動輪堂/近鉄プロファイル車両篇2・貨物列車大紀行4・20世紀の列車たち2章4前売

シリーズ再開を望む声を数多くいただき再開に踏み切った3本のシリーズ作品。「DVD文化」の灯を消さないためにも必ず発売まで完遂しますが、現状ではその後の新作の資金は底をつき、これらを最後に動輪堂DVDの製作の打ち切り(=製作終了)を考えざるを得ない状況です。存続のためには今こそ皆様の支援が必要です!

現在の支援総額

339,500

33%

目標金額は1,000,000円

支援者数

24

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/04/12に募集を開始し、 24人の支援により 339,500円の資金を集め、 2025/06/30に募集を終了しました

動輪堂/近鉄プロファイル車両篇2・貨物列車大紀行4・20世紀の列車たち2章4前売

現在の支援総額

339,500

33%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数24

このプロジェクトは、2025/04/12に募集を開始し、 24人の支援により 339,500円の資金を集め、 2025/06/30に募集を終了しました

シリーズ再開を望む声を数多くいただき再開に踏み切った3本のシリーズ作品。「DVD文化」の灯を消さないためにも必ず発売まで完遂しますが、現状ではその後の新作の資金は底をつき、これらを最後に動輪堂DVDの製作の打ち切り(=製作終了)を考えざるを得ない状況です。存続のためには今こそ皆様の支援が必要です!

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このプロジェクトで実現したいこと

動輪堂のシリーズDVD作品「よみがえる20世紀の列車たち第2章4私鉄篇1〜奥井宗夫ビデオ作品集〜」とブルーレイ・DVDの新作「全国周遊!貨物列車大紀行4 中部篇」「近鉄プロファイル車両篇第2章 特急形2」。これら3作は、いずれも環境の変化により製作の継続が困難となって、しばらく製作を中断していた作品たちです。

正直言って、DVD(とブルーレイ)の時代は終わりを迎えようとしています。サブスクや無料動画の台頭で、従来の価格がユーザーにとって適正とは感じられなくなり、販売枚数はかつての半分どころか数分の一レベルまで減少。大手のメーカーやプレス会社は次々と撤退を進めています。

動輪堂はこれまで、全面展望作品など他社と同様のジャンルのものは作らず、鉄道ファンによる鉄道ファンのための鉄道DVDの製作というポリシーを貫いて、内容が濃く見応えのある作品づくりに徹してきました。

しかし反面、走行シーンを中心に構成する撮り下ろし走行系作品は撮影に多くの日数を要し、高画質で提供するためのブルーレイの原版製作費がDVDの数倍という高額ため元々赤字続きでしたが、古い映像で構成されるアーカイブ系作品が生み出していた利益を投入してなんとか維持するという構図がありました。しかし販売数の減少でそのアーカイブ系作品も利益が出なくなり、数年前から全作品が赤字。止むを得ずロケはプロデューサーがディレクターと撮影も兼ねてワンオペで行なうなど、費用を切り詰めてきましたが、ディスク盤の製作費用の高騰も追い討ちをかけました。

そこで売上確保のために、タコが自分の足を食べるようなものですが、いち早く旧作のサブスク動画への展開を始めました。しかしハリウッド大作やアニメ作品などとの競争の中でようやく得る分配金は、DVDの売上減少を補填するには程遠いものです。

ならばとっととDVDに見切りをつければいいではないか?

古くは8ミリフィルムに始まり、VHSやベータマックスの登場で急速に普及した個人的メディアによる映像鑑賞の文化。それはDVD・ブルーレイへと引き継がれてゆきましたが、インターネットの普及のその先で到来したサブスク動画・無料動画の時代となり、すでに衰退は加速し始めています。しかしその様子をそのまま黙って見ていればいいのでしょうか。ビデオテープ、その後はディスクへと移行した固形物の映像メディア。これをプライベートな空間で再生しようとする時のワクワク感。有料だからこそ大事に大事に鑑賞する時ののめり込むような感覚。コレクターズアイテムのように本棚に並んだケースを眺めた時の満足感。デジタルでありながらアナログ的な感覚に包まれるこの趣味的環境は、ネットの世界では決して味わうことのできないものではないでしょうか。それは滅びようとして決して滅びることのなかった、むしろ復活を果たしたと言っていいレコードに重ね合わせずにはいられません。その空気感を大切にしたいと思うファンの皆さんが、まだまだ多くいらっしゃるはずです。実際、シリーズの再開や新たなテーマの作品を望む皆さんの声が数多く寄せられています。そんな方々がいる限り、心を込めた作品を届け続けたい。その思いを捨てることはできません。

私は金持ちの趣味人ではありません。収支には目もくれない酔狂な経営者でもありません。会社の維持を大前提にしながらそれをどのように実現できるか。どうすれば作品の製作を継続できるか。通常の販売方法で数字を伸ばすことができないのであれば、誰もが満足できる形で製作のための資金を集めるより他はありません。

