
フラドレック・ムジュル(写真左)
ジンバブエのショナ族の伝統を守る家庭に生まれ育つ。
8歳の時にムビラの演奏方法を習い始め15歳になる頃に演奏を認められ儀式で演奏できるようになる。
祖父のムチャテラ・ムジュルは偉大な精霊であるチャミヌカの霊媒師でした。
成長してからは従兄弟のエファット・ムジュルとチームを組み各地の儀式でムビラを演奏しました。
同時にムビラ楽器の製作に興味を持つようになり1982年にトーマス・ムザ師事し製作、販売を始めました。
1996年にアメリカの(MBIRA non-profit organization)代表者のエリカ・アジムに出会い、2001年以降、何度か他のムジュル家のムビラ奏者(フンガイ・ムジュル、サミュエル・ムジュル)やエリカ・アジムと共にアメリカツアーを行いました。
2016年はマサチューセッツ工科大学で学生にムビラの演奏、作成方法を教えました。
私の好きな曲はmasanganoです。人々の団結を意味します。
今回は普段一緒に演奏しているフラドレック・マンジェンガと一緒に演奏します。
フラドレック・マンジェンガ(写真右)
ジンバブエのルサペ生まれ。家族は6人の男性と2人の女性の8人です。
伝統文化が尊重され守られているコミュニティと家族の中で育ちました。
幼い頃は両親や家族と一緒に村の伝統的な儀式に行きムビラを演奏しました。
大きな儀式(ビラ)は毎年行われ、偉大な精霊、チャミヌカが村の霊媒師に降りてきていました。
成長後は家や周りの村々でも演奏を行うようになり、ムビラの曲や作り方をアフリカやヨーロッパから習いに来た人に教えてもいます。
ムビラは楽器であるだけでなく、先祖とのコミュニケーション手段であり癒しの効果もあります。
お気に入りの曲はNyamaropa ya Manjengwa、Chakwi 、Danderepasi です。






