FM805たんばとは

FM805たんばは、兵庫県丹波市に拠点を置くコミュニティFMラジオ局です。その起源は、2014年8月に丹波市を襲った豪雨災害に遡ります。この災害時、地域住民へ迅速かつ正確な情報を提供するため、臨時災害放送局「たんばしさいがいエフエム」が設立されました。
この経験を通じて、地域に根差した情報発信の重要性が再認識され、コミュニティFM局設立への機運が高まりました。そして、2015年9月17日、「FM805丹波」として本放送を開始しました。
FM805丹波の主な目的は、地域に密着した情報の発信、災害時の情報提供、そして地域コミュニティの活性化です。日々の放送では、丹波市の様々な情報を市民目線で発信し、地域の活性化に貢献することを目指しています。また、災害発生時には、正確かつ迅速な情報提供を行い、市民の安全・安心を確保することを重要な使命としています。
さらに、市民が主体的に番組制作に参加することで、地域コミュニティの活性化を図っています。FM805丹波は、まさに市民が主人公となるラジオ局として、地域に根差した情報発信とコミュニティの活性化に貢献しています。
これまでの活動
日々地域の情報発信

これまで10年にわたって地域に根ざしたラジオ放送を行ってきました。丹波市・丹波篠山市の行政情報、イベント情報、観光スポット、お店の紹介などを、パーソナリティが温かい言葉で伝えています。また、災害時には防災情報や避難情報を迅速かつ的確に放送し、地域の安全・安心に貢献してきました。
さらに、地域住民が主体的に参加できる番組制作にも力を入れています。地元の方々をゲストに招いたり、リスナーからのメッセージやリクエストを積極的に取り入れたりすることで、地域に根ざした「声の広場」としての役割を担っています。
さまざまな企画も

そのほかにも、さまざまな企画を考えて定期的に開催しています。例えば、病院ラジオはラジオ局から飛び出し、パーソナリティが患者さんやそのご家族の想いや普段はなかなか言えない気持ちをリクエスト曲と共にお届けします。
普段から機材の整備は欠かさずに

ラジオ放送を安定的に行うには、機材や中継所の整備が重要になってきます。FM805たんばのラジオ局の機材だけでなく、市内数カ所に設置している中継所の整備も必要です。これらの機材は定期的に技術部のスタッフが日々点検し、時には山に登り、電波塔に登ったりして確認作業を行っています。

FM805たんば 存続の危機!
これまで10年間地域に根ざして活動してきましたが、機材の老朽化により存続することが厳しい状況になっています。ラジオ局を維持するために、今後5年以内に以下の費用が必要となります。
- 2025年 登録検査費用:80万円
- 2028年 登録検査費用:60万円
- 5年以内 APS(自動番組制御装置)更新費:400万円
- 5年以内 送信機5台更新費:200万円(40万円/1台)
- その他費用:60万円
合計で800万円という、私たちにとって非常に大きな金額です。これらの費用は、放送法で定められた登録検査や、老朽化した機器の更新に必要なもので、どれも欠かすことができません。どうか、FM805丹波の存続のために、あなたの力を貸してください。皆様からのご支援を、心よりお願い申し上げます。
FM805メンバーの想い
タンバコミュニティネットワーク 理事長 足立宣孝

FM805は、今年9月に10年の節目を迎えます。市民の力で地域の魅力をFM放送で発信してきました。
「もっと地域のことを知りたい、みんなにも知って貰いたい」そんな思いからFM開局の準備を始めたころ、丹波市豪雨災害が発生、前身となる災害FMができました。
次の10年に向け今後機材の更新や検査費用が見込まれます。つきましては、どうか805たんばを継続させ、引き続きラジオを通してリスナーの皆様に元気をお届けできるようご支援をお願いいたします。
なお、10周年イベントとして、7月に「病院ラジオ」9月には、10週年記念特番を企画してますので、是非お楽しみに!
技術部&パーソナリティ 前川哲和(こてつ)

