
絶賛、撮影中です!!!
本日撮影、2日目。
感じたことを素直に書いてみようと思います。
⒈自分の技術が追い付いてなくても、映像に残さないといけないこと
こればっかりは本当にどの現場でも毎回思う事で。
映像という残るモノに対して自分の技術に満足できない事や、シーンが終わって「くそっ」ってなることの方が多い。
そうやってみんなやってきてるモノなのかもしれないけど、そんなことは知ったこっちゃない。そんな言葉で片付けないで欲しいとも思う。
だって死ぬまでこの痛みは続くのだから。
でも毎回この痛みを新鮮に感じたいとも思うし、ちゃんと自分に痛みとして傷付けて成長に変えたいとも思う。
だからこそ出来ることは、目の前の事を全力でやること。
今、目の前にあるモノと、今いる他者と全力で関わり、つながり、ぶつかり、伝えて伝え合って、やり切る事。
それしかないのだ。でも引いて、引いて物事を見た上でね。
からまたガムシャラにやるだけじゃ、夢は叶わないモノまた事実。
僕のバカなりの言葉で言うと、
俳優にとって"我武者羅力と俯瞰力"の両方が俳優にはいるみたいだ。というのが、最近の俺の研究でわかりました。笑
⒉スタッフさんの力。
照明は命、と言われる。
どんな美人も下からライトを当てればお化けになる。
そして音声も命、だと思う。
どんな綺麗な画でも音が悪かったら途端に見る気が失せる。耳から入る情報は視覚情報の次に大事みたいな話があるもんね。
そして、監督。これもまた命。
いろんな事を俯瞰して、同時に入り込んで。信じる力も必要で、捨てる勇気も必要で。
撮った映像をその都度、頭の中で編集して、パズルをはめ込みながら途中のパズルを途中のまま持ってまた次に進んでいかないといけない。
と書き出すとクラファンが終わっちゃうのですが、
言いたいのは命がいっぱいだね、という小学生みたいな感想と。
演じる側だけやってきた今まででは感じれないリスペクト、感謝が湧き出てきたこと。
そしてその方達と限られた中でいいモノを作るんだ、という覚悟がみんなでバチってハマった時の最高の瞬間。
それを何度も感じられた2日間だった。
明日もきっとそうだろう。
⒊使えるものは全部使う。
いわゆるスポンサーがいて、その応援があって製作費の中でどうにかこうにか映画を作る。
これは大なり小なりあるけど今回はそれがクラファンだという事。
このプレッシャーに毎回、耐えてる人達が最前線で活躍してる人達なんだと思う。
自分の映画の為に「数億かけまふ。」っていきなり言われたらどうします?笑
"いやいやいや、俺に億っすか?"
"ワンピースの世界ですか?"
って、なるじゃないですか?
そして日が近づいてくるにつれて、自分に出来ることはなんだろう。いや、なんもできねえ。って思っちゃうわけです。
でも、だから、努力できちゃうわけです。
よくその為にはビジネス書とか、自己啓発本には「自分をそれに相応しい人だと思い込みなさい」と言われますが、ある意味、「自分なんて全く相応しくねぇ」と思いながらプレッシャーに潰されそうになるこのエネルギーを俳優はお芝居にも使えたりするんです。
だから全力でマイナス思考になりに行ったり、現場ではこの作品で大事な「ごめんなさい」という謝罪の言葉を多く吐いてみたり。
空気を少し壊しても、少し迷惑をかけても、リアルに申し訳無さを体感したり。
その後、1人でわざとポツンといて、他人からしたら気にはなるけど、鬱陶しいぐらいに過ごしてみたり。
でもこれが出来てるのは周りのサポートがあるから、演技の世界に集中出来るんです。
使えるモノという言葉は失礼ですが、主観的に言うとこういう言葉になってしまいます。
でも、俺の役割はあくまでいい芝居を、カメラの映る範囲の中で、1番いい照明が当たる角度で、物語の役の人物の感情を表現していくこと。
その為には使えるものは使いますよ!!!
当たり前だぁ!!!!
そこを理解してくださる優秀なスタッフさん達に感謝でした。
後クラファンも1週間を切りました。
どうか、ラストスパートお願いします。
ps.撮影中はプロテインと水、守ってます。




