こんにちは。認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21の辻本です。
おかげさまで、これまでにCAMPFIREを通じて27人の方が、20万円以上のご寄付をくださいました。本当にありがとうございます!早いもので、のこりわずか16日となりました。引き続き、ご協力をいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします!
今日は、職業技術訓練をきっかけに路上を抜け出すことができたマイルストンくんの話をご紹介したいと思います。
ストリートチルドレンの多くは“一つのことに集中するのが難しい”といわれています。そんな彼らが、衛生的な習慣や人権などについて学び、将来について考え、日々のトレーニングに参加することは容易なことではありません。マイルストンくんも初めは話についていくだけで必死でした。
しかし、「手に職をつけたい」「家族の役に立ちたい」という気持ちを強くもっていたマイルストンくんは、職業技術訓練にまじめに取り組みました。
修了後は晴れてファーストフード店に就職することができました。ところが、順風満帆だったわけではなく、その出自からか、職場いじめを受けたこともありました。しかし、逆境にもめげず、常に前向きな気持ちで取り組み、家を借りて家族で暮らせるようになりました。
マイルストンくんの人生には、これからも困難なことがあるかもしれません。それでも、路上生活から抜け出した自身が、今後もマイルストンくんを支え、いい人生を歩むための努力を続けることを期待しています!