5年前の今頃は、まだ100kmも走ったことがなく、大阪市北区にある職場から京都市北区の自宅まで、初めて「帰宅ジョグ」の約60kmをして、それが人生最長でした。 Facebookのコメントを読んでたら、 「山で走るのは良いらしいですね。トレランとかいうらしい。走って山を巡る人たちを大文字山でも時々見かけます。心肺機能向上、筋力UPするらしいので、京都周遊をいつかしてみたいです。」という自分のコメントを見つけ、この頃はまだ、大文字山さえ走ったことがなく、京都一周トレイルという言葉も知らなかったのだなと思い出しました。(画像は帰宅ジョグ達成後に、疲労感を演出して自撮り。シャツは、2006年にイタリアはボローニャに留学したときに、バスケがしたくなって買ったものです)
先ほど、トルデジアン参加のための誓約書と診断書を、ウェブサイト上でアップロードしました。誓約書は、トルデジアンに参加する上での約束事で、ルールや必携装備についてまとめられたものに署名します。署名については、2006年ごろイタリアに留学していた頃は、ローマ字表記を崩したいわゆる「サイン」を使っていましたが、今回は漢字にしました。診断書は、かかりつけの先生に書いてもらいました。トルデジアンの場合、大会指定の書式はないので、他の大会の書式を参照して作ってもらいました。過去の(会社で受けた)健康診断を併せて見てもらいつつ、血圧を測り、聴診し、後は問診だけで完了です。 ホッとひと息。仮登録から抽選を経て、本登録、入金、エントリー完了、そして今回の誓約書&診断書の提出で、トルデジアン参加のための手続きは終わりました(たぶん)。昔、留学手続きをしていた頃を思い出します。大学からの受け入れ証明が必要だったり、過去の語学研修の証明が急遽必要になったり、領事館に何度も電話して、何度も通い、その度に変更される申請方法と提出書類にうんざりしたものです。あの日々に比べれば、なんとスムーズな手続きでしょう。…いやいや。イタリアを侮ってはいけない。この先まだ何か、例えば落とし穴とか罠とか、そういうのが待ち受けている可能性がある。それが僕の知るイタリアです。何もなければ「あ〜、何もなかった。運が良かった!」で済みますが、何かあった時のために心の準備は抜かりなくするべきです。それでいくつもの修羅場をくぐり抜けてきました。思えば、留学前後の手続きも含め、あの日々はすべて、40歳になった今年トルデジアンに参加するための準備期間だったのではないか。そんな気さえしています。風は吹いています。今のところ、追い風のようです。
オープンから4日が過ぎ、現在8名の方々から支援いただいております。それぞれ、心温まるメッセージ付きでサポートくださってますが、個別の返信の仕方がわかっておりません! お心は確かに受け取りましたので、引き続き応援していただければ幸いです。 ちょうど4年前に、ノリで琵琶湖を走って一周した時も、「これはオレと俺の戦いだ!」とかなんとか言いながら、FacebookやTwitterで反応があるととてもうれしかったのを覚えています。結局は「個人の挑戦」ではあるんですけど、それでもやっぱり「独り」で達成するのはむずかしい。それはトルデジアンでも一緒です。しかも、息も絶え絶え、フラフラで完踏した琵琶湖一周でさえ218キロ(iPhoneでの実測)で、トルデジアンはさらに100キロ以上あり、かつ山。きっとイタリアに行ってからもSNSを気にしちゃうんでしょうね(実際に携帯を見る余裕があるか知らん)。 この「活動報告」というページでは、8月20日の支援受付締切日まで(目標額達成後はトルデジアン完踏まで?)、「今していること、考えていること」を書いて行きたいと思います。「しゃあない、応援したろ!」「こいつ、応援したらな無理ちゃう?」と思わせる内容がメインになる可能性もありますが、メインページでは書ききれなかったトルデジアンへの思いなども散りばめていきたいと思います。なお、FacebookとTwitterで「#育休トルデジアン」というハッシュタグを使っています。まあ、僕しか使わないものですが、もっと細かい日々のつぶやきはそちらも笑覧ください。 (写真:丹波篠山で3人兄弟と)