
「本当にいいんですか?」
最初に支援くださった方への正直な気持ちでした。
ビクビクしていました。
猫を助けるのに理由はいらない、と思いつつ、
実際、活動報告にも、そう書きつつ、自分にも迷いのような苦しい気持ちがありました。
日々の生活で一杯一杯で、それでも猫を助けるなんて自分の欲でしかないんじゃないか?
それで生活苦しいって自業自得でしょ、
という自責もありました。
自分の暮らしすらまともにできていない、こんな未熟な自分に、お金をだしてくれる人なんていないだろうなあ、もしかしたら、ひどい誹謗中傷もあるかも、とビクビクしてもいました。
それなのに、応援したいと言ってくださる方がいた、
しかも励ましのお言葉までいただけた…
無常のよろこびでした。
大げさかもしれませんが
生き方を肯定してもらえた、くらいの激しい嬉しさに打ち震えています。
本当にありがとうございます!
猫たちに代わって、お礼申し上げます。
これで明日、猫にエサを与えることができます!
これから現れるであろう、さまよえる猫たちに、安全な寝床と処置をしてあげられます。
本当にありがとうございます。
応援メッセージをくださった方の中に
「すべての生きものにリスペクトの気持ちがもてる社会になれるように」
と送ってくださった方がいらっしゃいました。
…壮大です。
そこまで広く大きく考えていなかったことは、私の不得と致すところですが、
本当にそういうふうになったら、と思います。
願わくば、そういう願いを、口にだしても蔑まれない、夢を真摯に抱くことができる、そんな社会であってほしいと思っています。
夢を実行するためには、夢を口にだすなりして、自分の内から外へ出さなくてはいけないと思うのですが、今はそれすらしにくい世の中です。
この小さく、ささやかな活動が、その社会の実現のための儚く小さくとも
「一歩」であるのだと、
みなさまの支援で気づかせていただきました。改めてありがとうございます。
冒頭の子猫は、少しぶれていますが、茶猫の子猫です。
捨て猫独特の痩せ方をしているのが特徴的です。頬骨がやつれている感じ、わかるでしょうか?
元気ではありますが、この子も栄養をもっと必要としている子猫です。
支援金を元に、もう少し多めのフードをあげられたら、と思っております。
(最近、少しだけ節制気味でした)