作品を愛する皆さんに、あくまでも作品を通してお返しをしたい。

そんな思いの上に立ち、今回は「前売り」という形での支援のお願いするに至りました。ですからたとえ支援していただく資金が目標に達しなくとも、掲げた3作品については発売をお約束するものです。しかし満額、いや半額ともいかなくとも、ある程度の資金が得られないとなると、この3作のサイクルの中でさえもギリギリのラインとなり、その後の新作のリリースはもはや不可能となります。

たとえば「貨物列車大紀行」の場合、東北エリアは撮影済み、関西・中国・四国・九州エリアはシリーズ最初の撮影となった「山陰迂回貨物」を皮切りに大部分の撮影を終えています。「近鉄プロファイル車両篇第3章 一般形」も新型車両以外はほぼ完了の状態です。「よみがえる20世紀の列車たち第2章」はまだ5〜6巻分以上の素材が残されています。このほかにも資金面の障壁で引退車両など一部の撮影を行なったところまでで実現できていない「阪神テラファイル」「阪急電鉄テラファイル車両篇」や、企画段階でストップしたままの南海や西武鉄道などの作品も数多ありますが、製作の打ち切りとなればこれらは全て幻となるでしょう。

みなさんの力を借りてDVD文化の灯を守りたい!

ご支援をお願い致します!



「よみがえる20世紀の列車たち第2章4 私鉄篇1〜奥井宗夫ビデオ作品集〜」

1990年第後半にデジタルビデオカメラで撮影された私鉄の列車たちの貴重映像を詩情豊かに紹介。能勢電鉄・南海電気鉄道・琴平電気鉄道・西日本鉄道・京阪電気鉄道・近江鉄道で活躍した伝説の車両たち、現在とは異なる装いの車両たちが鮮やかによみがえる。


「近鉄プロファイル車両篇第2章 特急形2」

数ある近鉄特急車両を走行映像や車両基地でのディテイル撮影を中心に、形式別に4K撮りおろし映像で紹介。フラッグシップトレイン・80000系「ひのとり」や、50000系「しまかぜ」・23000系「伊勢志摩ライナー」・26000系「さくらライナー」・16200系「青の交響曲」など観光特急と南大阪線系統の特急形車両を収録する。



「全国周遊!貨物列車大紀行4 中部篇」

静岡・愛知・三重・岐阜・長野・山梨の各県の路線で躍動する貨物列車の姿を4K撮りおろし走行映像で追う。東海道本線ではEF210形式「桃太郎」が主役として東奔西走し、EF65形式も元気な姿を見せる。中央西線ではEF64形式が重連で活躍。EH200形は中央本線・篠ノ井線のほかしなの鉄道線へも足を伸ばす。




自己紹介

株式会社動輪堂・プロデューサーの宮地正幸と申します。動輪堂では「鉄道ファンによる鉄道ファンのための鉄道DVD」を旗印に、これまで「ザッツシリーズ」「プロファイルシリーズ」など撮り下ろし走行系ブルーレイ・DVD作品や「よみがえる総天然色の列車たちシリーズ」などアーカイブ映像系DVD作品や、「徳永ゆうきのぐるっと歌テツ旅」「走れ!新幹線」「SL復活!C571よ永遠に」「まるごと新幹線」など鉄道系テレビ番組を数多く製作してきました。

動輪堂ページ


現在の準備状況

「よみがえる20世紀の列車たち第2章4 私鉄篇1〜奥井宗夫ビデオ作品集〜」

2025年6月21日発売に向けて内容は既に完成。現在は工場で商品のプレス中で、近日中に支援者の皆様にリターンのお届けができる予定です。


「近鉄プロファイル車両篇第2章 特急形2」

既に撮影は概ね終了しており、クラウドファンディングご協力の成果に応えるべく追加撮影等のプランを膨らませながら、ゴールを目指します。2025年10月にイベント限定先行発売とリターン送付後、11月に全国発売の予定です。

「全国周遊!貨物列車大紀行4 中部篇」

「拡大版」として発売することに決定し、収録範囲を静岡県・山梨県・長野県・愛知県・三重県・岐阜県に広げ、5月に名古屋周辺から関ヶ原周辺のJR・3セク・私鉄線での追加撮影を行いました。9月のリターン送付と全国発売を計画しています。



リターン

「近鉄プロファイル車両篇第2章 特急形2」「貨物列車大紀行4 中部篇」(ともに税込定価5,500円・収録時間未定<100〜120分程度>)それぞれブルーレイ版・DVD版コース、「よみがえる20世紀の列車たち第2章4 私鉄篇1」(税込定4,950円・収録時間約70分・DVD版のみ)コースのほか、2作品を組み合わせたセットのコース、3作品セットのコースも用意します。

商品とは別に、動輪堂通販サイトで使用できるポイント1,000円分の発行および、徳永ゆうき撮影によるオリジナルポストカードセットを送付。ポストカードはリターン商品ごとに異なる内容のものを用意する予定です。


