「なくなる前に守りたい」富山・城端の文化財「織館」を地域の交流拠点に!

取り壊しの危機にあった、富山県南砺市城端の文化財「織館(おりやかた)」。この建物は、地域の人々が集い、織物産業の歴史と共に育んできた大切な場所です。私たちはここをカフェや交流スペースとして再生し、城端の魅力を未来の子どもたちへ届けるため、一緒に場を育ててくださる仲間を募集します!

現在の支援総額

4,409,716

176%

目標金額は2,500,000円

支援者数

366

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/04/01に募集を開始し、 366人の支援により 4,409,716円の資金を集め、 2025/04/30に募集を終了しました

「なくなる前に守りたい」富山・城端の文化財「織館」を地域の交流拠点に!

現在の支援総額

4,409,716

176%達成

終了

目標金額2,500,000

支援者数366

このプロジェクトは、2025/04/01に募集を開始し、 366人の支援により 4,409,716円の資金を集め、 2025/04/30に募集を終了しました

取り壊しの危機にあった、富山県南砺市城端の文化財「織館(おりやかた)」。この建物は、地域の人々が集い、織物産業の歴史と共に育んできた大切な場所です。私たちはここをカフェや交流スペースとして再生し、城端の魅力を未来の子どもたちへ届けるため、一緒に場を育ててくださる仲間を募集します!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

【今回の活動報告】sino.a Bagel dining 本元ご夫婦インタビュー
2025年5月、織館にコミュニティカフェとしてオープンするのが、地元で大人気のベーグル屋さん「sino.a Bagel dining(シノアベーグルダイニング)」さんです。今回は、織館再生のプロジェクトメンバーでもある本元ご夫婦に、これまでの歩みや、カフェに込めた想い、そして織館で目指すこれからのことについてお話を伺いました!



【自己紹介・これまでの歩み】

1. おふたりの簡単な自己紹介をお願いします。

本元達彦(ほんもと たつひこ)です。
sino.a Bagel diningの店主をしています。

本元綾子(ほんもと あやこ)です。
ベーグル作りを担当しています。



2. どんな経緯でsino.a Bagelをはじめられたんですか?

ベーグルと出会った東京での経験を経て、いつかベーグルのお店を開きたい!
との思いで旧姓からシノアベーグルと名付け、岐阜県の中津川市の山の中で2人でオープンしたオーベルジュhico.a Cafeでベーグル焼き始めました。
(hicoは主人の達彦からとってます)

今でも当時のInstagramが残ってます、懐かしいな。

当時のインスタグラム



3.キッチンカーでの営業を続けてこられて、印象深かったエピソードなどはありますか?

ベーグルはよく『硬い』って表現されます。

普通のパンと同じ感覚で食べるとかみごたえがあるので『硬い』という印象になってしまうのです。ベーグルは一度茹でてから焼く事で、独特のもっちりした食感がうまれます。

『硬い』より『もっちり』って言ってもらえるようにベーグルを広めていきたいです。

軽くトーストしたり、クリームチーズとサーモンなどをサンドしたり、食べ方次第では最初苦手だったそのもっちりが病みつきになっていきます。

いろいろな方々に手にとってもらいたいと始めたキッチンカー営業、出店先での病みつきエピソードを聞くとすごく嬉しいなって思います♪

キッチンカーでの出店の様子



【織館との出会い・参加理由】

4.「織館がなくなるかもしれない」という話を聞いたとき、どう感じましたか?

単純に 『寂しい』ってポロッとつぶやいたのを、隣にいた主人が聞きてたみたいで、すぐに同じ町内の議員さんに話を聞くアポイントをとってくれました。

どうして取り壊す事になるのか?など経緯をお聞きした話の最後に『先日、松井機業さんが新たにオーナーとして手を挙げてくれてます』と話を聞いてひとまず安心。

それが『動き出した日』の午前中のこと。

『動き出した日』の実は何日か前に、sino.a Bagelのインスタへ松井紀子さんから『少しお話があるのですが...』とDMをいただいていました。その時は何も分からず『なんだろう?』と思っていました。

そして、松井さんから『テナントとして織館に入りませんか?』とお話しを聞いた日が『動き出した日』の午後のこと。

そのちょっとした偶然が重なった『動き出した日』からあっという間に今に至ってます。

紀子さんとの打ち合わせ風景



5.今回、実店舗を織館で始める決断をされた決め手はなんでしたか?

キッチンカー営業をしていて感じた事に、『どうやって街を盛り上げていこう』とか『イベントを盛り上げていこう』とか熱い想いがある主催者さんや出店者さんと出会いました。

その刺激もあり、少しずつですが自分たちが住んでいる城端の街を意識するようになりました。

ゆくゆくは住まいがある蓑谷地区でカフェを開きたい思いもありましたが、ご縁やタイミングが合い、織館でカフェをオープンする事に決めました。



【カフェのこだわり・目指す場】

6.カフェではどんなメニューを提供される予定ですか?

ベーグルやパンのテイクアウトやデリ(お惣菜)のテイクアウト。
カフェ内ではキッチンカーで提供していたサンドイッチや地元食材を使用したワンプレートランチ、ハンバーグなど幅広い方が利用できるように、ベーグルに加えてご飯も提供できればと考えています。



7.素材やレシピで大切にしていることがあれば教えてください。

完全無農薬や無添加にこだわる事ではなく、地元の食材を使い、できるだけ手作りする。

お店をはじめてからずっとコンセプトに持っています。



8.どんな人に来てほしいですか?どんな時間を過ごしてもらいたいですか?

幅広いお客様にどうやったら対応できるか、スタッフみんなで考え、取り組んでいきたいです。

そして

お客様や一緒に働いてくれるスタッフの特別な時間を大切に過ごせる場所になれれば良いなと思っています。



【「シェアの場」としての想い】

9.織館でのカフェを「シェア本棚」と組み合わせた空間にされるそうですね。その意図を教えてください。

カフェと本の組み合わせがすごく好きで、お客様が本を読んでいる姿をみると『居心地の良い空間を提供できてるな』って思います。

今は書店で定員さんの楽しいポップをみて『おっ』って思い手に取ることより、ポチポチッと家にいながら簡単に購入からお届けまで済ませてしまえる便利な世の中ですよね。それもいいのですが

AIが決めた、あなたにあったおすすめ本じゃつまらないなって。

個性的なオーナーさんの小さな本屋が並ぶシェア本棚って楽しそう
やってみたい!と思ったのがきっかけです。

新しい気づきがあるかもしれない本棚!
わくわくしますよね。



10.この場所が将来どうなっていったらいいと思いますか?

将来、私たちから次の世代へつながり、城端の街を愛する人が集う場所になってれば嬉しいです。



11.最後に地域の方や訪れる方に向けて、メッセージをお願いします。

たくさんの応援ありがとうございます!
南砺市や城端にお越しの際は是非お立ち寄りいただけたら嬉しいです。


これから先も織館が未来へ繋いでいけますように。

sino.a Bagel dining 本元達彦・本元綾子



本元さんご夫婦のお話からは、ベーグル作りへの情熱はもちろん、城端のまちと織館への深い愛情が伝わってきました。

カフェというかたちで日常に寄り添いながら、人と人が出会い、文化がつながる拠点が、ここ織館から少しずつ育っていく。そんな未来が、もうすぐ目の前にやってきます。

sino.a Bagel diningさんのこれからの一歩が、たくさんの笑顔を運んでくれるはずです。オープンまであと少し。楽しみにお待ちください!





シェアしてプロジェクトをもっと応援!

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!