
こんにちは、うゑるかをる を運営します、鍼灸師の植田です。
プロジェクトをスタートして約10日が経過いたしました。現在、19%の達成です!早々にご支援いただきまた皆様、ありがとうございます!
引き続き精進してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします!
第2回目の活動報告では、ブランド立ち上げのきっかけと、香艸茶に込めた想いをお届けします。
なぜ“お茶”なのか?どんな人に届けたかったのか?ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
「薬膳茶」に込めた想いと、原点のエピソード
私は、高校卒業後に鍼灸の専門学校へ進学し、それ以来ずっと鍼灸の道を歩んでいます。東京都・清澄白河の地で独立開業して13年目、鍼灸師として通算したら早20年近くなります。
たくさんのお客様を診ていく中で、本当に心身を酷使して頑張っている方が多いなぁ、と思いました。特に、交感神経がフル稼働の方がとても多い…。もちろん、鍼灸はそういったケースにはとても効果的ではあるのですが、やはり毎日できるものではありません。そのような中でお家でも手軽にできる養生として、瞑想やヨガに着目し、もっと手軽に…と考えた時に、何もしないでぼぉーっとすることも、同等の効果があるのではと思いつきました。
私も頭がパンパンになったときには、ぼぉーっとコーヒーやお茶と共にリフレッシュします。そういった背景から、せっかくであれば薬膳的な素材で作ったお茶を作って、それと共に一息つく習慣を提案したい…と思い立いたったのが、香艸茶のはじまりです。
『病は気から』という言葉があるように、少しリラックスすることで防げる不調もあると考えています。そんなことを意識してもらえるきっかけになれば…と思っています。
立ち上げ当初の想いと、3年間の試行錯誤
香艸茶の立ち上げは、コロナ禍がまだ落ち着かない頃。鍼灸治療はお客様の体に触れることが当たり前ですが、コロナ禍ではそれが嫌厭されてしまいました。そうなると、私もお仕事ができません…。その反面、慣れない環境の変化で多くの方が心身の不調を抱えていました。そんなときこそ、鍼灸が効果的なのに…。
そんな歯痒い思いを抱えながら、今、私ができることはセルフケアの提案しかないな…。と考え、その結果、香艸茶が生まれました。
とはいえ、これまで鍼灸師としてしか生きてこなかった私は、商品開発や製造、販売は全く初めてのことです。全てを手探りでやってきた3年間でした。
もちろん、本業の美容鍼灸サロンも運営しながらだったので、本当に大変でした。なかなか成果に結びついてこず、もっと広告費をかけるべきか…と悩んでいたところに物価高で原価も上がり…。これではもう続かないかもしれない…。と半ば諦めかけていました。
そんな中、年始にお茶のイベントに初参加をし、多くの方に『美味しい!』と言っていただけたこと、決して多くないECサイトの売り上げの中、リピーター様がいらっしゃることが重なり、少なからずファンの方がついてきてくださっていることを実感しました。そのような嬉しい経験から、簡単にやめてはいけないな!と改めて奮い立った次第です。
香艸茶に込めた願い
自分をいたわる、一日一杯、一息の習慣をー。
休むことはとても簡単なことだけれども、少し意識をすることでぐっと効果的になると思っています。
鍼灸治療は、古来より伝わる日本の伝統医療ではありますが、そのシェアはまだまだ小さなものです。ですが、お茶を飲むことは我々日本人はすでに習慣化していること。そのお茶を飲んで一息する行為が、ほんの少しでも東洋医学や鍼灸への架け橋になればいいなぁ、とも考えています。
次回予告
次回はブレンドの紹介についての記事を書きたいと思っています!
忙しい毎日に、香艸茶が小さな癒しを届けられますように。
引き続き、応援よろしくお願いいたします!