スケジュール

「よみがえる20世紀の列車たち第2章4 私鉄篇1〜奥井宗夫ビデオ作品集〜」


6月中旬 リターン先行発送開始
6月21日 全国発売

「貨物列車大紀行4中部篇」


6月中旬 仮編集完了
8月上旬 仕上げ作業
9月中旬 リターン発送開始
9月21日 全国発売

「近鉄プロファイル車両篇2」

5月中旬 
7月上旬 仮編集開始
7月中旬 仮編集完了
8月中旬〜下旬 仕上げ作業
10月下旬 リターン発送開始
11月21日 全国発売

※セットコースにご協力の場合、リターンはそれぞれの準備が整い出来次第、都度発送します。


動輪堂ページ

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 作品製作費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • ご支援いただいた「貨物列車大紀行4」今週から準備出来次第順次発送を開始します特典・返礼品 演歌歌手・徳永ゆうきさん撮影のオリジナルポストカード5枚セットとオリジナルTシャツも同梱いたします楽しみにお待ちください! もっと見る
  • いよいよ本日まで

    2025/06/30 18:33
    いよいよクラウドファンディングでのご支援募集は今日が最終日、あと数時間で幕引きとなります。ここまで多くの皆様にご支援をいただきましたが、最後のお願いです。以下は、昨日のコメントの再録です。2010年に動輪堂第1作を奥井宗夫さんの映像をお借りして製作したアーカイブ系作品「よみがえる総天然色の列車たち第2章1国鉄電気機関車篇」を発売、同年末には初の撮り下ろし走行系作品「惜別!国鉄特急形気動車キハ181系 特急はまかぜ 永遠の鉄路」を発売してから15年。世に問うたブルーレイ・DVD作品は外部向けを除いて127作品にもなります。この中でも撮り下ろし作品は当初ハイビジョン、のちに4K撮影による高画質を活かすためにブルーレイ版・DVD版双方を発売してきました。しかしこのブルーレイディスクの製作費用は高額で、利益が出る作品がありませんでした。比較的費用少なくて済むアーカイブ系のDVD作品は多少なり利益を出していたので、それを撮り下ろしの新作に投入することで、どうにか双方の作品を発売するサイクルを続けることができました。しかし多数の鉄道系のテレビ番組のレギュラー化、特にコロナから後のサブスク・無料動画の浸透により、DVDなどの需要は急速に減少してゆきました。動輪堂でも売上の減少分を補填するために早くから配信に力を入れてきましたが、単価の低さからディスク商品の売り上げに取って代わることはなく、タコが自分の足を食べるように体力を失ってゆきました。そのうちDVDの売り上げはピーク時の数分の1レベルにまで減少。それにはもちろん取り扱える素材が既に多くの人がホームビデオで自ら撮影できる時代のものになっており、アーカイブ系作品の希少性がなっていたこともあるでしょう。それにしてもアーカイブ作品も採算が取れなくなり、撮り下ろし作品を支える構図は崩れ去ってゆきました。それが現状の姿です。作品の製作を続けるには、それぞれの作品が赤字にならないよう、経費を切り詰めて、一方で可能な範囲で値上げも行ってきました。元々劇場で映画を2本鑑賞できるほどの金額で販売していたものをそこからさらに値上げするのですから、当然その分販売数は大きく減少し値上げの効果はさほど出るものではありません。製作費は撮影を外注スタッフからプロデューサーの私自身が行うように切り替えて、一人で各地に出かけてロケを行うなど極限まで切り詰めてています。しかし鉄道会社の撮影料が特にコロナ以降暴騰し、容易ににはできなくなるなどの制限も増えるばかりです。その分施設外からの撮影の比率は高まるわけですが、コンプライアンスを守りつつ、安全に撮影するために必要な時間も増大します。だからと言って雑に撮影して効率を高めるなどできるはずもありません。ならば作品そのものの作り方を変えればいいのではないか? 私は、地理の作品を作るようなつもりで、鉄道という「線」を「面」と捉えながら列車や路線、それを取り巻くエリア全体がイメージできるような作品作り日頃から心がけています。しかしそれはもうやめて、展望映像で一気に撮り切ってしまえば? ナレーションをやめて音の仕上げの費用を抑えたら? そこに写されたものの説明なんてなくても、見たらわかるやん。ネットで調べたらいいやん、書いてあるし。しかしそれはもう動輪堂の作品ではありません。動輪堂で作らなくてもいいものです。もっと高い技術でそのような作品をしっかり作っている会社があるので、そちらに任せればいいじゃないすか。私が守りたいのは、作品作りに対する姿勢だけなのかもしれません。でもその先の作品の中にしか見えてこないものがあります。物語です。私はまた、全ての作品を物語として作っています。そこを変えるつもりはありません。しかし作り続ける環境がもしなくなってしまうのであれば、どうしようもありません。少なくとも鉄道DVDというジャンルからは引き上げて、やめるしかありません。時速95キロで爆進を続けてきた機関車が、今、その分岐点に差し掛かろうとしています。どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします。 もっと見る
  • 支援募集最終日

    2025/06/30 12:23
    いよいよクラウドファンディング支援募集最終日となりました。ここまで多くの方にご支援をいただきました。心より御礼申し上げます。あと半日、心静かに最後の支援をお待ちするだけです。今後継続できるか否かは、皆様の応援にかかっています。画像はしなの鉄道を行くEH200形式 もっと見る

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