
こんにちは!
ハーベリィアースストーリーと申します。
私たちは、葡萄の樹の枝から採れる、「葡萄樹液」を使い化粧品を販売しています。
農作業をするハーベリィアースストーリーのスタッフ
その「葡萄樹液」を提供してくれている葡萄農家さんが「久保田農園」さんです。

山梨の中心に位置する甲府盆地、その東側にあるのが山梨県牧丘町です。町全体がいくつかの緩やかな丘に囲まれており、その丘の一つが「久保田農園」がある標高約700mの隼山(はやぶさやま)です。この隼山を中心に、果樹王国山梨でも有数の規模を誇る約4haの広大な葡萄農園で、葡萄の栽培が行っています。

この土地で葡萄を育てているのは久保田英雄さん。大学を卒業後すぐに葡萄栽培を始め、専業農家として積極的に耕作地を拡大しました。その結果、日本一の葡萄産地である山梨でも最大規模の個人農園に成長しました。
さらに久保田農園では、持続可能な農業を進めるために、土づくりや化学肥料・農薬の使用削減に取り組んでいます。この取り組みが評価され、エコファーマーとして県知事から認定を受けました。また、山梨県からはアグリマスター(熟練農業者)として任命され、農業後継者の育成や指導にも力を入れています。
そして、久保田さんの手掛けたメルロ種のワインは、過去「日本ワインコンクール2019」欧州系品種(赤)部門で銀賞を受賞するという輝かしい成果を上げています。
久保田さんの農園の様子とメルロ

久保田農園では、土壌づくりにこだわりを持ち、大地の栄養が十分に行き渡るように、樹を間隔を空けて植えています。また、生物が住みやすい土作りを目指し、除草剤は一切使わず、自然と調和した栽培を行っています。そのため、広大な土地で手間暇かけて葡萄を育てています。
それでも、2020年9月には天候の影響で形が整わない葡萄が1.5トンも出てしまいました。その後、他の品種の葡萄でも販売できないものが増え規格外となった葡萄が山積みになったのです。規格外と言っても、見た目ではほとんど違いがわからず、ちょっと傷があったり、色が不均一だったり、形がバラバラなだけで、自分たちが食べる分には全く問題ありません。しかし、久保田農園の品質を保つためには、どうしても廃棄せざるを得なかったのです。久保田さんも廃棄する度に、胸が痛み、悔しい思いを抱えながら過ごしていました。
廃棄される葡萄たち

品質は全く劣らないのに規格外というだけで、畑に実ったまま処分される、市場価値がつかない葡萄たち。私たちは、そんな葡萄の行き場がなくなる現実に、心を痛めていました。久保田農園の皆さんが丹精込めて育てた葡萄が、日の目を見ることなく消えていく……このままでいいのか。
そんな想いを抱えていた頃、日本のワインが世界から注目され始めていることを知りました。「この葡萄でしか作れない、世界に一つだけのワインを生み出せたら、この葡萄の価値を証明できるのではないか」。そう考えた私たちは、規格外とされた葡萄に新たな命を吹き込み、日本ワインの可能性を広げる挑戦をすることを決意したのです。
しかし、私たちハーベリィアースストーリーと久保田農園だけでは、ワインを作るための設備が整っていません。そんな中で出会ったのが、山梨県牧丘町の「三養醸造」さんでした。
三養醸造さんは、昭和初期に創業した老舗のワイナリーで、90年以上にわたり山梨の自社圃場で育てた葡萄を使い、本物の「日本ワイン」を作り続けてきた、純国産のワイナリーです。創業時から使われてきた古い蔵を大切に修復し、現在も自然に近い方法で、体に沁み渡るようなワイン作りを行っています。三養醸造さんのワイン作りは、単なる商品作りではなく、造り手のこだわりや思いがしっかりと反映された、個性豊かな世界レベルのワインを目指しています。その姿勢に共感した私たちは、この挑戦を共に進めていけることを、とても嬉しく思っています。
三養醸造 まきおかワイナリーさん
予測不能な葡萄が創り出す、世界に一つだけのワイン
カイ・クボタのワイン作りは、他とはちょっと違うユニークな方法を取り入れています。
一般的なワイン作りでは、決まった品種の葡萄を栽培し、一定の手順で醸造が行われますが、私たちは規格外として流通できなくなった葡萄を使っています。
つまり、どんな葡萄が使われるか、どのくらいの量になるかは収穫するまでわからないんです。
その時々の葡萄にぴったりな仕込み方を一から考えて作り上げることで、他のワインにはない個性と深みが生まれます。この自由で柔軟なアプローチこそが、カイ・クボタのワイン作りの特徴であり、魅力なのです。
【限定200本】希少なロゼスパークリング、手間ひまかけた一本
私たちが手掛けた「カイ・クボタ2022」は、天候によって早摘みされた葡萄から作られました。そのため、フレッシュで爽やかな味わいが特徴ですが、製造にはこだわりがたくさん詰まっています。さらに、このワインは、限定200本のみの販売です。希少性の高い一本として、大切に仕上げました。メルロ種の魅力を最大限に引き出すため、手間暇かけた特別な製法を、3つご紹介させてください。