ラジオ愛に目覚めたのは2014年の市島地域の豪雨災害後に臨時災害放送局を立ち上げたときから始まります。世代的にはラジオ深夜放送を聞いた経験がある年齢ではありますが、長くラジオが生活の中から消えていました。
テレビとインターネットの時代の中で、市島町前山(さきやま)コミュニティセンターから支援物資や、給水車、炊き出しのお知らせをしながら、地域の皆様からお持ちいただいた演歌のCDを流したことが発端となりました。
当時パーソナリティが見つからず技術担当として設備はできたものの中味のコンテンツ提供者不足で、マイクを前に話し始めたのがきっかけとなりました。2015年に現在のスタジオができてからも続いています。
パーソナリティ さくら

FM805のパーソナリティです。ラジオとともに10年、歩んできました。当時、放送局の内装は全て手作業、機材は提供を受けたり持ち寄ったりと、「やりがいと情熱」だけでスタートを切り、応援団様やご支援いただく方々のおかげで今日まで途切れることなく放送を続けてきました。母体は丹波市豪雨災害時に立ち上がった災害FMです。緊急時には市と連携し守る命があり、電波に乗せて遠くに住む家族に情報を伝える任務があります。最近特に、経年劣化による機材の不調が著しく早急な対策が求められますが、見合う資金の目途が立ちません。わが町に誕生した小さなメディアをこれからも繋いで参りたく皆さまのご支援を心からお願い申しあげます。
技術部 岩間一期

技術部に入るきっかけは「こてつ」さんの番組に出させていただき帰り際に「放送の電波を守る仕事を技術部で一緒にやってみないかい?」とのお誘いです。
パーソナリティ、制作、技術など事務局の職員を除いて全員がボランティアで運営している全国的に見ても大変稀な放送局です。
みなさんが聴かれているFM805たんばの放送は普段からスタジオや市内3か所に設置している送信所の点検整備を施しているからこそ皆様に安定した放送をお楽しみいただいています。
「FM805たんば」は災害FMからスタートしています。平時は当然のこと自然災害の時に安心してもらえるラジオ局で続ける必要があり設備の維持には相当な労力がかかっています。
ここまでの体制を維持し続けているコミュニティFM放送局は全国的に見ても大変稀です。一人でも多くのリスナーにFM805たんばの電波が届いてほしい。そんな願いを持って…
一人一人の能力は様々、これまで培ってきている経験や普段仕事をしている職種も違う仲間とともに音響、送受信技術、電気、通信に至るまで1日、1年、10年後に続いていけるように電波を守り続けていきます。
技術部 小林良弘

FM805たんば技術部で機材の保守、修理を担当しています。きっかけは市民放送枠で趣味の音楽の番組をやってみたく養成講座を受けたのが始まりです。
半年間番組をやらせていただいたのですが、局に出入りするうちに前職が電機メーカーのエンジニアという事もあり当時の局長さんから技術部へとのお誘いを受け、少しでもお役に立てる事があればと仲間に入れていただく事となりました。
社会から離れて、のんびり田舎生活を楽しんでいましたが、放送局にかかわるようになってからは、若い人との交流も増え、また新しい技術にも触れ合うこともでき良かったと思っています。
それに加えて技術部メンバーが中心になり「アマチュア無線クラブ局」を立ち上げたことで30年以上昔の趣味がよみがえり、どっぷりと楽しんでいます。
技術部 上山諭

私は技術部加入以前から地元にスタジオのある805たんばがご活躍されていることはSNSを通じて知っておりました。2018-2019年山南町イタリ山開局イベントに参加したこと、定期的に実施されている養成講座にて、現在の技術部の皆様と知り合ったことがきっかけで805たんば技術部に参加しました。
技術部に参加してまず805たんば職員は数人で技術部はボランティアで活動されていることに驚きました。ちょうどその時アマチュア無線技士を取得しており、話すことが苦手でも無線について関われることやFM放送に必要な様々な装置や機材に触れられること、色々な役割があることを知りました。
また地域イベント生中継など参加することもあり、情報共有を技術部の仲間としています。場合によっては悪天候や昼夜問わずスタジオや送信所に出動することもありますが、原則参加できるときに参加するスタイルです。普段の生活では触れることのない刺激や面白さがあると思います。
技術部 佐藤行壽

