国際的な美術家・永井雅人の個展を開催し目黒区美術館の創立40周年記念を祝いたい

2027年に創立40周年を迎える東京・目黒区美術館で目黒出身で海外で国際賞受賞歴等もある画家・版画家の永井雅人の大規模な個展を開催する。再開発と建物解体から守るため区立美術館に目黒区民や地域の人達を多く招待し40周年のお祝いをしたい。(スライドはギャラリー杉野で開催された個展より過去の会場写真)

現在の支援総額

90,000

15%

目標金額は600,000円

支援者数

5

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/01/27に募集を開始し、 5人の支援により 90,000円の資金を集め、 2025/04/16に募集を終了しました

国際的な美術家・永井雅人の個展を開催し目黒区美術館の創立40周年記念を祝いたい

現在の支援総額

90,000

15%達成

終了

目標金額600,000

支援者数5

このプロジェクトは、2025/01/27に募集を開始し、 5人の支援により 90,000円の資金を集め、 2025/04/16に募集を終了しました

2027年に創立40周年を迎える東京・目黒区美術館で目黒出身で海外で国際賞受賞歴等もある画家・版画家の永井雅人の大規模な個展を開催する。再開発と建物解体から守るため区立美術館に目黒区民や地域の人達を多く招待し40周年のお祝いをしたい。(スライドはギャラリー杉野で開催された個展より過去の会場写真)

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お世話になります。ウェブを拝見している美術家の永井です。私の展覧会、個展のお知らせをお送りいたします。東京有楽町に御用の際にはぜひ皆様といらしてください。永井雅人 永井雅人展 Textures 2ギャラリー杉野 中央区銀座1丁目5-15 並木通り2025年11月24日(月・祝)~11月29日(土)11月24日(月)午後3時 「クラシック音楽奇譚」とのコラボ企画  主宰者・Hanaのスペシャルトークデー(資料あり)「版画で自分の肖像画を作らせたあの人! 19世紀の作曲家たち~ベートーヴェン、シューマン」(約30分) お陰様で号外ネット目黒区にも取り上げられました。https://meguro.goguynet.jp/2025/09/23/masato_nagai3/ 銀座 ギャラリー杉野代表取締役 杉野脩〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-15TEL.03-3561-1316


ご支援を頂いた皆様本当にありがとうございました。先日まで行われた都議会議員選挙に合わせて目黒区美術館建築ガイドツアーの動画編を作成しました。https://www.youtube.com/watch?v=Q1rdxJu546Q目黒区では都市再開発問題に関心の高い野党候補が1番で当選となったそうです。また目黒では行政と事業者による競争的対話(入札)の失敗後も開発主義を唱えていた現職区議のT候補は4番手となり、落選となりました。なお現在も展覧会資金の支援については2回目の募集中となっております。https://camp-fire.jp/projects/847187/viewあと残りも二週間、どうぞ宜しくお願いします。


朝日新聞・電子版では「変わりゆく東京 第3回 文化を守れるか」として私の活動が連載記事のところからカラーで読めるそうです。(一部は有料)5月3日からの配信スタートになります。区役所で大規模な再開発計画の担当者に「これは将来は新聞沙汰になりますよ」、と言ってた頃はここまで大きく扱われる事は想像していなかった。生まれくセリフとは 愛の言霊。再開発より 必要なのは ペンキ鉄部塗り替え 大掃除 腕の良い植木屋さん充分な予算 賢い子供たち電子版リンクはこちらhttps://www.asahi.com/rensai/list.html?id=3029&iref=pc_national_top&fbclid=IwY2xjawKCNvpleHRuA2FlbQIxMABicmlkETFkRDBFZ2FxYjlvUHBaNWd5AR4eODEnD0CmjYQQMoAtLLvKQN1VtwyZ3DMkfeBBXNdnPKee-QMpqfWTg0nQeA_aem__TrKcA5-8nJ67wDLYRiToQ#meguro #目黒区美術館 #目黒区 #masatonagai #永井雅人 #クラファンチャレンジ  #クラファンチャレンジ中  #再開発 #現代アート #現代美術館 #国立劇場


多くのご支援とアクセス、活動のご理解、また応援を頂き本当にありがとうございました。おかげさまで無事にプロジェクトを終えました。引き続き2025年11月の銀座個展での中間発表と2027年の個展まで努力してまいりますので今後ともどうぞ宜しくお願いします。また新たなる支援の希望やプロジェクトへの質問などがありましたらお手数ですが直接に作家永井雅人の方までメールなどでお問い合わせ下さい。永井雅人   


