壮絶な運命を負った猫たちに安らぎの場所を!一代限りの一生を全うさせて!

島の限界集落に捨てられた猫たちを地域猫として、一生を全うさせたい。山の中で捨てられた猫は、短期間でタヌキやカラスなどの外敵に殺されてしまう凄絶な運命を負っています。適切な手術、エサ代、寝場所確保をしてあげることで猫たちの一生を全うさせてあげたいです。

現在の支援総額

67,000

33%

目標金額は200,000円

支援者数

9

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/04/09に募集を開始し、 9人の支援により 67,000円の資金を集め、 2025/05/12に募集を終了しました

壮絶な運命を負った猫たちに安らぎの場所を!一代限りの一生を全うさせて!

現在の支援総額

67,000

33%達成

終了

目標金額200,000

支援者数9

このプロジェクトは、2025/04/09に募集を開始し、 9人の支援により 67,000円の資金を集め、 2025/05/12に募集を終了しました

島の限界集落に捨てられた猫たちを地域猫として、一生を全うさせたい。山の中で捨てられた猫は、短期間でタヌキやカラスなどの外敵に殺されてしまう凄絶な運命を負っています。適切な手術、エサ代、寝場所確保をしてあげることで猫たちの一生を全うさせてあげたいです。

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 捨てられる野良猫は、我が家の猫ではありません。

それなのに、なぜその猫に餌をあげ、月の収入の2割もの去勢費用までだして、

猫の残された一生を生きさせようとするのか。

 

改めて考え、言葉を選んでみました。

うまい答えになっているかどうか自信はありませんが、興味があったら読んでほしいです。

 

私はイラストレーターだけでは食べていけないので、フルタイムの仕事をしています。

手取りは月10万円。お察しの通り、正社員ではありません。

そこからの2万円の去勢手術は正直きつく、

我が家の家計をストレートに圧迫させています。

養わなくてはならない(人間のほうの)家族に

了解をもらった上での手術ではあるが、言わせている感も正直あり、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

猫が捨てられることは、

この国では日常茶飯事の出来事。

 

でも、捨てられた猫にとっては、世界中でひとりぼっちにされた恐怖が

生半可ではないと想像します。

戦災孤児みたいなものではないでしょうか。

 

近頃、読んだ本に、ドイツのアウシュビッツの様子が書かれたものがあって

その一文を書かせていただく。

 

「ホロコーストによって迫害を受けた者たちは、財産も、住処も、尊厳も、名前も、命も、そして最後には存在も消された」とあり、胸をかきむしられます。

存在すらかき消される「命」とは、一体なんなのだ?と思うのです。

ユダヤ人は圧倒的な差別によって、その命を無価値以下のものとされ、殺されました。

では猫は?

 

 

猫と人間と一緒にするな、と言われることは百も承知ですが、

保健所に連れて行かれ「不要」とされた猫は、この日本で年に何千匹も、

ガス室で殺されます。

ナチスの所業と重なります。

違うならば、どこから、違うのでしょう。

そう、一体どこから?殺される猫と人間との差は?

 

私の頭の中で、一点に絞り込まれます。

無価値であること。

 

 

私ごとで恐縮ですが、

今年から、勤務する職場で、仕事量は変わらないのに、勤務時間を減らされ、減収に追い込まれました。

正社員は毎年給料があがっていますが、臨時職員は職務内容が同等でも減収。

労働組合を通してその処遇に対しての撤廃を求めていますが、簡単には戻らなそうです。

 

労働組合が「我々を人間扱いしていない」と憤慨して、はじめて気づきました。

そうか、我々は「人間扱い」すらされていなかったのかと。

そういうことすら気付けないくらい、私は今まで、そういう位置にいたよ。

 

じゃあ、私も猫と一緒じゃないか、と。

 

ああ猫よ。

この世界は、なんとも世知辛く、優しくない世界じゃないか。

お互い大変だ。同情するよ。

でも嘆くな、同士よ。

優しくされていないもの同士が身を寄せ合って、

この限られたスペースだけでも、そんなには悪くない社会を作って

互いに慰めあってもいいじゃないか。

 

そんなふうに思ったわけです。

 

人間扱いされていない人ひとりと、

存在すら認められていない猫いっぴき。

 

こんなにも小さな空間の幸福くらいあっても、いいじゃないか。

その小さな幸福に、私はなけなしの2万円を払う。

明日の飯はその時に考えよう。

 


お読みくださり、ありがとうございます。

支援いただいた方に多大の感謝を。

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