「みんなの力でこのカフェが出来たんだ」と言うことにこそ意味がある。

皆さんに、想像してほしい未来があります。

美味しいコーヒーを飲んで、心がほどけたとき。美味しいご飯を食べて、幸せな気分になった時。

「このカフェが、この街にあってよかった」と思ってもらえた時。

将来カフェが出来て、お客さんにそう言ってもらえたら、僕はこう言いたい。

「自分一人では、到底できなかった。このカフェは、みんなの力があったからこそできたんです。」

そんな風にいえるカフェが、今の日本には必要だと思うんです。

「人様に迷惑をかけること」を恐れる風潮が覆う社会の中で、迷惑をかけてでもやる意味。

最初僕は、自己資金と、融資800万を自分で背負ってでも、やる価値があると思い、すぐに銀行に行きました。

今回物件契約費に使う自己資金は、親が、僕が小さい頃から僕に使わせずに、すぐに口座に入れていてくれたお年玉です。

しかし、融資相談の結果、融資は全額お断り。

もしかしたら、そこで諦めていたこともできたかもしれない。「今回はご縁がなかった」と。

しかし、まちに立ち、まちの声を聞いていると、感じるんです。

この場所で、みんなが集えるカフェをつくることの必要性を。

この場所が、おいしくて、楽しくて、嬉しくて、ついつい笑ってしまうようなカフェになる必要性を。

だから、諦めたくなかった。でも、諦めないにしても、自分の力だけでカフェを作ることはもう、不可能。

一つの金融機関から、800万円の相談を断られたのなら、基本的に他の金融機関に行っても結果は同じです。

そうなったら、方法を見直すしかありません。

その結果僕は、信用金庫に頼り、親にも頼り、そして、クラウドファンディングで多くの人の力をお借りすることにしました。

僕の挑戦は、ある人から見たら「人に迷惑をかけずに、自分の金でやりなさいよ」という挑戦に見えるものでもあると思います。

だけど、今僕はこう感じています。

一人で抱え込んでやろうとしていた時の自分よりも、みんなに支えていただきながら一歩ずつ進んでいる今の方が、確実に楽しんでいるし、ワクワクしている。

そして、「カフェを作ってくれてありがとう」と言われた、その「ありがとう」の先には、今回のクラウドファンディングを始めとした、関わってくれたあなたがいることも、僕はとってもロマンがあると感じます。

カフェに来てくれた人を、必ず幸せにしたい。このカフェが出来たことをまちの人に感謝されるカフェにしたい。

だから、ぜひそんなカフェに、あなたにも関わってほしいんです。力を貸してほしいんです。

クラファン初日の昨日は、30%を達成することができました。

ちょっとした安堵と、all or nothingだから、終わるまで決して気が抜けない、いや、気を抜いてはいけないんだ！と言う自分を奮い立たせる気持ちが頭の中にあります。

昨日支援してくださった方、本当にありがとうございました。

そして、支援したいけどまだできていない、という方。ぜひ、お祭りのように、この2週間の短期決戦を共に歩んでくだされば嬉しいです。

どうか最後まで応援、よろしくお願いいたします！

※all or nothingでの挑戦のため、クラファンが成功するまで支援者名簿を見ることができません。支援が完了した方は、気兼ねなくご一報ください！