思い出の美術館  No.XX 私と東京都目黒区美術館・「ワークショップ・手と目の冒険広場」の原稿を日本美術家連盟の会報誌に投稿しましたMasato Nagai目黒区, 日本2025/04/11思い出の美術館  No.XX  私と東京都目黒区美術館・「ワークショップ・手と目の冒険広場」の原稿を日本美術家連盟の会報誌に私的に投稿しました。掲載時期は未定(あるいは政治的配慮で半永久的に見送り!?)なのでこちらに先行して公開します。1980年〜1990年代に私が経験した話です。こちら全文になります。 思い出の美術館  No.XX私と東京都目黒区美術館・「ワークショップ・手と目の冒険広場」    永井雅人  この度新会員に加わりました絵画・版画の永井雅人と申します。 今回は私が43年間生活、制作活動している東京都の目黒区にある公立美術館の目黒区美術館と自身の関わりについて是非書いてみたいと思い、 会の新参者として誠に僭越ながら思い切って投稿した次第です。 目黒区美術館は1987年に設立され、今年2025年で38年を迎える比較的新しい美術館です。目黒といえば春には桜が咲き誇り川の両岸からも満開の花でいっぱいになる目黒川が有名ですが、この街の小さな美術館は目黒区民センター公園という広い公園の中の、幼児プールと 周りの木々を抜けた先に静かに今も佇んでいます。 また目黒区美術館は目黒区に所縁のある藤田嗣治や荻須高徳、岡鹿之助、 岡田謙三、高野三三男やそのエコール・ド・パリ時代に交友のあった画家たち、パリに学んだ留学生たちの若き日の作品、手紙や手帳類をはじ め画材や資料などがタイムカプセルの様にそのまま多数保管保存されて いる事が関係者の間でも有名です。開館当初からこれらのコレクション 展と近現代美術の展覧会を両方開催する方針は今でも変わりません。 さて私が初めて目黒区美術館に行ったのは開館から2年程経った1989年小学校2年生の頃だったと記憶します。しかし7歳ほどの少年にとってはエコール・ド・パリも藤田嗣治などの貴重な絵画も全く未知の存在で、美術館に行ったのも春夏に区内で募集されていた「子供のためのワークショップ」に地域の子供達と一緒に参加する為でした。私は幼少時いわゆる小学校の図画工作や児童絵画制作の時間がとても苦手な子供でした。要領の悪い小学校低学年生の私には、教師の説明がよく理解出来ず、それをこなす技術もなく動物や人物が手本通りに全く描けなかったのです。私にとっての学校の図工は苦痛な時間でした。こうしたことは現代でも起こり得ることであり、子供の美術では根本の問題なのかもしれません。 しかし不思議なことに目黒区美術館の専門の学芸員さんたちやエデュケーターらが、子供たちの為に工夫して考え出した教育普及のワークショップの内容は、何故か図画工作が大嫌いな私の気持ちをも魔法のようにワクワクさせ、朝から夕刻まで飽きさせず心を捉えて離さないものでした。 今振り返ると当時のゲスト講師陣には環境音楽作曲家のパイオニアの故・ 吉村弘氏や版画家の小林敬生氏、華道家として有名になる前の假屋崎省吾氏ら若い才能が輝いていた方々も多数いらっしゃいました。 彼らのワークショップがとても優れていたのは、教師が説明する課題を一つの作品にまとめる授業が中心の学校とは違い、一人一人の子供にアイデアを考えさせ、お互いに伝えてコミニケーションして時には美術大学から来た若い優秀な学生スタッフと共にトコトン子供の主張や要求に 沿ったものを何か共同で合作で作り上げさせるという方針によるものだっ たと思います。つまり学校の授業や工作等とは根本的に創作の在り方が違ったのです。 また昼休みや空いた時間に、作家や大人の解りやすい説明ガイドを受け ながらワークショップ室と企画展示室を行き来して、実物の優れた絵画 やアート作品に何度も近くから親しめた体験もまるでフランスのポンピドウセンターの展示室の子供達のようで得難いものだったと思います。 本当に良い作品は当時から幼い子供の心にも深く残っていました。また当時の目黒の人々にとっては家やマンションの部屋とは全くスケールの違う開放的な新美術館のホワイエにある原口典之作の鉄鋼彫刻、吹き抜けの展示室やワークショップ室それ自体も感性を刺激する特別な空間でした。 1980年代の日本の好景気を背景に、芸術文化にも予算が多く回る理想的な時代のアート教育・環境をまるで放課後の児童館にいる様にあたりまえに受けていた私たちは、今の閉塞感を思えば信じられない贅沢な子供時代を送りました。さて目黒区美術館の長い企画展の歴史の中で私が最も印象に残っている 展示が二つあります。それは「色の博物誌」のシリーズと「水のアラベ スク展」です。どちらも1991年頃の開催の展示が強く心に残ってい ます。 