
今日は、下北沢のカレー屋さん「パンニャ」で食事をしました。店内にはなぜか「般若」のお面が飾られていて、気になって店員さんに聞いてみたのですが、「由緒、あまり自信はないです…」とのこと。
せっかくなので僕なりの説をお伝えしてきました。
パンニャ(Paññā)は古代インド語で「智慧」という意味。 般若心経の「般若」もここから来ています。ただし、般若のお面との直接的な関係はないとされています。
かつて奈良は大和に、素敵な能面師がいたそうです。しかし、ある時スランプに陥ってしまい、なーんにも作れなくなった。
来る日も来る日も俯いていてるところ、インドから伝わった「般若」の教えに出会い、感動し自らを「般若坊」と名乗る。
すると、あら不思議!
次々と名作を生み出せるようになり、中でも鬼女の能面があまりにも見事で、それを【般若】と言ったそうな。——そんな通説があるのです。
ここからは荒木説です。
能面師の般若坊さんは、きっと女性がらみで心乱され(※僕の完全な推測です笑)、作品に手がつかなくなったんです。
そこで、有り難い教え(智慧)に出会う。なんとか恋愛の深みを乗り越え、作品作りに没頭できるようになる。
ただし、悩み抜いた過程で 女面がとても上手に作れるようになった。その時の面が、般若の名声を高めた、と。
恋愛だったり、人間関係だったり、自分の未熟さだったり。そうした“女性がらみのハードシングス”が、男性を大人にさせてくれる智慧の種なのかもしれません。
今では僕も、自分の過去の恋愛や悩みがすべて、成長の糧だったと感じています。カレーのスパイスのように、苦味も刺激も人生の味わい。
今日の気づきは、「スパイスのような恋が、人を深くする」ということでした。
ちゃんちゃん笑



