
はじめに
平安時代の886年、名古屋市中区金山の地に創建された榊森白山社は、千年以上にわたり地域の人々の信仰と生活に深く根ざしてきました。主祭神として菊理媛命(くくりひめのみこと)、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、大己貴神(おおなむちのかみ)を祀り、境内には稲荷社や華能宮などの摂末社が鎮座しています。特に、華能宮は「世界唯一の縁結びの神様」として知られ、多くの参拝者が訪れています。

創建当初、この地には榊の木が多く茂り、その榊は熱田神宮への奉納に用いられていたと伝えられています。また、熱田神宮への参拝者は、まず榊森白山社でお祓いを受け、身を清めてから参拝したとも言われています。

戦災により失われた社殿は、昭和38年に氏子や崇敬者、地域住民の尽力で再建されましたが、年月の経過により老朽化が進み、現在は修繕が急務となっています。このプロジェクトでは、神社の修繕を通じて歴史と文化を未来へ受け継ぐことを目指しています。

榊森白山社と地域の繋がり
かつて、榊森白山社はうっそうとした木々に囲まれ、ゴミが放置されることもありました。しかし、ある氏子の方が150万円の私財を投じ、木々の伐採や照明の設置、砂利敷き、看板や手水舎の修繕を行いました。その結果、徐々に参拝者が増えたそうです。

さらに、神社の存在をより多くの人に知ってもらうため、占いや雑貨、弁当販売などを取り入れたイベントを定期的に開催し、地域の交流の場としての役割も果たしています。

また、定期的に祭事が執り行われ、子ども神輿が集まるなど、地域の伝統行事として親しまれています。加えて、町内の集いの場としても活用されており、住民同士の交流を深める大切な役割を担っています。さらに、神社の一部は公文の教室としても利用されており、子どもたちの学びの場としても地域に貢献 しています。
またその氏子の方は毎朝早くから神社の清掃や手入れを欠かさず行っています。このように、榊森白山社は地元の方々の尽力によって支えられ、現在の姿を維持しています。地域の人々に見守られながら、これからも大切な信仰の場として受け継がれていくことでしょう。

年間スケジュール
榊森白山社では、年間を通じて様々な祭事が行われています。これらの行事は、地域住民にとって重要な節目を象徴し、神社が生活に根付いていることを示しています。

• 元旦祭: 1月1日
新しい一年の平穏と幸福を祈る祭事です。
• 左義長: 1月15日
正月飾りをお焚き上げし、無病息災を祈願します。
• 祈年祭: 2月17日
地域の安全や五穀豊穣を祈る祭事です。
• 松尾祭 稲荷祭: 4月5日
商売繁盛や酒造守護の神に感謝を捧げる祭事です。
• 大祓式: 6月30日
半年間の穢れを祓い、心身を清める行事です。
• 天王祭 華能宮祭: 7月23日
厄除けや技芸上達を祈願する祭事です。
• 例祭: 10月5日
神社の年間行事の中で最も重要な祭事です。
• 新嘗祭: 11月23日
収穫の恵みに感謝する伝統的な行事です。
• 秋葉祭: 12月16日
火の神を祀り、火災防止を祈願します。
• 除夜祭 大祓式: 12月30日
一年の穢れを祓い、新年を迎える準備をします。

修繕が必要な箇所と費用
榊森白山社では、以下の箇所について改修工事を計画しています。
• 天王社: 545,600円
• 松尾社 15号: 545,600円
• 稲葉社 15号: 661,100円
• 秋葉社 15号: 556,600円
• 本殿: 7,238,000円
• 東手水舎倉屋根板部改修: 1,980,000円
• 東倉庫瓦葺きなおし: 789,000円
合計金額: 12,315,900円





老朽化の状況と修繕の必要性
榊森白山社では、以下の箇所で老朽化が進んでおり、早急な修繕が必要な状況です。特に、近い将来に想定される地震や災害への防災対策としても、早期の改修が求められています。
- 本殿の屋根:腐食が進み、崩壊の危険性があります。
- 他のお社:建築から長い年月が経過し、構造材の腐朽が見られます。腐食により瓦が落下しており、安全性が損なわれています。
また、本殿には5つのお社があり、全てのお社の骨組み(木材)が朽ち果て、崩れかけている状態です。さらに、倉庫と手水舎の屋根は雨漏りが発生しており、骨組みの交換と屋根の吹き替えが必要です。
修繕が行われない場合の影響
- お社が壊れ、景観が損なわれる
- 本殿の屋根が腐り、崩落の危険性が高まる
- 倉庫の屋根も腐食が進行し、瓦が落ちる恐れがある
- 長年放置すれば、建物全体がさらに劣化し、取り返しのつかない状態になる可能性がある
これらの状況を放置すると、建物のさらなる劣化や参拝者の安全確保に支障をきたす恐れがあります。そのため、早急な修繕が不可欠です。
段階的な目標設定
プロジェクトを成功させるため、以下の段階的な目標を設定します:
1. 第1目標: 300万円
天王社、松尾社、稲葉社、秋葉社の修繕費用の一部に充当します。
2. 第2目標: 600万円
本殿修繕費用の一部を含めた修繕費用に充当します。
3. 最終目標: 1,231万円
全ての修繕工事費用を賄い、将来の維持管理費用にも充当します。
リターンについて
ご支援いただいた方々には、以下のリターンをご用意しています。
今回のクラウドファンディングでは、神社からのお礼として、御札や御守り、御朱印帳、おみくじ、風鈴など、いくつかのリターンをご用意しています。

