はじめに、この度岩手県大船渡市で発生した山林火災により、犠牲になられた方におくやみを申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。一刻でも早く皆様の日常生活が戻ることを切に願っております。
本プロジェクトでは、今回の山林火災被災地域の復興の援助につながるリターンをご用意いたしました。微力ながら大船渡市に酒蔵を構えるわたしたちなりの支援をさせていただきたいと考えています。そして今後、この件だけで終わらずに、一日も早い復興のためにできることをしていきたいと思います。
「みんなのさかぐら」を一緒に育てる仲間を探しています
このクラウドファンディングは、資金援助を募るものではありません。
「みんなのさかぐら」をともに育て、盛り上げてくれる仲間を募集しています。
・ いち早く醸造体験に参加し、酒づくりの楽しみを分かち合ってくれる人
・ 一番にファーストプロダクトを味わい、その魅力を確かめてくれる人
・ 「もっとこうしたら?」と率直な意見やアイデアを共有してくれる人
・ 大船渡の地を一緒に盛り上げたいと思ってくれる人
そんな方々にご参加いただき、おつながりになりたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。
ご参加いただいた方々とは、定期的かつ継続的な対話を重ねて、「みんなのさかぐら」をともに育てていきたいと考えています。関わり方は人それぞれ、どんな形でもいいと思っています。とかく「みんなのさかぐら」をわたしたちだけのものではなく、みんなと一緒に育てていく場所にしていきたいと思っているのです。
ともにお酒とブランドをつくり育てていただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご支援・ご参加よろしくお願いします。
ご挨拶

はじめまして「みんなのさかぐら」です。わたしたちは、2025年7月に、岩手県の海のまち大船渡市にクラフトサケの酒蔵をつくります。
クラフトサケとは、日本酒(清酒)の製造技術をベースとして、お米を原料としながら従来の「日本酒」では法的に採用できないプロセスを取り入れた、新しいジャンルのお酒、です(クラフトサケブリュワリー協会より)。具体的には、お茶の葉や果物などの副原料を発酵のタイミングに合わせて加え、日本酒よりも個性豊かにつくります。
そんな自由な酒づくりに魅了された、素人3人が始める酒蔵です。だからって、わたしたちだからこそできる前例のない酒づくりを!素人だからこそできる革新的な取り組みを!なんて、大それたことは思っていません。
酒づくりって、楽しいんですよ。初めて飲んでおいしかったあのときの驚きや実際につくってみたときのあのドキドキが忘れられなくて、そんな感動をできるだけ多くのみなさんと共有したいだけなのです。
もしもご共感いただけたら、このあとの文章も読み進めていただき、さらに宜しければ本プロジェクトにご支援・ご参加いただけたらとても嬉しいです。
「おさけをみんなのたのしみに」したい。
わたしたちが「みんなのさかぐら」で実現したいことは、「おさけをみんなのたのしみに」することです。

どうして、自宅で酒づくりをやっちゃいけないのだろう?
どうして、日本酒の酒蔵はもう新しく作れないのだろう?
どうして、お酒が入ると説教しちゃう人がいるのだろう?
どうして、アルコールがダメな人は宴席にいづらいのだろう?
どうして、子どもはお酒を飲めないだけでなく、関わることまで制限されるのだろう?
お酒は、閉じた特別なものとして扱われてしまいます。わたしたちはそれをもっと開いたものにしたいです。
お酒を、酒づくりを、限られた人だけのものでなく、もっとみんなに開かれたものにする。
だって、お酒はただ美味しくて、お酒のある席はただただ楽しくて、お酒を飲む時間はとにかくバカみたいな話をして、みんなが笑っている時間であってほしいと思うからです。それに、きっと、自分がつくったお酒をみんなで集まって笑って飲むのは最高だと思うのです。
そんな場所を、わたしたちは作りたいのです。
誰もが杜氏になれる「みんなのさかぐら」をつくる。

「みんなのさかぐら」は、「その他の醸造酒製造免許」を取得し、「どぶろく」と「クラフトサケ」をつくることができる醸造所になります。そして、単に酒づくりをするだけではなく、陶芸体験のように酒づくりができる醸造体験を提供します。
陶芸体験のような醸造体験「#素人醸造」を提供する。

みんなのさかぐら酒づくり責任者である佐々木悠のレクチャーのもと、自由な考えで、好きな酵母や原料で自分だけのお酒をつくれる体験です。子どもからおじいちゃんまで、素人でも自由にお酒を造れます。名付けて「#素人醸造」。つくったお酒は購入できるだけでなく、その場で飲んでいただくこともできます。
海のまち大船渡市で「地元とともに」個性的なお酒を生み出す。
[穴通磯写真:提供/大船渡市]
みんなのさかぐらを建てる、大船渡市は、岩手県の沿岸南部に位置し、漁業や農業などすばらしい自然資源を誇る地域です。さらに、三陸復興国立公園の代表的な景勝地として知られる碁石海岸や三陸沿岸の最高峰五葉山県立自然公園など、自然豊かで風光明媚かつ、夏は涼しく冬にはほとんど積雪が見られず、比較的温暖な心地の良い気候です。

