
皆様、いつもこの活動報告をご覧いただきありがとうございます。
今回は、11回目の制作現場である「高知県立美術館(高知市) x 障害者施設白ゆり(香美市)」のコラボの模様をお届けします。
7/30に行われたこの制作。白ゆりの皆さんが高知県立美術館を訪れるところから朝が始まります。
迎えるのは美術館の学芸員である長山さんと茂木さん。
長山さんはこのプロジェクトを一緒に進めていただいた学芸員さんであり、茂木さんは現在県美で開催中の「安野先生のふしぎな学校」展の担当者の方。
画家・安野光雅さんの展示はお世辞抜きで素晴らしいもので、皆様にも強くお勧めしたいのですが、白ゆりの利用者さんたちにもこの展示を中心に見学していただこうという計画です。
安野光雅さんの紹介をする茂木さん

また、別室では【マテリアル・ミュージアムⅡ くふうようふく】と題されたワークショップが開催中。古着がたくさん陳列してあって楽しい空間です。こちらは長山さんが担当されている企画です。
企画を解説する長山さん
たくさんの作品に触れ、たくさんの考え方や生き方に触れた午前中でした。
午後は美術館の中の実習室をお借りしてカレンダーの制作!


壁一面に並んでいるのは、長山さんが長い時間をかけて集めた様々な材料!
紹介したらキリがないのですが、サンゴ漁に使う網(の紐)や活版印刷の活字(!)などなど、普段目にすることのない材料がずらりと並んだ部屋。この材料を惜しみなく自由に使わせていただきました。(ありがとうございます!)


さあそしていつもながらすごい勢いでできていく数字と文字!
できあがりはカレンダーの完成を楽しみにしてください!
今日はここでひとつ追加のお知らせです。
「風のカレンダー2026」の原画展を、2025年11月に県立美術館で開催することとなりました!カレンダーにすると小さくなってしまう原画や、とても良いのだけれど泣く泣くボツにした原画などが一堂に展示されるイベントになるでしょう。
詳細はまた追ってお伝えいたしますので、こちらも楽しみにしていてくださいね!
*次回はついにラストの制作現場「いの町紙の博物館 x ら・ら・ら会」です。





