【自己紹介】
中村光詞(なかむらこうし)
仲間と素人ながらDIYしたBARを作り経営。その後経験ゼロからカメラマンとして活動をスタートし、ブライダル撮影や親子撮影などを経験。ニューヨークのギャラリーで作品を展示。合同会社や一般社団法人を立ち上げカメラマン養成事業を展開するも「今の自分のするべきことではない」と思い、会社を解散。この先何をしていこうかと思っていた時に、廃材だけで建物を作っている某エコヴィレッジと出会い、廃材の魅力を知る。
1からDIYして作ったBAR店内。自分の手で作っただけに愛着があった。現在は閉店している。
【実現したいこと①】
"廃材で気軽にDIYできる場所"
「DIYしてみたいだけど気軽にできる場所がない」「材木を用意するにもお金が結構かかる」「材木を切ると木屑が出て家が汚れるのがイヤ」
と思っている人は少なくないと思います。
コミュニティスペースではメンバーになった方なら誰でも廃材を使って好きなようにDIYをすることができるようにします。廃材なので不揃いですが材料費はかかりませんし、工具もお貸しします。
初心者の方や女性の方も大歓迎です。ちなみに僕も初心者に近いので、一緒に上達をしていきたいです。
大工さんや工務店さんから廃材をいただいていますが、新規で譲ってもらえる方を今後も開拓していきます。
💡活用イメージ💡
・気軽にDIYできる場所を提供
・廃材を無駄なく使いたい人が活用できる
・コミュニティメンバー同士でDIYの助け合いの場
女性やDIYがほぼ初の人でも参加しやすいコミュニティ運営を目指しています。
知り合いから紹介してもらった工務店様からいただいた廃材。処分に困っていたようで大変喜ばれた。
元大工さんから廃材をいただいた時の写真。常に廃材情報をチェックし、回収している。
【実現したいこと②】
"狩猟した有害獣のジビエ体験ができる場所"
僕がわな狩猟免許を持っていて、神奈川県の猟友会に入会をしました。そのため、有害獣を活用して解体や料理体験をできる場所にしていきます。
ジビエや狩猟に興味を持っている人にとって良い経験ができる場所にしていきます。
💡活用イメージ💡
・イノシシ、鹿の解体
・イノシシ、鹿のお肉を味わう
・お肉の物々交換会
イノシシや鹿などの有害獣をジビエ肉に。大磯町では猟友会がないため、箱根町で活動をする。
狩猟免許を取り、有害獣駆除の報告方法を聞いた。
【実現したいこと③】
"不要なサーフボードを譲ってもらい、仲間とサーフィンしたい"
空き家から歩いて15分、自転車で6〜7分のところに海があり、多くの人がサーフィンをしています。
僕自身はサーフィン初心者ですが、空き家をサーフィン拠点にしてコミュニティの仲間と一緒に上達していきたいです。また、不要になったサーフボードを譲ってもらいコミュニティメンバーが自由に使えるようにしたいです。
空き家の浴室を改装してサーフィン後に浴びれる井戸水を使ったシャワー室を作りたいです。
💡活用イメージ💡
・不要サーフボードを回収してコミュニティメンバーに無料貸出
・井戸水シャワー室をコミュニティメンバーに開放
・廃自転車を直し、海までの移動手段に無料貸出(3台)
大磯の空き家から歩いて15分、松林と砂浜と青い海が広がる。散歩やジョギングを楽しんでる人がチラホラ。
休日は多くのサーファーが波乗りを楽しんでいる。
使っていない自転車を無料で提供してくれる方と、自転車の修理をしてくれる方もいて、支援されている。
【プロジェクトの背景】
僕は不要になったものを活用することや、今あるものを工夫して使うことが好きです。借りた空き家の改修で使う木材は、今のところもらった廃材100%でまかなっています。
多くの不用品をいただき、なるべくお金をかけないで改修を進めていますが、セメントや一部の工具、家賃、電気代、交通費など、どうしてもお金がかかってしまうものがあります。今まで自己資金で賄っていましたが、生活費もあるため、いよいよ運転資金が無くなってしまいました。
このままだと僕が叶えたい「誰でもDIYとジビエとサーフィンが楽しめるコミュニティスペースを作る」ことを実現させることに多くの時間がかかってしまいます。そこでみなさんのお力添えをいただきたくプロジェクトを立ち上げました。
はじめて内観した時に撮った写真。趣ある建物だが、いたるところに穴があいている。
床をモルタルで塗る作業。初のモルタル作りは勝手がわからず苦戦したけど、充実感がすごかった!
湘南エリアで瓦の廃材情報をいただき、車で回収に向かった。今月にまたおじゃまする予定。
【現在の準備状況】
現在、平日は仕事終わりに廃墟改修や廃材回収をしたりと少しずつですが進めています。
ですがまだまだやることが多いのが現状で、床や柱がシロアリに喰われ、その他浴室、外壁、窓、縁側、屋根の一部と傷みや破損している部分があります。
元々畳が敷いてある和室だった。1枚25キロくらいあって撤去するのに一苦労だった。
畳を剥がすと、シロアリに喰われスカスカの床材が。
ソフト煎餅みたいに簡単に割れた。
床材の撤去作業の様子。
天井板を剥がすと大きな蜂の巣が。知人に相談したら「1年たった巣は使わない」と聞き、自分で撤去。
【実施スケジュール】
2025年
1月20日 物件の賃貸契約、改修スタート
6月20日 外壁張り替え、ペンキ塗り、柱の補修、床のモルタル塗り完成
8月1日 窓枠直し、庭、柵、縁側修理完成
9月20日 浴室(シャワー室)完成、台所完成完成
10月1日 実用開始、コミュニティメンバー募集
10月中旬以降 コミュニティメンバーとサーフィン、ジビエイベント開始、DIY作業場開放開始、バイオトイレ作成、DIYスペース増築
10月初旬〜下旬 オープニングパーティー実施
※あくまでも目安です。
【ご支援金の使い道】
家賃、光熱費30,000円×1年分=360,000円
バイオトイレ制作費 50,000円
土間づくりモルタル費用 50,000円
シロアリ対策費(樹脂購入など)50,000円
はつりハンマーレンタル代 5,000円
中古サーフボード購入費 15,000円
中古工具購入費 20,000円
計550,000円
※予定より余ったご支援金は、今後のコミュニティスペースの運営費に使わせていただきます。
【最後に】
「お金を使わない、もうひとつの世界をつくる」
これが今の僕のテーマです。
お金を使い、新しいものを買うことも大事なことだと思います。その一方で、使えるものを工夫してしっかり使えば、その分新しく購入するお金を使わずに、本当に欲しいものや、やりたいことにお金を回せます。
そのためにも、不要になったものを僕たちが代わりに活用して、新しい価値を見出し、誰もが手の届く範囲で提供活動をしていきたいと考えています。
その第一弾として、今回のプロジェクトを立ち上げました。
空き家を活用して、コミュニティを作り、参加者のみなさんにとって自宅でも職場でもない、第3の居場所を提供します。




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