SOPHILDというブランドの種は、アンティークの香水瓶から着想を得て生まれました。そのかつての時代を象徴するような優雅な印象から、最初から深く迷うことなく自然とシェルを選んでいたように思います。その後進めるなかで改めて貝について調べてみると、SOPHILDの価値観にぴったり重なるモチーフだと感じました。たとえば、貝は大昔からそのままの姿で美しく、装飾品として用いられてきた素材です。平安時代には、貝覆いや貝合わせ、歌貝といった遊びを通じて貴族の人々に親しまれてきました。ルネサンス期の絵画にも登場し、ボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』では、女神を運ぶホタテ貝が豊穣や生命の象徴として描かれています。現代での貝殻は土に還る素材として肥料に、アップサイクルによってタイルや雑貨へと姿を変えるなど、新しい使い道も生まれています。長い間愛されてきた存在でありながら、これからの暮らしの循環にもつながっていく。そんな貝のあり方に、SOPHILDが目指す「過去と未来をつなぐ静かな豊かさ」が重なりました。そのため、第一作のモチーフとしてだけでなく、ブランドを象徴するアイコンとしてロゴにもシェルを採用しました。
こんばんは。本日はブランド名 "SOPHILD(ソフィルド)" の由来についてお話しします。"SOPHILD"という名は、fill (詰める) や filled (満たされた) という意味洗練されたさまを表すsophisticated (ソフィスティケイテッド)を掛けあわせて名づけました。 中身を詰めて使う"化粧瓶"の特性と手にした方の暮らしや感性が満たされていくようにという願いを重ねています。 意味と音の響きの美しさを大切にした名前です。どうぞよろしくお願いします。




