
「MONK ART GUDO 展」参加アーティストの
「石川亨信」さんのインタビュー動画をアップしました。
お寺のレールに敷かれたことへの反発、一方で境内の地面を版画にした巨大な作品など、他作家とは少し違ったスタンスのお話がお聞きできました。
以下は動画からの抜粋概要です。
〈 版画家になるまで 〉
・北海道教育大学で図工を専攻することになった。
・特に美術をやりたくて能動的に進んだ道ではなかった。
・反抗期だったせいもあり、宗派の大学には行かなかった。
〈 失敗から生まれた作品が転機に 〉
・失敗でできた作品が自分の表現になっていった。
・そこから制作に没頭し、大学卒業すらも関心の外に。
・天邪鬼な気質
〈 決められたレールへの反発から表現の道に 〉
・お寺の後継者としてレールが敷かれていることへの反発。
・自分自身を認めてもらえる事が表現との出会いだった。
・同時に演劇にも関わるようになった。
〈 作品との向き合い方 〉
・自分が描きたいものを描くのではなく、制作作業の中で何かを発見していく。
・鑑賞者と同じように客観的に作品と向き合う。
・作者が僧侶というイメージで見られるのが嫌だった。
〈 MONK ART GUDO への参加について 〉
・僧侶でアーティストであることを特に意識していない。
・今回のような展覧会には望んで参加しない方ではある。
・主催者である二人とのご縁で参加している。
〈 境内の地面を作品に 〉
・版画制作と同じ原理で、プレス機の代わりに車で轢く。
・自分が40年歩いていた道「40年の歩み」を刷りとった。
・僧侶としての痕跡を写し取ると言う意味では、求道のテーマにあっているかもしれない。
引き続き、参加アーティストのインタビューをあげていきますので、お楽しみに!