そんな大船渡で飲むお酒は、きっと気持ちがいい!素敵な醸造体験で、大船渡にたくさんの人を呼びます。そして、地元の事業者様と協力をして、原料に海産物を使うなど、クラフトサケならではの自由な発想で、「地元とともに」個性的なお酒を生みだします。みんながつくったお酒がボトルキープされていて、それを飲みに全国から集まったみんなが楽しく笑える場所にします。
ピュアな気持ちを忘れない「素人発想」を大事にしたい。
自分たちが、本当に楽しい、美味しいと思える、感動をできるだけ多くのみんなと共有する。ピュアな気持ちで、みんなで楽しめるお酒を、みんなとつくる。それを続けていくために、わたしたち3人が「素人発想」を大事に、みんなのさかぐらを運営していきます。

C酒O(チーフ酒づくりオフィサー) / 佐々木悠
1995年11月20日生まれ 29歳 宮城県気仙沼市出身 宮城県気仙沼向洋高等学校卒
お酒とは無縁の生活でしたが、大船渡市に酒蔵を立ち上げるプロジェクトの話を伺い、お酒を造ることに興味を持ち、プロジェクトに参加。浅草にある木花之醸造所さまで蔵人として半年間お酒造りを学ぶ。正真正銘の全てゼロからスタートの人が造る素人醸造をお楽しみください。