2022年産のメルロは早摘みで葡萄が若々しく醸しだけだと青臭くなる可能性がありました。そこでこのメルロの特徴からホールバンチプレスを採用することに。房ごとつぶして果汁を取り出し、きれいな果汁の比率を多くして発酵。それにより種の雑味などがなくなり、早摘みの良さであるフレッシュさやほろ苦さがクリアに感じられるようになりました。


ワインの透明感を出すために通常はろ過を行いますが、そうするとせっかくの風味が失われてしまうことがあります。私たちは、その風味を大切にしたいと思い、あえてろ過をせず、葡萄本来の味わいをそのまま届ける無ろ過製法にこだわりました。無ろ過だからこその、シャープで奥行きのある深い味わいを御堪能ください。


3つのこだわりがある中、カイ・クボタの一番のポイントといえるのが「瓶内二次発酵」。通常、タンクなどで熟成されたワインは、非発泡性のワインとしての道を歩みます。その後、瓶につめてからさらなる発酵を促すことで、炭酸がワインに自然に溶け込んだ状態を目指すのが瓶内二次発酵のスパークリングワインです。これは、高品質なスパークリングワインを作る時に用いられる伝統的な醸造法で、スパークリングワインを造る上でもっとも手間がかかる方式です。一般的にはワインを瓶詰する時に炭酸ガスを注入することで強いシュワシュワ感を出すものが主流ですが、カイ・クボタは瓶内二次発酵で、自然で優しいじゅわっとした泡を楽しませてくれます。
この瓶内二次発酵は、酵母と糖を入れて瓶詰めを行うのですが酵母は糖分を食べ、分解することで炭酸ガスとアルコールを生成させ、発生した炭酸ガスを瓶の中に閉じ込めることでスパークリングワインが完成します。二度の発酵で時間をかけて造ることから旨味がワイン内に溶け込んでいき、より深みと旨味のあるワインとなっていくのです。
さらに炭酸ガスが瓶内に充満していると酸化を防ぐことができるため酸化防止剤(亜硫酸塩)も無添加にできます。亜硫酸塩の影響で果実味が無くなることもなく、葡萄本来の美味しさを活かした安全安心のワインをお届けすることができます。






プロも評価。食事とのマリアージュが楽しめるワイン。
ワインを飲む人がまだ少なかった50年以上も前からワインに携わる日本のワイン文化の開拓者の一人であるワイン商「ルヴァン福岡」/福岡ワインクラブ代表の西村豊次さんに試飲をお願いしました。西村さんはワイン商として求められるワインをセレクトするのはもちろん、その経験と知識の奥深さから若手ソムリエの育成にも携わるスペシャリストです。

【西村さんからのコメント】カイ・クボタはスッキリ辛口ながら酸味は優しく、泡がキメ細かい。また特徴的なほろ苦さにより、食事とのマリアージュが温度で楽しめるワインと感じます。キリっと冷えたうちは柑橘をシュッとふった白身魚。ワインの温度が上がったら甘めに炊いた魚の煮つけなどが合いそうです。ご家庭のお食事と一緒に楽しめるワインですので、これからは花見など人が集まったときに向いてますね。

今まで飲んだワインは数知れず…もちろんワインに合うあては大事!と豪語するワイン好きのスタッフSさんにカイ・クボタに合うおすすめのおつまみを教えて頂きました♪すぐにスーパーで買えるので、ぜひカイ・クボタと一緒にお召し上がりください♪
オススメ①クリームチーズとマーマレード