「色の博物誌」については関連の展覧会カタログや専門家によるテキストが多く残されているので今私があらためて何かを付け足して書くことは無いと思いますが、不思議と「水のアラベスク展」については近年語られることがないように思います。 私がこの展覧会で特に記憶に残ったのは著名なデイヴィッド・ホックニー の代表作でもあるプールのリトグラフや前田寛治の「銚子の海」 をテーマにした絶筆絵画ではなくむしろ故・吉村弘の創作オブジェ作品 や水の音を図形楽譜と共に録音して作品化し会場でも音響効果として流すといった斬新な現代美術の方でした。 当時は「サウンド・インスタレーション」などとは思わず地元の子供としてただ不思議だと思って眺めていたのですが今となっては60歳代で 早世された吉村氏の日本を代表する環境音楽家として最も注目されてい た時代の斬新な作品をリアルタイムで体験したのです。 またアクリルを素材にして大型水槽のような立体を創作し、そのケース 中に水を大量に流し込んで作品の中に封じ込め彫刻化、可視化する彫刻家の八柳尚樹さん(故人・元行動美術協会会員)の代表作「時間」1988年作も大変印象的でした。 私は八柳尚樹さんが講師となった子供のための創作ワークショップにも 参加して彼の講座に3日間も通いました。 今となっては自分が当時何を創作したのかはあまり憶えていないのです が彼がいかに自分は「水をテーマとすること」に拘りを持ってきたか、 そして「見飽きることのない水の表情を知覚と自然の法則を感じながら作品化する」ときにアクリルケースから水が漏れたら作品が台無しで補修するのがいかに大変なのかを子供達に真剣に語っていたように思います。 またこちらは大人のためのコースだったので私は参加はせず遠巻きに驚いて観察していただけだったと思いますが、前述した環境音楽の吉村弘 氏は大真面目に目黒区美術館のワークショップ室に立派な青竹を運び込み、美術館の外のテラスまで続くように巨大な流しそうめんの装置(!) を参加者で竹をノコで切って作っていました。 そしてその時の水の音や流れまでも吉村氏は表現の一部としてハンディカムビデオに録画録音させ、創作活動の記憶に残そうとされていました。 だいの大人が最後に参加者皆で自分達の喉に美味しそうに流し込む労働 の後の缶ビールの味までも文字通り「水を使った爽快な自己の表現」の 一部?だったのでしょう。 これらの人間模様(アラベスク)から私が思ったのは如何にアーティストが齢をとっても大人になっても自分の中にまるで永遠の少年のような 純粋で楽しむ気持ちを忘れずに創作と人々との交流に努めているかとい う一面でした。 それは決して「遊び」ではなく「遊び心」を持って真剣に表現し美術館で自分の世界の確立と、ものつくりをしていたかという真実でした。これは私の実感でもありますが昨今は作者が本当は作ることに喜びを感 じていないかのような作品、辛いことを乗り越えてその跡が生々しく残 る作品(特に絵画・彫刻?)が世間に天才的だと注目され、またその数 も多いようにも思います。 しかし本来は作者が心底から楽しんで作った作品こそが見る人の心に長く残るのではないでしょうか。 私が目黒区美術館で34年も前の夏に体験した事は即ち、子供の私達にも何か大切な印象を残していった先人達(今でも彼らの活動記録や作品を観る人の心の中にはずっと生きている芸術家達でもある)の背中から の「表現するとは何か?」という半永久の問いであり今度は我々の世代 が新たな答えを探すべき宿題なのでしょう。 大人になった私の「夏休みのワークショップ・自由課題制作」も日々の中ではまだ終わることがないのです。 参考資料 目黒区美術館カタログ「水のアラベスク」展 区立図書館より目黒区美術館ワークショップの20年 記念資料集 2007〜2008年 同https://asobiboukentai.wixsite.com/websitehttps://943335f3-73f6-4c88-8a1d-08fabc501848.filesusr.com/ugd/ead06e_9dfb45a335804f8fb98d110399f02b19.pdf目黒区美術館 開館記念資料 1987年 同 吉村 弘 風景の音 音の風景 | 神奈川県立近代美術館 2023年https://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition/2023-yoshimura-hiroshi/*彫刻家の関直美氏に若い頃よりの友人の八柳尚樹さんの「水の彫刻家」としての活動についてもお聞きしました。八柳尚樹展のアーカイブ https://www.art-yuran.jp/2001/07/___17.html


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