
【活動報告 クラファン終了4か月後】
5月26日に終わったクラウドファンディングから、早くも4か月が経とうとしています。商店や食堂にはまだ改善したい点が山ほどあり、毎日が新しい挑戦の連続。それでも俯瞰してみると「あっという間に4か月か…」と時の速さを実感します。
さて、毎週更新していた活動報告ですが、最後が8月4日。惰性で書くよりは休もうと思ったこと、そして“ある事件”が起きて筆が重くなっていたこともあり、間が空いてしまいました。人生、立ち止まる時間も必要ですね。
商店はスピーディーに、食堂はまあまあのペースで開業できたのに、下宿は遅くない?と気づいた方もいるかもしれません。…その感、鋭いです!
実は2階の工事は、躁鬱やADHD、自閉スペクトラム症の特性を持つ大工さんにお願いしていました(公表する件は本人了承済み)。
4月時点で「7月中には仕上げたいですね。遅くとも8月には…」とゆったり目標を立てていたのですが、8月に事件が勃発し、大工さんの体調が大崩れ。9月が終わる今も工事は未完、ついにご本人からも「ギブアップ宣言」が出てしまいました。
「言われたことをやるのはコミュニケーション的に難しい。でも、自分で段取りを考えるのは初めてで疲れた。大工も辞めようかと思う」と彼。今回の挑戦はうまくいきませんでしたが、それもまた人生の一部。生きづらさは簡単には解決しませんが、模索しながら歩んでいくのでしょう。平易なきれいごとではない、泥臭い人間味らしい模索を。
一方私は「仕方ないよね…でも、どうしよう」と途方に暮れ、大工さんや不動産関係の知り合いに声をかけても反応なし。そんな折、クラファン支援者でもあり、食堂の壁塗りを手伝ってくれた方が偶然来店。
現場を見ていただき相談すると――「ここまで出来てるなら大丈夫。急ぎならここだけ仕上げて、あとはタイミングを見ながら進めてもいい」とアドバイスをくださり、なんと明日から一緒に作業していただけることに!
「捨てるおじさんあれば、拾う神あり」――そんな諺があるかは知りませんが、8月から止まっていた工事を10月1日から再開できそうです。商店・食堂の運営と並行しながら、DIYで少しずつ。手先が不器用な私は頑張りましょう!と宣言しなければ倒れてしまうのではと思い、筆を執りました。10月中の完成を目指します。
引き続き、応援よろしくお願いいたします!
ケケケの大将 金子






