横田慎太郎氏顕彰碑建立プロジェクト

鹿児島実業高校野球部出身で阪神タイガース選手だった横田慎太郎氏は、脳腫瘍のため2019年に引退しましたが、2023年28歳の若さで亡くなりました。彼の功績を顕彰する碑を、出身の鹿児島実業高校と日置市に令和8年3月末に建立したいと考えております。

現在の支援総額

4,239,548

84%

目標金額は5,000,000円

支援者数

300

24時間以内に19人からの支援がありました

募集終了まで残り

46

横田慎太郎氏顕彰碑建立プロジェクト

現在の支援総額

4,239,548

84%達成

あと 46

目標金額5,000,000

支援者数300

鹿児島実業高校野球部出身で阪神タイガース選手だった横田慎太郎氏は、脳腫瘍のため2019年に引退しましたが、2023年28歳の若さで亡くなりました。彼の功績を顕彰する碑を、出身の鹿児島実業高校と日置市に令和8年3月末に建立したいと考えております。

自己紹介

 鹿児島の高校教員を令和4年に退職した者です。横田慎太郎氏のご講演に感銘し、彼の訃報を聞き、何とか彼の功績を残したいと思い、協力者を募りプロジェクトを立ち上げました。


このプロジェクトで実現したいこと

 2023年に28歳という若さで亡くなった、鹿児島出身で元阪神タイガース選手の横田慎太郎氏の功績を讃える顕彰碑の建立を目指します。

 慎太郎氏は将来有望なタイガース選手として期待され、そのまっすぐな人柄で多くのファンから慕われていました。しかし、脳腫瘍のため2019年に引退。その引退試合で見せた「奇跡のバックホーム」は大きな話題になりました。引退後は地元鹿児島に戻り、治療を続けながら、「諦めない心」と勇気を、多くの人や病気で悩み苦しむ人たちに伝えたいと精力的に講演活動を行いました。

 そこで、彼の功績を顕彰する碑を出身の鹿児島実業高校と日置市のJR湯之元駅に建立し、多くの人に永く彼の功績や「諦めない心」という彼の生き様を知ってもらい、語り継いでいってほしいと思い、プロジェクトを立ち上げました。

プロジェクト立ち上げの背景

 <横田慎太郎氏の生い立ち> 父は高知県出身の元プロ野球選手。母は日置市東市来の出身。東京で生まれた横田慎太郎氏は、母の地元で育ち、幼いころから野球に打ち込み、日置市の湯田スポーツ少年団のソフトボールで、東市来中学校では軟式野球で活躍しました。そして鹿児島実業高校野球部では1年生から4番バッターとして活躍し、プロを目指しました。2013年、念願かなって阪神タイガースからドラフト2位で指名されました。

 <奇跡のバックホーム> スタメン選手を目指して頑張っていましたが、2017年に脳腫瘍を発症しました。大きな手術から必死にリハビリに励み、復活しましたが、目の状態が回復しなかったため、2019年に引退を決意。阪神タイガース球団は、2軍選手の引退としては異例の引退試合を設定してくれました。慎太郎さんの最後の雄姿を見ようと多くのファンが、さらに一軍選手までが応援に来ました。8回裏、センターの守備に慎太郎さんが全力疾走でつきましたが、慎太郎さんの目はボールが二重に見える状態でした。その慎太郎さんはセンター前ヒットのボールを、捕球すると、捕手に矢のようなボールを投げて、本塁で走者をタッチアウトにしました。「奇跡のバックホーム」に、球場は、「よこたー!」の大声援と拍手に包まれました。慎太郎さんは、「何か不思議な力に背中を押されて前に出たら、グラブにボールが入っていました。捕手は見えていなかったけど、まっすぐに投げました。」と述べています。野球の神様による、「奇跡のバックホーム」でした。

 <引退後の講演活動> 引退後は地元鹿児島に戻り、治療を続けながら、多くの人に「諦めない心」を伝えるために、病気に苦しみ悩む人たちに勇気を与えるために精力的に講演活動を行いました。講演活動は、学校をはじめ、全国で70か所を数えました。「小さな目標でもいい、少しずつ達成していくこと」、「一日一日を大切に生きること」、「諦めない心を持つこと」など、左目が失明し、階段をも登れないほど衰弱しても、必死になって講演活動を続けました。

 <横田慎太郎氏に向けて>

 2023年、がんが再発し、「生きること」を願い、甲子園に近い病院で、家族とともに病気と闘いましたが、28歳の若さで旅立ちました。野球を愛し、ひたすらに走り続け、引退後も「諦めない心」を伝える講演活動を続けた、横田氏の功績を讃え、多くの人々に彼のひたむきな生き様を語り継いでいってほしい、という願いから顕彰碑建立のプロジェクトを立ち上げました。


