「妊娠・出産・子育て」で悩んでいる人々に演劇公演の配信を無料で届けよう!

2025年11月に北海道札幌市内で上演する「妊娠」「出産」「子育て」に焦点をあてた演劇作品を期間限定で無料公演配信したい!

現在の支援総額

731,000

104%

目標金額は700,000円

支援者数

77

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/06/20に募集を開始し、 77人の支援により 731,000円の資金を集め、 2025/09/07に募集を終了しました

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現在の支援総額

731,000

104%達成

終了

目標金額700,000

支援者数77

このプロジェクトは、2025/06/20に募集を開始し、 77人の支援により 731,000円の資金を集め、 2025/09/07に募集を終了しました

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正子さんの作品を初めて観たときの衝撃は、今でも忘れられません。


その舞台には「怒(いかり)」というコンセプトがありました。

お芝居が始まってすぐ、私の頭の中には「???」がたくさん浮かんできました。


というのも、舞台上はとにかく明るくて、俳優たちは楽しそうに駆け回っているんです。

「えっ?これが“怒”?どういうこと?」と、混乱しながら観ていました。


けれど、お客さまたちは、そのテーマとのギャップに惹き込まれるように、どんどん舞台に集中していきます。

そこから少しずつ、「ここはどこなのか」「この状況は何なのか」「俳優は何を演じているのか」が、言葉に頼らずとも、自然と理解できていくんです。


そして最後には、私の中にも確かに「怒」が残っていました。


「苦しい」「ムカつく」「嫌だ」「好き」「愛してる」

感情や状況を言葉で説明することはできます。

でも、それを“実感として”観客が受け取ることって、そう簡単にはできることじゃありません。


あとから作品を振り返ると、たしかに俳優たちは明るかったけれど、照明は薄暗くて、温かみがなかったことに気づきます。

つまり私は、知らず知らずのうちに、演出家の手腕にしっかりと乗せられて観ていたわけです。


「こんなの思いつかんやろ!すごいっしょ!」という、演出の“にっこり顔”が見えるような舞台も、私は大好きです。

でも、一瞬たりとも“演出の顔”が見えないのに、「たしかに、これを伝えたかったんだな」とわかるような演出には、本当にしびれました。


「こんな作品を作れる人が、札幌にいたのか?!」と、衝撃を受けたのを覚えています。


正子さんの舞台は、確かな実感をもって観客一人ひとりに語りかけてくれます。


今回の『コウノトリが飛ぶ島国で、この部屋で』という作品を考えたとき、

プロデューサーとして「面白い舞台」にするのは当然の目標です。が!

ただ「面白かったね」「舞台ってすごいねー」で終わらせたくはなかったんです。


今の私たちの生活に、ほんの少しでも“実感”を残せるような作品にしたくて、正子さんにお願いしました。

今まさに、脚本執筆を進めてくださっていますが、彼女は本当に心を削って、この作品に向き合ってくれています。

あーーー!早く皆さんにお見せしたい!!


そして今回出演する、歴戦をくぐり抜けてきたキャストたちが、正子さんの手によってどう料理されていくのか……楽しみでしかありません(笑)

もしかしたら、一番この公演を楽しみにしているのは、私かもしれませんね。


この舞台を観に来たら、きっとあなたも正子さんのファンになるはずです。

どうぞ、お見逃しなく!


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