希良梨の生きた証を書籍・絵本として残したい!

「私は、生きた証を残したい。」20歳で子宮頸がんを経験し、世界を旅しながら生き抜いてきた希良梨。しかし2024年、再びがんと向き合うことになりました。それでも彼女は前を向きます。「絶対負けない。私は、まだ生きる。」このプロジェクトは、彼女の人生を綴る書籍と絵本を未来へ残すためのものです。

現在の支援総額

527,000

17%

目標金額は3,000,000円

支援者数

65

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/03/17に募集を開始し、 65人の支援により 527,000円の資金を集め、 2025/04/30に募集を終了しました

希良梨の生きた証を書籍・絵本として残したい!

現在の支援総額

527,000

17%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数65

このプロジェクトは、2025/03/17に募集を開始し、 65人の支援により 527,000円の資金を集め、 2025/04/30に募集を終了しました

「私は、生きた証を残したい。」20歳で子宮頸がんを経験し、世界を旅しながら生き抜いてきた希良梨。しかし2024年、再びがんと向き合うことになりました。それでも彼女は前を向きます。「絶対負けない。私は、まだ生きる。」このプロジェクトは、彼女の人生を綴る書籍と絵本を未来へ残すためのものです。

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3月16日。ついに、この日が訪れました。抗がん剤の副作用で、髪の毛が抜け始めたのです。最初は、ほんの数本。けれど、指に絡まる髪の量がどんどん増えていく。そっと引っ張るだけで、途切れることなく抜け落ちていく。一瞬、時間が止まったように感じました。わかっていたことなのに、心のどこかで「まだ大丈夫」と思っていたのかもしれません。でも、現実は待ってくれない。「女として、これはどう受け止めたらいいのだろう?」悲しいような、切ないような、言葉にできない複雑な感情が押し寄せました。鏡に映る自分を見つめながら、気丈に振る舞おうとしました。でも、やっぱりダメでした。後になって、涙が止まりませんでした。髪が抜け続ける自分を見ていることが、こんなにも辛いなんて——。だから、決めました。「自分の意思で、手放そう。」今日は、20年来の友人がいる安心できるお店TIECHELで、人生初の本当の坊主にしてきます。このまま放っておけば、服も床も髪だらけになってしまう。でも、それより何より、これ以上、抜け落ちていく姿を見たくない。私は、私の手で、私の新しい姿を選ぶ。これもまた、私の「生きた証」のひとつ。そして、これからも変わらず前を向いていくために。それでは、またお会いしましょう。新しい私、「坊主の希良梨」と。——ここに気持ちを綴ることで、私は平常心を保っています。


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