こんにちは。
一般社団法人ママズケア代表の南田理恵と申します。
私は助産師として30年間、産前産後のママと赤ちゃんのお手伝いをしてきました。
出身は、東京都浅草です。結婚を機に関西に移り住むことになったのですが、夫は出張が多い仕事をしていたため、必然とワンオペ育児になりやすく、とても大変でした。時にはイライラして子どもに当たりそうになることもあり、誰に頼れば良いのか分からず苦労しました。
そんな経験から、「困ったときに頼れる心の拠り所をつくって、産後のママたちの気持ちに寄り添いたい!」と思い、乳房ケアをする助産所「ママズケア」を兵庫県宝塚市に開業しました。
活動を続けていく中で、ママとして訪れていた助産師さんたちがスタッフとして手伝ってくれるようになり、仲間も増えていきました。
そんな折、西宮市で「女性ケアの館をつくりたい」という物件オーナーさんの気持ちに共感し、JRさくら夙川(しゅくがわ)駅前に2つ目の助産所をつくりました。
現在は名古屋市守山区で助産所、さいたま市浦和区産後ケアサロンが開院し、医療や保育に携わる30名のスタッフと共に活動しています。

近年、核家族化や共働き家庭の増加により、家族だけで育児を乗り切るのが難しくなっています。
こうした状況を受け、2017年には「子育て世代包括支援センター」の設置が各市町村の努力義務となりました。
これは、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を目指したもので、フィンランドの「ネウボラ」をモデルにしています。
さらに、2019年には「産後ケア事業」の実施も市町村の努力義務とされ、出産後の母子を支える体制づくりが進められています。
産後ケア事業とは、国や地方自治体が主体となっている事業で、病院やクリニック、助産所など医療機関に委託されて行われています。
産後ケア事業には、
①ショートステイ(宿泊型)
②デイサービス(通所型)
③アウトリーチ(訪問型)
の3種類があります。
令和3〜6年までに100%の自治体で行うことを目指していますが、現在84%の自治体でしか行われていません。産後ケアを必要としているママに届いていないのです。
また、医療機関では宿泊型と通所型の産後ケアを受け入れており、赤ちゃんをベビーコットに寝かせて、ママは個室で休む母子分離型が一般的です。そのため、「産後ケア」と聞くと「赤ちゃんを預かってもらってママは寝る」とイメージする方も多く、「入院の時と変わらなさそうなのに費用がかかるから贅沢だ」と思われやすいです。
さらに、赤ちゃんが寝返りする生後4か月をすぎると、産後ケアを利用できないルールの医療機関もあります。また、助産師はお産の介助や妊婦さんのお世話は得意ですが、新生児期(生後1か月未満)を過ぎた乳児のお世話は助産師学校で習っていません。国は1歳になるまで産後ケア事業を受け入れてほしいとしていますが、ほとんどの施設は生後4か月未満までとなり、利用したいのに利用できない方が多いのが現状です。
しかし、私たちママズケアでは、乳房ケアをはじめとした産後のママの身体の変化を整えたり、夜泣きや離乳食などの育児全般の相談や赤ちゃんの発育をサポートしたりするなどの幅広い支援を通所型、訪問型ともに行なっています。
産後ケアをご利用中は、ママと赤ちゃんは同室で過ごし、専任の助産師が付き添います。他のママとも交流することができるので、子育ての悩みを分かち合い、ママの心の栄養にもなります。ママズケアに駆け込んでくるママの多くは、「母乳育児や夜泣き対策に悩んでいたけれども、誰に相談したらいいか分からず、こんな場所を求めていた!」とおっしゃいます。
そんなママたちの声を聞いて、「ママと赤ちゃんの心と身体のケアをする助産師を全国各地にいたら、もっと世の中のママが質のいい産後ケアを受けられるのではないか?」と思い、ママズケアでは助産師に産後ケアプロフェッショナル研修も行っています。
この研修を通して、乳房へのケアや夜泣き対策、離乳食や補完食とミルクや母乳のバランス、抱っこやおんぶのやり方、赤ちゃんの発育発達を進める赤ちゃん体操やベビーマッサージ、子育てのコツをお伝えしています。

2025年5月中旬頃、兵庫県西宮市に「産後ケア研修センター」を設立します。
このセンターでは、産後ケアの提供に加え、保育所との連携により上の子どもさんの預かりも行います。
さらに、地域の子育て中の方が集まるおやこサロンも開催し、産後ケア利用者ママと先輩ママとの交流も図ります。
そして、助産師の乳房ケア技術研修を行い、産後ケアの専門性を高めた助産師を輩出します。

