
4月1日から始めたクラファンも【あと4日】で終了します。
たくさんの支援や応援メッセージをもらいながら進めることができました。
9月のパレードが無事開催できるように最後まで諦めず挑戦していきます!
今日は、NoMaps DE&Iチーム菅原亜都子さんからの応援メッセージです!
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私自身が、レインボープライドに初めて参加したのは、2017年だったと記憶しています。2013年を最後にレインボーマーチ札幌がいったん終了し、そこから再開したのが2017年で、そのタイミングで私も初めて、パレードを歩きました。自分が生まれ育った札幌の街が、キラキラして見えて、まるで違う街のように感じました。道路から歩道に向かって手を振り、歩道の誰かがそれに応えてくれると、まるで自分を認めてもらったような気持ちになりました。札幌の街を、改めて「すきだな」と思いました。仲間と一緒に歩き、誇らしい気持ちになったことを今もはっきりと覚えています。
私は今、NoMapsのDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)チームに関わっています。NoMapsは、クリエイティブな発想や技術によって、次の社会・未来を創ろうとする人たちのための交流の場であり、期間中、札幌市内の複数の会場で、さまざまなトークセッションや交流会などのプログラムが開催される北海道最大のイベントです。
もしみなさんがNoMapsを知らないとしたら、それは仕方のないことかもしれません、なぜならこれまでNoMapsは、「成人で、日本人で、男性で、障害や病気がなくて、情報へのアクセスがしやすい人たち」が多く参加しているイベントだったからです。しかし、そのことに課題感を持ち、多様な人が参加しやすいイベントにするための取り組みを始めたところです。そして、NoMapsは、レンボープライドと同時期に開催していることから、ここ数年はお互いに情報発信をしあうなど、協働して行っています。
私は生まれ育った札幌が、誰にとっても住みやすく、差別や不当な扱いがなく、たとえ何らかのハードルがあったとしてもサポートしあう街であることを強く望みますし、それが自分にとってのプライドであると感じます。
そんな街になるには、まだまだたくさんの足りないこと、議論していかなければならないことがあります。そういった課題を見つめ、ともに解決しようとする人たちと繋がりたい、そういった場を札幌に増やしていきたいと心から思います。
レインボープライドもそんな場の一つであり、とても大切な機会であると感じています。みなさん、今年も一緒に歩きましょう。
菅原亜都子(NoMaps DE&Iチーム)




