、明るい豊かな浪江町への一助となればと思います。
浪江町の紹介・現状
浪江町の紹介ですが、福島県の最東端の町で、西にあぶくま山脈を抱え、東に太平洋をのぞみ、温暖な気候で過ごしやすい地域です。伝統文化は、1,000年以上の歴史がある相馬野馬追、350年の歴史がある大堀相馬焼、65年の歴史があるなみえ焼そばがあります。人口も約20,000人でした。
浪江町の現状ですが、多くの方の尽力で相馬野馬追、大堀相馬焼、なみえ焼そばも復活しています。2017年の避難地域一部解除から現在、人口約14,000人で町内在住者は約2,200人になっており、その中には帰還者と移住者がいます。スーパーや飲食店も少ないながら、普通の暮らしができています。
まちづくりでは、ご当地グルメ「なみえ焼そば」による魅力発信や浪江町水素タウン構想、浪江駅前開発、福島国際研究教育機構 (F-REI)建設等があり、新しい町への復興が進んでいます。
このプロジェクトで実現したいこと
地域の魅力の発信並びに人と人を繋ぐことを目的とし、和ダイニング、なみえアベンジャーズバルを開店させたいと思います。(注:なみえアベンジャーズは任意団体でボランティア活動です。お店自体はなみえアベンジャーズと直接関係はなく、お店にはヒーローはいません。あくまでコンセプトバーです。)場所は、浪江町役場横のチャレンジショップ「まち・なみ・まるしぇ」内店舗(入居1年限定)になります。
提供する料理は、ご当地グルメ「なみえ焼そば」、郷土料理「じゅうねん餅」、魚は、請戸ものをはじめ、常磐もの、浪江町産の野菜を使った煮物等、浪江町を味わえるようにします。酒も地酒「壽」、食器は大堀相馬焼等を使用し、料理と共に体感できるようにします。店内は、カウンターを設置し、一人でも入りやすい環境を作ります。
レンタルショーケースを設置し、なみえアベンジャーズグッズの販売と、浪江町居住者の作品や趣味のもの、手芸品等販売し、一緒にお店を作る環境や趣味を繋げるきっかけ作りをします。
オープンは2025年2月を予定しており、開業費を捻出に皆様のご協力を賜ればと存じます。
目標金額は、200万円です。
プロジェクト立ち上げの背景
浪江町では、農業・漁業が再開し、生産物の流通が始まっていますが、まだまだ東日本大震災前の水準までには戻っていません。道の駅なみえがあり、地物産品の物販や料理の提供がありますが、昼のみの営業となっていて、夜に地元産品の料理を提供する飲食店が数店舗しかありません。また、「なみえ焼そば」や「じゅうねん餅」等の食文化、郷土料理を提供する飲食店もさらに少ない状態であります。
住民について、町内在住者約2,200人のうち、3分の2は移住者や仕事の出張者、3分の1は帰還者になっています。イベントやSNSオープンチャット等で交流が図られていますが、一人でも気軽に入れて繋がれる飲食店はあまりない状態です。
以上のことから、地産地消を地域への浸透させることや地域外の方の浪江町へのアクセスを増やすこと、帰還者と移住者を繋げるための少人数でも気軽に交流できたり、趣味から繋がりができる場所が求められています。
リターンについて
なみえアベンジャーズグッズ他になります。
スケジュール
2024年11月 食品衛生責任者の取得(済)
2024年12月 チェレンジショップ店舗入居決定(済)
2025年1月21日 保健所許可(済)
2025年1月下旬 オープン準備
2025年2月8日 新店舗オープン
2025年2月15日 クラウドファンディング終了
2025年2月下旬 リターン発送
店舗所在地
福島県双葉郡浪江町大字幾世橋字六反田7-2 まち・なみ・まるしぇ内
集めた資金の使途
なみえアベンジャーズバーの開業費になります。
カウンター・照明設置工事費 550,000円
テーブル・イス代 452,351円
レンタルショーケース代 409,090円
リターン原価
キャンプファイヤー手数料
プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
保健所へ飲食店営業許可申請は2025年1月中旬に申請し、許可済み。
リターンを実施する上でのリスクについて
チケット使用時は、イベント貸切や満席もあるので、事前予約願います。また、チケット期限切れについては対応いたしかねますのでご了承ください。
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は、自己資金で補填予定です。必要資金が不足した場合でも、自身で借入を行いオープン致します。
最後に
なみえアベンジャーズバルを地域の情報発信基地にしたいと思います。チャレンジショップは1年入居条件となりますので、自立できる場合は、浪江町内で店舗を建てるか、テナントへ入居します。復興半ばである浪江町で美味しい!楽しい!怪しい?を通して、住み暮らす人、関わる人に幸せな時間を提供していきたいと思います。
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