私たちは、年間3,200人に通所型と訪問型の産後ケアを行っていますが、現在お申し込み後1か月はお待ちいただいている状況です。
今の施設では受け入れることができないため、「今すぐ」利用したいママに寄り添うことができません。
しかしながら、育児は待ってくれません。変化するママの体も止まってくれません。私たちに助けを求めてくれるママたちに何としてでも、できることをしたい!
すべてのママと赤ちゃんの笑顔のために、新たな産後ケアの受け入れ先を作りたいと思っていた折に、西宮市で約50年間、保育所や子育て支援を行っていた「みんなげんきジム」さんが建物の建て替えを行うことになりました。
その際、妊娠中から幼児まで切れ目のない支援を提供するために、「ママズケア」と協力して新しい施設を運営することになり、ママズケアの新たな産後ケア施設を作る運びとなりました。

建物は完成しましたが、この工事は元ママズケア利用者ママの建築士さんがご担当いただき、ご厚意で費用を抑えてくださったのですが、それでもママや赤ちゃんにとって必要な機能を練っていく中で、内装工事に必要な金額が想定を大幅に超えるようになってしまいました。見積もりは約500万円。
自己資金だけで賄うことは難しいものの、ママや赤ちゃんの笑顔のために少しでも妥協したくないと感じています。
500万円のうち30%にあたる150万円を目標としてご支援いただけないでしょうか?応援よろしくお願い致します!

すべての赤ちゃんとママが産後ケア受けられるように、全国から産後ケアを学びたい助産師が集まる「産後ケア研修センター」を創りたい!

ママズケアでは、乳房管理士の資格をもった助産師や看護師によるケアを受けられます。授乳中の方はもちろん、ミルク育児の方でも産後に変化した乳房を整えるケアで、日常生活を安心して心地よく過ごしていただけるようになります。
また、ママと子どものサードプレイスとして、心安らぐ場所づくりと子育てのコツを先輩ママとしてお伝えしています。
そのため、よくある寝るだけの産後ケアではなく、助産師や看護師が赤ちゃんとの遊び方、寝かしつけのコツ、抱っこやおんぶのやり方、離乳食のこと、授乳の方法などについて寄り添いながらお伝えします。
さらに、日頃の疲れを癒すために睡眠をとっていただいたり、鍼灸、アロマ、整体などを受けていただいたりして、リフレッシュできる取り組みも行っています。



乳腺炎や母乳不足、断乳など、さまざまな悩みを抱えるママたちに共感し、痛みを伴わない優しい乳房ケアを行っています。
毎月約200人の方に予約制で乳房ケアと相談をしています。女性は妊娠・出産すると乳房が変化します。授乳を続ける時も、やめる時もひとりで悩む方がまだまだ多いです。
乳房ケアは助産師の学校で習わないため、痛くないように的確なケアができる助産師は少ない上、退院したあとに、授乳の相談や乳房ケアをしている医療機関などは少ないです。
ママズケアの乳房ケア技術研修を修了した助産師や看護師が、ママたちの思いを丁寧に伺いながら、安心して子育てできるように良い方法を一緒に考え、痛くないようにやさしく乳房のケアをさせていただいています。

赤ちゃんからお年寄りまで、地域の方との交流の場として定期的に開催しています。さまざまな内容で開催しているのですが、講師の方は防災の観点からもいざと言う時に思いやりをもてる関係づくりをしたいと、ボランティアで集まっています。
特に好評をいただいている「おやこランチ会」では、講師によるベビーマッサージなどのおやこ遊びや絵本よみをしたり、お昼ご飯を参加者全員で一緒にいただきながらおしゃべりしたりする時間を設けています。
参加者の中には、年齢が大きいお子さんが赤ちゃんとママたちのために率先して食事の準備から片付けまでしてくれており、社会性を身につけるきっかけにもなっています。


市の保健センターや写真館のスタジオアリスさま、百貨店の講座などでマタニティクラスを実施しています。現役で赤ちゃんを取り上げている助産師や、産後ケアプロの助産師が、人形などを使って産後の不安を解消し、育児を楽しくするための講座を開催しています。
また、行政と協働でマタニティイベントの企画運営をしたり、西宮阪急百貨店で開店前から子育てコミュニティルームの企画を16年間毎週ベビーマッサージクラスや子育て講座を行なったりしています。博多阪急、千里阪急でもママズケアのスタッフが活躍しています。


- 0歳の赤ちゃんがすくすく健康に育つように、数名のママと赤ちゃんが集まっています。
発育発達を促す体操や、わらべうたを歌いながら小児ツボを使ったベビーマッサージ、絵本よみ、ママ同士の交流などから、子育ての気になることを解決し、リフレッシュできるサークルを運営しています。

ベビーマッサージは、親子の安定した愛着形成のためのひとつの手段として、有効なスキンシップです。
わらべうたに合わせて楽しく歌いながら、服の上からでもおすわりや抱っこでもいつでも行える手技を以下の3点について自信をもって、養育者の方へ伝えられるようになるための講座を開催しています。(「すいな」によるベビーマッサージは、中医学をもとにしたなでさする手技である推拿(すいな)で赤ちゃんの心と身体の健康と愛着形成をうながすマッサージのやり方です。)
① おやこの絆づくりのための歌やふれあいの大切さと方法
② 中医学推拿(すいな)法によるマッサージによる子どもの不快な症状の緩和
③ 絵本やおもちゃの選択や遊び方、日常の育児技術
全国に修了生が約2,000人おり、病産院のマタニティクラス、産後クラスやNICUでの親教室、心疾患、ダウン症、低体重児への直接的ケアの他、保護者クラスの運営でも活用されています。