現在の状況

<顕彰碑建立実行員会> 昨年、横田家の了承を得て、関係者による建立実行委員会(任意団体)を立ち上げました。メンバーは、鹿児島実業高校、日置市、鹿児島猛虎会、湯田スポーツ少年団の代表者に、発起人3名を加えた、約7名です。これまで、令和6年10月、令和7年8月、令和7年10月に実行委員会の会合を開き、顕彰碑建立プロジェクトの企画を検討し、クラウドファンディングを決定しました。

<顕彰碑の場所> 慎太郎さんの母校の鹿児島実業高校野球場と出身地の日置市湯之元駅前の2か所に横田慎太郎氏顕彰碑を建立する予定です。

<顕彰碑のデザイン> 現在、顕彰碑の具体的なデザイン等は検討中です。(イメージ図あり)慎太郎さんの思いを体現できるようなデザインを目指します。周囲の環境に合うことや、安全性にも十分配慮したデザインにします。また、彼の功績や経歴を記した、銘板も設置します。さらに現在、顕彰碑のそばで、ゆずの「栄光の架橋」の楽曲を流せないか、検討中です。なお、リターンの10万円と20万円では、お礼のメッセージに加えて、顕彰碑にお名前を記載することができるようにしております。

<クラウドファンディングの時期と目標金額> 令和7年11月20日に開始、令和8年1月20日に終了します。目標金額は500万円です。この500万円で、顕彰碑を2か所に設置する予定です。

<顕彰碑の完成時期> 令和8年3月末までに完成予定です。支援者の皆様には、完成の報告をいたします。なお、顕彰碑の除幕式の開催を、鹿児島実業高校と日置市に依頼しております。


リターンについて

 お礼のメッセージ文をお送りします。また、高額支援者(10万円と20万円)で、希望される方は顕彰碑にお名前を記載する予定です。


スケジュール

令和7年 10月 顕彰碑の場所及びクラウドファンでイングの目標金額決定

     11月20日 クラウドファンディング開始予定

令和8年 1月20日 募集終了予定

     3月末 顕彰碑の建立予定


最後に

 「すべての横田慎太郎に捧げる」(映画『栄光のバックホーム』から)

 「私たちは横田慎太郎君のことを決して忘れない」(告別式での阪神タイガース横田ファンの声から)

 横田慎太郎氏という、ひたすらまっすぐに野球を愛した若者がいたこと、「諦めない心」をもって病と闘ったこと、そして、多くの人に、病気で悩み苦しんでいる人たちに、「諦めない心」と勇気を伝えるために、倒れるまで講演活動を続けたことを、野球を愛する人たちはもちろん、スポーツや文化活動をする多くの若者たちに、永く伝えていきましょう。今も病気に苦しんでいる人たちに勇気を届けられたら、天国の横田慎太郎氏がきっと喜んでくれると思います。顕彰碑建立に温かいご支援を賜りました皆さんに心から感謝いたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 横田慎太郎さんとの出会いと感謝

    2025/12/04 20:06
    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
  • 11月30日(日) 秋山純監督、鈴木京香さん、松谷鷹也さん来鹿! 映画の舞台挨拶現在、鹿児島県内4か所の映画館で『栄光のバックホーム』が上映されています。11月30日(日)鹿児島市の鹿児島中央駅にあるアミュの映画館ミッテ10で、『栄光のバックホーム』の上映後、秋山純監督、母親役の鈴木京香さん、慎太郎さん役の松谷鷹也さんの舞台挨拶が行われました。多くのマスコミも取材に来ていました。3人は、横田慎太郎さんの仏壇にお参りしてから、会場に駆けつけてくださったそうです。3人から、慎太郎さんやご両親への思い、映画に込めた思いをいただきました。映画で何度も涙して、さらに3人の方からの温かいコメントに感激しました。満席の会場は、3人への感謝の気持ちと慎太郎さんへの思いでひとつになったように感じました。横田夫妻は、映画終了後、マスコミ取材を受け、「息子のように病気に悩み苦しんでいる人に映画を見てもらって、『力を出して、もう一歩頑張ってみようかな』、『前に進んでみようかな』、と思ってくれたらうれしいです。」とコメントされました。そのあと、横田夫妻と、猛虎会の横田ファンといっしょに記念写真を撮りました。素晴らしい一日となり、横田慎太郎氏顕彰碑の建立に向けて、決意をあらたにしました。横田慎太郎さんの思いを顕彰碑という形で、永く語り継いでいくようにしたいと思います。皆様のご支援をよろしくお願いいたします もっと見る

コメント

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  1. 2025/11/30 19:44

    今日クラフトファンディングさせていただきました。このプロジェクト達成されますように祈ってます。頑張って下さい

    1. 2025/12/04 09:42

      温かいご支援、ありがとうございます。 横田慎太郎が伝えたかっことを体現できるような、顕彰碑を目指します。「諦めない心」を永く語り継いでいけるように、我々顕彰碑建立実行委員会は頑張っていきます。映画『栄光のバックホーム』もぜひ、ご家族友人とご覧いただければ、嬉しいです。 これからもご支援をよろしくお願いします。


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