C素O(チーフ素人オフィサー) / 大沼新一
このたび、クラフトサケ事業を始めることになりました。酒造りはまったくの素人ですが、だからこそ常識にとらわれず、“面白くておいしい酒”を目指していきたいと思っています。甘すぎたり、しょっぱかったり、いい意味でクセのある味。そして味だけでなく、誰と、どこで、どんな会話と一緒に楽しむか。そんな“飲まれ方”まで想像してつくる、シチュエーションごと面白いお酒。クラフトサケの可能性に、素人らしい感性で挑戦します。
C飲O(チーフ飲酒オフィサー) / 新山靖之
2021年から社内の新規事業担当へ。サケはつくるよりも飲むことが圧倒的に好きなことから“C飲O(しーいんおー)”になりました。飲む専門家として、日々試飲に励むのが仕事(本気)。最高の一杯を届けるため、今日も“飲む責任”を果たしていきます!
リターン
ここまでお読みいただきありがとうございました。「みんなのさかぐら」にご共感していただけましたら、ぜひ以下リターンでのご支援・ご参加をよろしくお願いいたします。また全てのリターン金額の20%を大船渡市の山林火災被災地域の復興の援助に充てます。なお、この酒蔵は、応援してくださる一人ひとりと一緒に育てていきたい。だから、支援額にかかわらず、みなさま全員のお名前を酒蔵に刻ませていただきます。(希望される方のみ)“みんなのさかぐら”を本気で形にしていきます。
・メッセージ+ステッカー:¥933(税込¥1,026)
・Tシャツ:¥5,000(税込¥5,500)
・グラス:¥5,000(税込¥5,500)
・酒(初仕込み酒)2本:¥5,000(税込¥5,500)
・酒づくり体験:¥15,000(税込¥16,500)
・完成披露会:¥20,000(税込¥22,000)
※上記組み合わせのリターン品をご用意しています。
※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方は[お酒]のリターンを選択できません。
プロジェクトが目指す未来
わたしたちが目指すのは、「おさけをみんなのたのしみに」することです。そのために「みんなのさかぐら」をできるだけ多くの様々な方々が集まり、お酒をつくれる場所にしていきます。たとえば、「#素人醸造」においては、現地で醸造体験できるだけでなく、OEMという形で個人の受託製造を行い、それらが専用サイトでの公開・販売ができるようにもしたいと考えています。さらにこの「#◯人醸造」という、あらゆる属性の人々を巻き込めるコンセプトで、さらに個性豊かな醸造体験とお酒をつくっていきます。
2026年
#素人醸造:素人OEMを開始。専用サイトでの公開・販売を開始。
2027年
#玄人醸造:醸造長渾身のラインナップを展開
#住人醸造:地域コラボラインナップを展開
2028年
#助人醸造:ほか醸造所コラボラインナップ
#商人醸造:企業コラボラインナップを展開
2029年
#罪人醸造:酒造りのタブーを犯すラインナップ
#子人醸造:子供たちの自由な発想でつくるお酒
支援金使途
支援者のみなさまに、酒づくりの楽しさや醸造所の雰囲気を体感してもらうイベント運営費として活用させていただきます。大船渡自慢の素材を使った酒づくりから、特別試飲会や、醸造体験ツアーの実施を目指します。あなたの支援で、わたしたちが描く「みんなが楽しめる」体験を実現します。また全てのリターン金額の20%を大船渡市の山林火災被災地域の復興の援助に充てます。(寄付先:令和7年大船渡市大規模林野火災に伴う大船渡市災害義援金・災害見舞金の受付)
※大船渡市役所さまより掲載許可承諾済み
〔災害義援金寄付までのスケジュール〕
2025年7月 クラウドファンディング開始
8月 クラウドファンディング終了
上記義援金受付口座へ寄付
スケジュール
2025年7月 酒類製造免許交付
醸造スタート
クラウドファンディング開始
8月 クラウドファンディング終了
初仕込み酒完成(予定)
9月 一部リターン品の発送
オンラインショップ開設(予定)
自社栽培酒米『ぎんおとめ』収穫(予定)
10月 「みんなのさかぐら」完成披露会開催(予定)
酒づくり体験開催(予定)
※仕込状況・品質次第により、スケジュールが変更となる場合がございます。
あらかじめご了承くださいませ。
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1.販売場の名称及び所在地
名称:みんなのさかぐら
所在地:岩手県大船渡市猪川町字久名畑4番地6
2.酒類販売管理者の氏名
佐々木 悠
3.酒類販売管理研修受講年月日
令和7年1月28日
4.次回研修の受講期限
令和10年1月27日
5.研修実施団体名
一般社団法人 日本ボランタリーチェーン協会
最新の活動報告
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【ご報告】大船渡市山林火災お見舞金について
2025/10/01 12:00このたびのクラウドファンディングにて、延べ54名の皆さまから 342,632円 のご支援をいただきました。改めまして心より御礼申し上げます。いただいたご支援のうち、20%にあたる 68,526円 を、大船渡市の大規模山林火災のお見舞金として寄附させていただきました。(岩手銀行 大船渡支店 普通預金「大船渡市災害義援金(林野火災)」口座へ、10月1日付にて振込手続きを完了しております。)今回の火災は、市内の広範囲にわたって延焼が続き、地域の方々にとって大きな出来事でした。私たちの酒蔵も大船渡という土地に根ざして活動していく以上、少しでも地域の力になれるようにと考え、この寄附を行いました。「みんなのさかぐら」という名前の通り、皆さまから託された想いを地域と分かち合いながら、一歩ずつ歩んでまいります。改めまして、クラウドファンディングにご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。これからも、大船渡と共に育つ「みんなのさかぐら」をどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
クラウドファンディング終了とリターン発送完了のご報告
2025/09/08 12:06ご支援いただいた皆さまへこのたび、約45日間にわたって挑戦してまいりましたクラウドファンディングが、無事に終了いたしました。そして、先週末にはリターン品の発送もすべて完了いたしましたので、ご報告させていただきます。お手元に届いたときに、皆さまの笑顔を少しでも引き出すことができれば、これ以上の喜びはありません。ひとつひとつのリターンには「みんなのさかぐら」の想いと、皆さまへの感謝の気持ちをぎゅっと込めています。ぜひ楽しみにお受け取りください。今回のプロジェクトは、私たちだけでは到底実現できなかった挑戦でした。ご支援いただいた皆さまの応援と後押しがあったからこそ、ここまで歩むことができました。本当にありがとうございます。これからが本当のスタートです。「みんなのさかぐら」がどのように成長していくのか、その歩みを引き続き活動報告やSNSを通してお届けしてまいります。ぜひこれからも一緒に見守っていただければ嬉しいです。改めまして、ご支援・ご声援に心より感謝申し上げます。そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします!また、記載通り今回のご支援額の20%は支援金の入金後に大船渡市役所さまへ寄附いたします。こちらも寄附が完了しましたら改めてご報告申し上げます。 もっと見る
「本日最終日。未来へ乾杯!」
2025/08/31 12:00今日が最終日です。ここまで一緒に走ってくださったみなさん、本当にありがとうございます。私たちにとってこの挑戦は、ただのクラウドファンディングではなく、「未来の乾杯をつくる」ための大きな一歩でした。ゴールは今日で一区切りですが、「みんなのさかぐら」の物語はここから始まります。完成した蔵でお酒を仕込み、仲間と笑い合い、乾杯をする。その未来を、一緒に迎えられることが本当に楽しみです。最後の瞬間まで、未来をつくる仲間を募集します。どうか最後までご一緒ください! もっと見る





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