
クラファン終了まで残り5日となりました!!

本日は、とても希少な「染色済みの2号帆布」についてご紹介いたします。

帆布には厚さによって「号数」があり、一般的に11号から1号までの段階があります。号数が小さいほど、生地は厚くなります。
生成の帆布
帆布は、極太の糸をシャトル織機で平織りすることで作られます。織り上がったばかりの帆布は「生成(きなり)」と呼ばれ、素材そのものの綿の色をしています。
そこから専門の工場で染色を施すことで、色付きの帆布に仕上がります。
しかし、生地が厚くなるほど、染色は難しくなります。帆布は染料を溶かしたプールに浸けて染めるのですが、厚手の帆布では、生地の中心までムラなく染め上げるのが非常に困難なのです。
そのため、染色には職人の経験と熟練の技術が欠かせません。

もし中心までしっかり染まっていなければ、縫製の際に針を通した部分から生成の地色が見えてしまい、製品として仕上がらなくなってしまいます。
今回クラウドファンディングで使用している2号帆布は、非常に厚手のため、染色には特別な技術と手間がかかっています。
しかし残念ながら、現在では染色を専門に行う工場自体が少なくなっており、それに伴い染色技術も失われつつあります。実際に、この2号帆布のように美しく染め上げることができる工場は、すでに国内には存在しないと言われています。
今後、同じ品質の染色済み2号帆布を手に入れるには、現存する染色工場と長い時間をかけて設備を整え、技術を磨いていくしかありません。

だからこそ、この機会にぜひ、貴重な染色済み2号帆布を使用した特別なトートバッグを手に取っていただけると幸いです。
皆様のご支援を心よりお待ちしております!