爽やかなクリームチーズとマーマレードはカイ・クボタ2022の酸味と苦みをまろやかにしてくれます。食べながらワインを飲むことで微炭酸が爽快感に変わり飲み終えたときの芳醇な香りが、さらにもう一杯と手を伸ばしたくなります。
オススメ②オイルサーディン

こってりしたオイルサーディンの後にカイ・クボタ2022を飲むと、ほどよい苦味と酸味で後味すっきり。油が多めですがワインを飲むことで口の中をさっぱりさせてくれます。バゲットにオイルサーディンと相性のいいタマネギやミニトマトをのせると見た目も華やかになるのでホームパーティなどにもおすすめです。

【カイクボタ 2022 1本】+「オリジナルネックタグ・ポストカード」
ロゼスパークリングワイン 750ml/アルコール分:11.5%
3,200円(税込)

【カイクボタ 2022 2本】+「オリジナルネックタグ・ポストカード」
ロゼスパークリングワイン 750ml/アルコール分:11.5%
6,080円(税込)

【カイクボタ 2022 4本】+「オリジナルネックタグ・ポストカード」
ロゼスパークリングワイン 750ml/アルコール分:11.5%
11,520円(税込)

【カイクボタ 2022 6本】+「オリジナルネックタグ・ポストカード」
ロゼスパークリングワイン 750ml/アルコール分:11.5%
16,320円(税込)

【カイクボタ 2022 12本】+「オリジナルネックタグ・ポストカード」
ロゼスパークリングワイン 750ml/アルコール分:11.5%
30,720円(税込)

キャンプファイヤー限定 サポートNo.付きオリジナルネックタグ
・サイズ160mm×60mm
※写真はイメージです
カイ・クボタ オリジナルポストカード
・サイズ100mm × 148mmm
※写真はイメージです
【該当リターン】
・3,200円 / 6,080円 / 11,520円 / 16,320円 / 30,720円「オリジナルネックタグ+ポストカード」

久保田農園さん

三養醸造さん

株式会社ハーベリィアースストーリー

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
私たちは、久保田さんが「愛情を込めて育てた美味しい葡萄を、決して無駄にしたくない」「新しい形で、より多くの人に届けたい」という強い想いから、このプロジェクトを立ち上げました。
葡萄は、その年の天候や市場の動向に左右され、どんなに大切に育てても廃棄せざるを得ないことがあります。しかし、その一粒一粒には、農家の情熱と大地の恵みが詰まっています。これを無駄にせず、新しい形で皆さまに届けることはできないかそう考えたのが、この「カイ・クボタ」のプロジェクトです。この取り組みを通じて、一人でも多くの方に「カイ・クボタ2022」を手に取っていただけたら嬉しいです。葡萄本来の美味しさを活かしたこの特別なワインを味わうことで、私たちの想いも感じていただけるのではないでしょうか。
皆さまのご支援は、ただの応援にとどまりません。このプロジェクトが成功すれば、牧丘町や山梨県、さらには日本全国で廃棄される食品を減らす一歩につながります。どうか、私たちの挑戦に力を貸してください。あなたのご支援が、この想いを未来へとつなぐ大きな力になります!応援、よろしくお願いいたします!

【資金の使い道】
ワイン製造および販売の為の費用として使用します。本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たさない場合も計画を実行しリターンをお届けします。
【スケジュール】
2025年3月3日~クラウドファンディング実施プロジェクト終了後随時お届け。
※食品表示について
・名称:カイ・クボタ2022 ロゼスパークリング
・スパークリング
・原材料名:ぶどう(山梨県牧丘町産)
・内容量:750ml
・保存方法:冷暗所※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
※酒類販売管理者標識
1.販売場の名称及び所在地
株式会社ハーベリィアースストーリー
福岡県福岡市中央区渡辺通5丁目23番8号サンライトビル4階
2.酒類販売管理者の氏名
伊藤 義和
3.酒類販売管理研修受講年月日
令和5年6月5日
4.次回研修の受講期限
令和8年6月4日
5.研修実施団体名
一般社団法人全国スーパーマーケット協会




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