私は、電気や電波など目に見えないものがとにかく不得手で、苦手なまま人生を終えるのもありかなと思っていましたが、805からの『技術を学んでみたい方』という呼びかけをキッカケに一念発起、苦手分野に少しでも興味を持つことが出来れば、との想いから技術部に飛び込むことにしました。
技術部の一員ではありますが、前述の通り技術に関する知識も技能も持ち合わせていない正真正銘のド素人でしたし、三年目を迎える今でも未だ素人の域を脱してはおりません(苦笑)
だがしか~し、日本のコミュニティーFM放送局の中で、恐らくは日本一の集団であろう805技術部の先輩からの指導で、私の心には確かな火が点っている感覚を覚える今日この頃です。「一番優れた技術者は相手の心に火を点ける」
リターンについて
①5,000円 | 全力応援コース - お礼のメール
②10,000円 | 全力応援コース - お礼のお手紙&ステッカー
③10,000円 | ラジオでお名前とメッセージ紹介
④10,000円 | パーソナリティー/製作陣とお食事会
⑤12,000円 | 丹波産コシヒカリ 新米5kg & ステッカー
⑥15,000円 | 番組出演権(個人向け)
⑦15,000円 | 放送局スタジオ&中継所見学ツアー
⑧36,000円 | 年間番組スポンサー(10秒広告)
⑨60,000円 | オリジナル番組制作(法人向け)
※それぞれのリターンは複数選択していただくこと可能です
資金用途
2025年 登録検査費用:80万円
2028年 登録検査費用:60万円
5年以内 APS(自動番組制御装置)更新費:400万円
5年以内 送信機5台更新費:200万円(40万円/1台)
その他費用:60万円
合計:800万円
最新の活動報告
もっと見る目標金額達成!皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。
2025/08/05 14:412025年6月20日に開始した805たんばクラウドファンディング「FM805たんば存続の危機!これからも地域に根差した情報発信をするために。」は、2025年7月31日、をもって終了いたしました。はじまりは苦しい状況でしたが支援の輪は少しづつ広がりを見せ、ついに目標の100万円を達成することができました。SNSなどでの数多くの拡散・シェア、お知り合いへのご紹介・お声かけなど、皆様にたくさんのご尽力をいただきましたこと、深く感謝申し上げます。直接お会いしてお礼を申し上げられないのが心苦しい限りではございますが、今後も皆さまとのご縁を大切にしながら、より良い未来に続くコミュニティFM局を進めていく所存です。重ねて皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。 もっと見る残り7日間!ご支援ありがとうございます。
2025/07/24 23:50805たんばのクラウドファンディングに協力してくださった方々「本当にご支援をいただきありがとうございます。」私たちのプロジェクトにご賛同頂きありがたいです。多くの方々がビジョンや目標に共感し、支援してくださったことは、私たちにとって非常に意義深く、勇気を与えてくれるものでした。 より多くの方へ今回のチャレンジを伝えていきたいので、もし可能であればこのプロジェクトを周りの方々や、SNSなどにシェアして頂けると幸いです。重ねて皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。 もっと見る
たくさんのご支援、ありがとうございます! そして新リターン追加のお知らせです
2025/07/16 15:07皆さま、温かいご支援・応援、本当にありがとうございます!クラウドファンディング開始からここまで、たくさんの方にご支援いただき、スタッフ一同、心より感謝しております。ひとつひとつの応援の言葉やご支援が、大きな力になっています。さて本日は、新たに追加したリターンについてのお知らせです!丹波の名店「やながわ」さんのどら焼き3個セットが新しく仲間入りしました。地元で長年愛される銘菓を、この機会にぜひ味わっていただきたいと思い、特別にご用意いただきました。「応援したいけど、まだリターンを迷っている…」という方にもおすすめの、気軽にご参加いただけるセットです。残り約2週間となりましたが、引き続き応援よろしくお願いいたします! もっと見る






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