4/27(日)に第5回数学ミニプレゼンを実施しました。参加申し込みは過去最高の74名でした。一人目は公立高校数学教諭Teppei先生に「記号接地を目指した数学Ⅰの授業実践」というテーマでお話いただきました。インプットが大好きだが、アウトプットをあまりやってこなかったとのことで、勇気を出して発表していただきました。生徒たちは数学の記号と意味が結びついていないことが多いと感じられているようです。「式にはメッセージがある」ということ数学の授業を通じて生徒に伝えたいという思いで実践された内容の発表でした。二人目は城北中学校・高等学校数学科・教頭の清水団先生に「Julia言語と高校数学」というテーマでお話いただきました。チラシ作成時は3月だったので教頭先生だったのですが、4月から校長先生に昇格されたとのことでした。Google colabに新しくJulia言語が搭載されたとのことで、計算やグラフの描画などを実際にやって見せていただきました。普段からXで数学系のポストがあると、Julia言語で実装したものを引用ポストされています。今後の数学教育で活用できるツールとして有用であると感じました。三人目は東京理科大学大学院生川本絵莉氏に「大学院生活と結び目理論」というテーマでお話いただきました。4月から大学院生になったばかりで、1ヶ月の大学院での生活の共有と、ご自身の研究テーマである結び目理論について、中学生でもわかるように解説してくれました。「結び目が同じ」とはどういうことか、初めて聞く方でもわかりやすいプレゼンに参観者が皆さん感心されていました。最後に2点お知らせをしましたお知らせ①:数学教育フェスオンラインコミュニティの一つのコンテンツとして数学ミニプレゼンを実施していくことになりました。これにより、もっと多くの方に数学ミニプレゼンが届けられるようになります。また、コミュニティ内で数学に関する記事が定期更新されるのですが、数学ミニプレゼンで発表いただいた方にも記事を寄稿いただこうと思っています。15分ではカットせざるを得なかった内容をより詳細に読めるという形で記事の執筆を依頼する予定です。これに伴い8月から有料化を行います。有料化により、財源の確保ができるため、会の継続がしやすくなるのと、コンテンツの拡充ができるようになる見込みです。お知らせ②:対面での実施を確定させました。7/26(土)10:30-16:30に東京理科大学神楽坂キャンパスでの対面実施を確定させました。会場の確保ができたのと話者も6名決まり、会が問題なく実施できる見込みが立ったためです。




