【あなたの癒しが森を守る】ニセコ発 森の静寂を纏う「White Ambient」

北海道ニセコの森から生まれたクラフトアロマブランド〈HIKOBAYU〉。新作『White Ambient』は、“森の静寂”を纏うスキンケア。あなたの癒しが森を守る。深呼吸するような心の回復時間を、クラファン限定リターンでお届けします。

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

762,100

152%

ネクストゴールは1,500,000円

支援者数

94

募集終了まで残り

9

【あなたの癒しが森を守る】ニセコ発 森の静寂を纏う「White Ambient」

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

762,100

初期目標100%突破

あと 9
152%

ネクストゴールは1,500,000

支援者数94

北海道ニセコの森から生まれたクラフトアロマブランド〈HIKOBAYU〉。新作『White Ambient』は、“森の静寂”を纏うスキンケア。あなたの癒しが森を守る。深呼吸するような心の回復時間を、クラファン限定リターンでお届けします。

「うわぁ……森の香り!」

ここは代官山にあるインターナショナルチャーチ、Tokyo Baptist Churchの一室。

午後3時になると、愛する人との死別を経験した人たちのためのサポートグループ

「GriefShare」に参加者が集まってくる。

一人、また一人と集まってきた参加者はを迎えるのは、”森”である。

トドマツの香りがふわりと広がる部屋に足を踏み入れただけで、

既に一週間の重圧から解放されたようにすら見える。

人々が静かに呼吸を取り戻していく。

この時間を導いていたのは、英国IFPA認定のクリニカル(臨床)アロマセラピストであり、またランダEssentia nobilis認定のAromatic Sentinelでもある高田房子さん。

彼女は、悲しみを抱える人の心に寄り添うグリーフケアの現場で、

HIKOBAYUのトドマツ精油を使いながら、

“香りが人を支える瞬間”を見つめ続けている。

命のそばで見つけた、香りの力

高田さんは、千葉県内のがんケア施設の緩和ケア病棟で

ボランティアチームの一員としてアロマケアを行ってきた。

そこで香りとタッチの力をずっと目の当たりにしてきた彼女が今度はTokyo Baptist Churchでグリーフケアのグループを立ち上げると決めた時、そこに香りを添えてみたいと考えるのは自然なことだった。

グリーフケアの現場では、「寄り添うこと」が大切となる。そんなとき、香りが喪失のショックや悲しみの中にある人たちに“安心して呼吸できる空気”をもたらしてくれる。

痛みや不安の中で、香りをきっかけに、心も体もゆるむ瞬間がある。

それは“癒し”というよりも、

心がいまここに戻る、それによってばらばらになっていた心と体がその繋がりを取り戻す感覚――まさに「呼吸が戻る」瞬間だ。

代官山で、国を越えて届く森の香り

現在、高田さんは代官山のTokyo Baptist Churchで、

英語で行われるグリーフのサポートプログラム「GriefShare」をリードしている。

Tokyo Baptist Churchはアメリカ、ヨーロッパ、アジアなど50ヵ国以上から

の人々が集う場所である。

「GriefShare」には本人の希望さえあれば誰でも無料で参加することができ、様々なバックグラウンドを持った人が集う。

トドマツの香りを使うと、国籍を問わず皆がほっとした表情を見せる。「森の香りだ」と言葉にする人も多い。森へ還り、呼吸する――それは、人間であれば誰もが必要としていることだと感じる。

香りは言葉や国境を越えて、

人の心に同じ“安心”をもたらす。

その空気はまるで、森の静けさそのものだった。

グリーフは“神聖(Sacred)”な時間

高田さんは、グリーフ(喪失の悲しみ)を、

「つらく重いもの」だけでなく、

「Sacred(神聖)」なものでもあると語る。

親しい人を失う悲しみは、その人への愛の深さの反映でもある。グリーフの中には、旅立った人の命の尊さや、その人とのこれまでの関係、想いがそのまま映し出されている。

グリーフケアのセッションでは、

失った家族や友人のLegacy(遺されたもの)に思いを馳せ、

そこから「自分がこれからどう生きていきたいか」を

見つめ直す時間もあるという。

グリーフプロセスは、単なる悲しみではなく、旅立った人の人生を振り返ることを通して愛や感謝をもう一度見つめ直す“神聖な時間”でもあるんです。

日本でも、ここ数年でメンタルの不調や孤独の問題が増えている。

そうした時代において、

“様々なものを心に抱える人にそっと寄り添える香り”の存在は

ますます大切になっている。

トドマツの香りが運ぶ「安心」という光

今年の夏、高田さんはHIKOBAYUの管理する森を訪れ、

澤田の案内でトドマツの林を歩いた。

木漏れ日の中で感じた静けさと香り――

その体験は、のちのグリーフケアの現場にも静かに息づいている。


悲しみに直面していると、背中が冷えるような感覚がある。闇がすぐ後ろにあるようで、気を抜くとそこに落ちてしまいそうなときがある。けれどトドマツの香りには、そんな闇の中で“今ここ”に戻してくれるような安心感があると思う。(澤田談)

高田さんも共感する。

澤田さんの森には、人のぬくもりのある安心感がある。原生林の厳しさとは違い、守られているような優しさを感じた。

HIKOBAYUの森づくりは、

人の手を入れることで森の命を守るという考え方に立っている。

その“手のぬくもり”が、トドマツの香りの中にも息づいている。

心が還る森へ

静かに息を吐くと、

トドマツの香りが胸の奥まで届く。

それは、誰かの涙を包み、

誰かの心をそっと少しだけ軽くする香り。

悲しみの奥にある“光”を思い出すように――

この香りは、今日も誰かの呼吸をそっと取り戻している。

HIKOBAYU|White Ambientプロジェクトは挑戦を続けています。

お気に入り登録・ご支援が、森を未来へとつなげる力になります。


※より詳しい記事を弊社HPにて掲載しております。
以下リンクよりお読みいただけます。
「香りが心をつなぐ ― グリーフケアの現場から」

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