また、ご希望の方にはお礼のメッセージや感謝状等もお送りする予定です。
「何もいらない、気持ちだけで応援したい」という方に向けたプランもご用意していますので、それぞれのお気持ちに合わせて選んでいただければ幸いです。
「支援者様の個人情報(氏名・メールアドレス等)は、プロジェクトオーナーにのみ開示され、第三者へ公開されることは一切ありません。
また、支援コメントをご記入いただかない場合は、他の支援者様からもお名前で特定されることはございませんので、ご安心ください。 」

スケジュール
• 2025年夏: 第1段階目標達成を目指し、修繕工事開始
• 2025年秋: 社殿および摂社の修繕進行
• 2026年春: 修繕工事完了、奉納者掲示・玉垣設置
• 2026年夏: リターン発送完了
日本全国の神社が消滅の危機に直面しています
榊森白山社の修繕は、単なる建物の修復ではなく、地域の歴史と文化を未来へつなぐための重要な取り組みです。しかし、榊森白山社に限らず、日本全国の神社が存続の危機に瀕しています。
全国の神社が消滅の危機にある理由
神社の無人化と消滅の可能性
• 日本全国には約8万社の神社がありますが、そのうち約3分の1が無人化し、適切な管理が行き届いていません。
• 特に地方では、氏子や宮司の減少、修繕資金の不足により、多くの神社が存続の危機にあります。
• 國學院大學・石井研士教授の研究によると、2040年までに消滅する可能性のある市区町村が896自治体存在するとされています。
• これらの自治体に所在する約6万2,971の宗教法人(神社・寺院)のうち、35.6%が消滅する可能性があると指摘されています。
• また、全国の神社のうち、約3万社が2050年までに消滅すると試算されています。
神社消滅の背景とは?
• 過疎化と少子高齢化 → 氏子の減少により、神社の維持が困難に
• 宮司の後継者不足 → 神職不在の「無住神社」が増加
• 経済的な問題 → 修繕費の確保が難しく、建物の老朽化が進行
将来的に全国の神社の8割が消滅する可能性があるとも言われており、早急な対策が求められています。

神社は地域社会の大切な拠点
神社は単なる宗教施設ではなく、地域の暮らしに深く根ざした存在です。
• 地域の歴史と文化を伝える場所
• 祭りや行事を通じたコミュニティの拠点
• 災害時の避難場所としての役割
榊森白山社も、地域住民による清掃や修繕の努力によって守られてきました。しかし、老朽化が進み、このまま放置すれば崩壊の危険性があります。

未来へと神社をつなぐために
榊森白山社の修繕は、この深刻な状況に対するひとつの希望となり得ます。このプロジェクトが成功すれば、全国の神社の維持・存続のモデルケースとなり、他の神社にも希望を与えることができます。
あなたの支援が、日本の歴史と文化を未来へつなぐ大きな力になります。
失われる前に、私たちの手で守りましょう。
ご支援・拡散のご協力をよろしくお願いいたします。
最後に
本プロジェクトにご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。修繕を通じて榊森白山社を未来に引き継ぐ取り組みに、ぜひご協力をお願いいたします。

宮司からのメッセージみなさま、こんにちは。私、榊森白山社の宮司、村田義保と申します。この度は、大切なお時間を割いてご覧いただき、誠にありがとうございます。
私が神職の道に進んだきっかけは、家族の中で「誰かが神主になってほしい」という祖父の願いでした。
曾祖父も神職を務めており、その流れを受けて國學院大學に進むことになりましたが、当時はまだ「神主になる」という意識はあまりなく、むしろ東京への憧れのほうが大きかったように思います。
しかし、伊勢神宮で受けた夏の講習で、人生が大きく変わりました。
神域の中でも特別な場所「御垣内(みかきうち)」に入り、御柱を目の前にしたとき、不思議と涙が出そうになるような、言葉にできない感情に包まれました。
その体験を通して、初めて「神様の存在」を感じ、心の底から「神主になりたい」と思うようになりました。
あの瞬間が、今の自分の原点です。

榊森白山社は、平安時代・仁和3年(西暦886年)に創建され、古くからこの地の人々の心の拠り所として、大切に守り継がれてきました。
かつては熱田神宮へ奉納する榊の産地としても知られ、
参拝者はこの社でお祓いを受け、心身を清めてから熱田へ向かう──
そんな歴史と伝承をもつ、由緒ある神社です。

戦災により一度は社殿を失いましたが、昭和38年、氏子や崇敬者、地域の皆様の力により現在の地に再建されました。
しかし、再建から60年が経ち、ご本殿の銅板屋根や構造材の老朽化が進み、改修が急務となっております。
榊森白山社は、付近6つの町内の氏神さまとして、日々の暮らしと深く結びついています。
年中行事やお祭りのたびに、町内の方々が世代を越えて集い、神社は地域のにぎわいと交流の場となっています。
また、社務所は地域の子どもたちの学びの場(公文教室)としても利用され、近年では地域マルシェも開催されるなど、文化的・生活的な支柱としての役割も担ってまいりました。
この神社を未来へつなぐために、皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。

榊森白山社は、地域の皆様にとって、今も変わらず心の拠り所です。
この修繕を通じて、地域の歴史と文化を次の世代へつなげていきたいと願っております。
どうか皆様の温かいご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。


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