災害が起きたときに、妊婦さんや小さな子を抱えた女性が避難できる、自主避難所としての運営を行います。
代表の南田は、女性防災リーダーとして活動しています。

長期間の研修で避難所運営を学び、能登支援も複数回行き、避難所での子どもと女性の生活の大変さを感じました。
避難所生活の中で、女性が性被害や性暴力を防ぎ、母と子の命が安心して過ごせられる場になるよう環境を整えます。
全国から研修に集まる助産師が各地で防災活動に取り組んでくれることを願って、これからもママズケアでは、助産師としての役割の重要性を伝え続けていきます。
【誰でも大歓迎!とにかく応援したい方向け】
・お礼のメッセージ(3,000円・5,000円)
・お礼のメッセージ+ママズケアHPにお名前掲載(10,000円・50,000円・100,000円)
【ママズのファンの方におすすめ】
・ママズオリジナルTシャツ(8,000円)
【プレママ・育児中のママ・出産祝い贈答向け】
・ベビーマッサージ受講チケット(5,000円)
・木製知育コマ(8,000円)
・産後ケア利用チケット(10,000円)
【オンライン相談】
・助産師さん向け/一般の方向けオンライン相談(5,000円)
【助産師さん・助産院さん向け】
・代表 南田助産師講演の権利(50,000円・150,000円)
3月初旬 物件の契約完了
3月中旬 ホームページ作成開始
4月1日 物件の引き渡し・内装工事開始
5月上旬 リターン発送開始 /内覧会・お披露目おやこサロン
5月中旬 オープン!産後ケア受け入れ開始


赤ちゃんがすくすく健康に育つように。
ママが笑顔で育児を楽しむことができるように。
子育てのプロが行う産後ケアを受けたいママが最大限くつろげるサードプレイスを創りたい!実現したら、助産師や看護師・保育士・子育て支援員が、ママと赤ちゃんが心から喜んでいただけるケアをさせていただきたいと思っています。
ぜひみなさまの温かいご支援と応援をよろしくお願いします!
最新の活動報告
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5/11 子どもたちも協力してくれてます
2025/05/10 22:17オープンして3日経ち。トイレのスリッパない!手洗い石鹸ない!などいろいろ足りないものがあり、お休みの今日、買い出しにいき、所長が子どもさんと自転車で整えに来てくれました。子どもたちも協力してくれています。 もっと見る
【お礼】プロジェクト成功しました!
2025/05/06 09:25【クラウドファンディングご支援の御礼】このたびは、「ママズケアハウス」実現に向けたクラウドファンディングにご支援・ご協力をいただき、誠にありがとうございました。ママと赤ちゃんのための施設をつくるという私たちの想いに、こんなにも多くの方が共感し、応援してくださったことに、心より感謝申し上げます。数十年前にママズケアにいらしてくださったママパパ現在ママズケアにいらしてくださっているママパパお世話になっている先生方、企業の経営者の方研修生やアカデミー会員、ママズケアファミリとご家族のみなさんJWLIやヒトハナ、REDCHUBUのみなさん事業に共感してくださった方々家族のみんな久しぶりにお話ししたり、つながれて嬉しかったです。お一人おひとりのご支援が、私たちにとって大きな力となりました。いただいた応援のメッセージにも、何度も励まされました。ママズケアハウスが、少しでも多くの方の安心と癒しの場となるよう、引き続き丁寧に歩んでまいります。今後の進捗も、随時ご報告させていただきます。これからも温かく見守っていただけましたら幸いです。本当にありがとうございました。 もっと見る
4/30 あと2時間です!!
2025/04/30 22:052025.4.30クラファンあと2時間!あと2時間でクラファン終了です!産後ケア事業は、国が市町村に委託して行われる事業。ママたちは、訪問と通所、宿泊と市町村が決めた回数利用できます。利用料の助成があります。でも、・制度のことをよく知らない・自分はそこまで困ってない・贅沢だ・何をするかわからないなど周知不足もあって利用率は1~30%台に留まっています。「産後うつ」と診断されないと利用できない。のではなくて、健康な時に利用して、産後うつにならないように、赤ちゃんがすくすく育ち、ママの心と身体が健康であるように、専門職がサポートします。ただ50%近くの方が、施設から利用を断られた経験があります。原因は施設の受け入れ数が少ないから。私は受け入れられる医療機関、助産院を増やしたい!そのために全国の病院やクリニックの院長や事務長さんに会いにいきます。\産後ケアをやりましょう!/スタッフが反対する?できるスキルがない?どうしたら良いかわかない?どうぞスタッフをママズケアの研修を受けさせてください。みんなが幸せになりますよ。 もっと見る











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